今夜の米CPI待ち
このところの為替マーケットは、
膠着状態が続いている。
昨日のPPIは、予想対比より
少し高めの数字だった。
しかしマーケットの反応は限定的だった。
FOMC議事要旨はほぼ予想通りの内容で、
現時点で振り返って見れば、ややタカ派的
と解釈できる内容だったと思うが、
それでも、あまり動かなかった。
本日の米CPIを待っていたとも言える。
予想は対前月比0.3%、対前年比3.6%。
前回よりも低い数字が予想されている。
PPI同様、やや強い内容であれば、
素直にドルは買われるかもしれない。
弱ければ売りだろうが、ドル円に関して
言えば、下げは限定的だろう。
パレスチナ情勢が緊迫しており、
何か不測の事態が起こった場合、
市場の動きも違ったものにならざるを
得ない時もあるかもしれない。
そうした思いも、
市場を膠着させているのだろう。
とりあえず、結果を見て動きたいところ。