ニック・ティミラオス氏のWSJ記事に金利低下
昨日、ニック・ティミラオス氏が
新しい記事を出した。
長期債利回りの上昇で、政策金利を
据え置く可能性が高まったという内容だ。
この記事を受けて、米2年債は
5%を割り込み、10年金利も
最も高い4.88%から0.3%も低下した。
本日、FOMC議事要旨の発表となるが、
タカ派的と解釈されたFOMCだったので、
実態の開示が求められる。実際の内容が
市場が過剰解釈したほどでなければ、
米金利が更に下がることになる。
しかし、それほど単純な市場
でもないだろう。ドル円は
147.00-150.00円前後に
抑え込まれつつあるようだ。
149円台は売りが多い。その一方、
148円すら割れなくなっている。
イスラエルとハマスの戦闘状況次第では、
中東全体を巻き込んだ争乱となり、
それが第3次世界大戦の引き金に
なりうることが懸念されている。
そうはならないとは思われるが、
状況を注視していきたい。