介入警戒強い中、ドル続伸

当局筋から何度も牽制発言が続き、
介入警戒感が強い中、
ドル円はじり高となっている。
ドルは対円のみならず、ユーロ、ポンド、
スイスフラン、豪ドルと、
他の多くの通貨に対して上昇している。

先のFOMCにおいて、
“Higher for Longer”が
確実なものとなった。
高い金利が向こう1-2年続くとなれば、
その間の金利だけでも
なかなかの収入になる。

特に日本では、介入警戒が強いとは言え、
インフレで確実に手持ちの資金が
減価していくが、それに対し政府も日銀も
円を守ろうとはしない。
預金者の資産防衛が
円を暴落させる道筋が見えてきた。
介入すれば、ドル円は落ちるだろうが、
その時は大挙して
円売りが浴びせられるはずだ。

円下落は時間の問題。
ドル円ロング続行だろう。