日銀政策変更なし
本日開催された
日銀政策決定会合において、
日銀は政策変更なしを決めた。
会合後の会見では、
「年内のマイナス金利解除も選択肢」
との読売新聞インタビュー記事に関して
集中したが、総裁は
「物価目標実現が見通せる状況になれば」
との前提条件付きであることを強調し、
「現状は見通せる状況ではない」、
「政策修正時期の決め打ちは
到底できない」と一蹴した。
年内マイナス金利解除観測が
全否定されたため、
日本国債10年金利は低下し、
ドル円は148円台に回復した。
ただ、ドル円はいつでも
介入が入る可能性があり、
上値を買うことには依然慎重。
しかし、本日の会見で方向性としては
円安しかありえず、時間の問題で
高値更新していくことになりそうだ。
米金利の上昇もあり、
ドルは対ユーロや対ポンドでも
上昇余地がありそう。
特に英国の非製造業PMIは低下し、
ポンドは下値を試しそうだ。