三井住友銀行がドル定期預金の金利を 0.01%から5.3%に引き上げると発表した。 高金利を求める顧客に、配慮したと 思われるが、これまで0.01%しか 金利を付けなかったというのも驚きだ。
大手銀行が外貨預金に 競争力のある金利を付けたとなれば、 これが日本からの資金流出を 促す役割は果たすだろう。 日銀の超緩和的金融政策もあり、 大きな円安要因だ。おそらく、 三菱UFJやみずほも追随するだろう。
マーケットは明日のFOMC待ち。 ほとんど動かない。 FOMCでは政策変更はないだろうが、 タカ派的なスタンスを示す可能性がある。