中国、iPhone使用制限を地方政府・国有企業に拡大
鈴木財務相の牽制発言により、ドル円が
146.59円へ急落したと言われている。
発言内容に特別変わったところはない為、
本当に鈴木発言が理由かどうかは
分からないが、おそらく147.00円以下の
ストップロスオーダーを
トリガーしたかったのだろう。
小さなフラッシュ・クラッシュにも
見える為、ドル円は底が
入ったのかもしれない。
金利差だけを考えれば、
円高になる要素は見えない。
しかし、中国による米製品への攻撃が
今後も続く場合は、
米企業の業績低下により、
米国株は下落、リスクオフの円高、
というシナリオはありえるだろう。
スケジュール的には、
本日重要な経済指標はなく、
来週がポイントとなる。
13日 (水)の米消費者物価指数は
3.6%への上昇が予想されている。
ただ、それぐらいであれば、米国が
さらなる利上げに動くことはないだろう。
そして、14日 (木)のECBは、
利上げ回避となり、ユーロドルが
売られるというシナリオはありえそうだ。