米経済指標への注目高まる
昨日のJOLTS(雇用動態調査求人件数)は
882.7万件と予想946.5万件を
大きく下回った。求人が少なくなれば、
賃金の上昇も抑えられ、
インフレ抑制につながるとの連想から、
米金利が大きく低下し、
ドル円は急落した。
JOLTSの数字が、米経済のピークを
暗示するのであれば、今後ドル安に
トレンドが変わる可能性もあり、
米経済指標への注目が高まるだろう。
本日はADP雇用統計。このところ、
ADPは好調な数字が続き、
米雇用統計以上の結果となっている。
前倒しで好結果が出ているのであれば、
その分、本日以降の数字は
悪くなる可能性がある。
今日の数字が悪ければ、
ドル円は再度下落するだろう。