雇用統計待ち
米雇用統計が発表される。
米経済回復を反映し、
予想される数字は劇的に大きなものだ。
前回は91.6万人だったが、
今回は100万人以上となりそうだ。
失業率も予想は5.8%だが、
おそらくもっと低くなるだろう。
しかし、こうした強い数字も完全に織り込まれている。
いくら強い数字が出ても
「織り込み済み」となるのであれば、
どんな数字でもドル売りなのだろう。
ユーロドルは早期のテーパリング観測により
堅調に推移している。
経済の絶対水準は米国が良いのだが、
正常化への意欲は欧州の方が強そうだ。
その意味では、ユーロドルの堅調推移を予想したい。