本日午前2時に日経がリーク報道したが、 日銀はYCC修正に動いた。しかし、 当初の表現が「金融緩和の持続性を 高めることが適当」であったり、 0.5%程度のレンジ幅が そのまま残ったことから、市場は混乱し、 最初の反応はドル円上昇、 株価上昇となった。
しかし総裁会見では、長期金利の変動を より市場に委ねると植田総裁は発言し、 より市場実態にあった方向に、YCCを 変化させる意図を明確に伝えた。
1.0%が新たな長期金利の 事実上の上限になり、実質的に YCCバンド幅拡大と 解釈されるべき内容になっており、 目先はJGB金利を見て、 ドル円はサポートを探ることになりそうだ。