米金利上昇懸念でリスクオフ
昨日の為替市場は、
アジア時間に中国軍機が
台湾の防空識別圏(ADIZ)に侵入したとの報道に
リスクオフとなり台湾株が下落、
そして米国時間ではイエレン財務長官が
「経済が過熱しないよう金利は幾分か上昇する必要がある」と発言したことで、
ナスダックを中心に株価は急落し、リスクオフとなりました。
しかし、ダウが結局プラス圏で引けたように、
こうした金利等による一時的なリスクオフは、
長続きしない場合が多い。
市場に対し、金利上昇に向けて
地ならししているだけであろう。
とは言え、金利上昇に対する懸念が暫く続くので、
高値をガンガン買っていくこともなくなる。
今後は丁寧なレンジトレードが必要となるだろう。
明日の英中銀はテーパリング観測が強く、
ポンドはやや買われ気味だが、
終わった後は少しがっかりすることになるのではないだろうか。
ポンドにも妙味がありそう。