米CPIが次の焦点
本日の東京市場では、
実需買いにドル円は反発し、
一時143.00円に達したが、
海外勢のドル売りに、
142円台前半へと逆戻りの展開だった。
先週金曜日の雇用統計で、
雇用増が予想を下回ったことから、
ドル売りが優勢となった。
上昇していた米2年金利も
5%台を維持できず、
ドル円は142円ちょうど近辺まで下げ、
重い展開が続き、本日のアジア市場でも
ドルは下落基調をたどるかと思いきや、
実需筋の買い意欲の強さに驚かされた。
しかし、戻りではやはり、
海外勢の売りがかぶさってくる。
次の焦点となる米CPIだが、
かなり低い数字になると予想されている。
対前年比3.1%は、2%に近い。
もっともコアの数字の予想は、
対前年比5.0%だ。