FOMCを意識しての相場展開になりそう
ゴールデンウィーク前の最終週となるが、
今年は旅行できるわけではないので、
旅行者による外貨買い、海外旅行客による円買い、
双方とも期待し難い。東京時間は静かな動きが続きそう。
一方、今週はFOMCが開催され、
テーパリングに関することを
何か言うのではないかという期待が高まっている。
しかし、その期待は裏切られそうだ。
一つには、FOMCによる前回の決定を見ると、
利上げは2024年からである。
そうなるとテーパリングは2023年初めからになる。
テーパリングを示唆する言葉も2022年夏となり、
まだまだ先だ。
しかも、増税の話がある。
金利を上げるのではなく、増税や財政引き締めで
金融環境を引き締め気味にする公算であり、
そうなると、ますます利上げは遠のく。
利上げ期待が失望させられる週と考えたい。