3者会合で円買い戻される
ドル円は140.93円と高値を更新したが、
3者会合のニュースに
140円台前半へと叩き落され、
欧州市場で米金利が低下すると
140円割れとなった。
このタイミングで3者会合というのは、
少し早い。それだけ、政権側では
円のレベルを気にしていると言える。
おそらく、選挙は近いのだろう。
昨年は3者会合でも、
ドル円は特に変化はなかったが、
本日は円高にシフトしている。
昨年の介入で損失を被り、
介入を警戒するプレーヤーが多いのだろう。
本日の米金利低下は、
債務上限問題解決で、
米国債買いが出ていること、
また、民主党と共和党の合意で
過度な財政支出が
抑えられることになったからだ。
しかし、大きな変化でもないだろう。
目先、ドル円は調整もあるかもしれないが
基本的には押し目買いだろう。