主要なカウンターパートに対しGBPが上昇し、ユーロ圏の小売売上高が予測を上回り、インドルピーが株価とともに下落しました。

•GBPは、AUDやEURなどの主要なカウンターパートに対して上昇
•ユーロ圏の小売売上高は予想を上回っていますが、EURのサポートは限られている
•COVIDの症例数が新記録を達成したため、ルピーはインドの株式市場とともに転落

今朝、GBPと、AUDやEURを含むいくつかの主要なカウンターパートとの間の為替レートが上昇しています。 GBPAUDは現在、プレス時に約1.8075で取引されており、約0.34％増加しています。 GBPEURは現在約0.12％上昇して約1.1545で取引されています。英国は封鎖の第2段階に入り、小売業者、美容院、美容トリートメント、屋外営業が社会的距離のガイドラインに基づいて再開されました。その結果、中小企業連盟が実施した調査によると、中小企業の企業信頼感は積極的に高まっています。オーストラリアでは、RBAは先週、緩やかな金融政策を確認しましたが、ワクチンの展開による望ましくないニュースは投資家の間で懸念を引き起こします。血栓の可能性があるため、オーストラリアでは50歳未満の方にはアストラゼネカワクチンは提供されなくなります。これにより、予防接種スケジュールが遅れる可能性があり、AUDにもいくらかの圧力がかかります。

ユーロ圏にはいくつかの良いニュースがありますが、通貨へのサポートは限られたままです。 2月の小売売上高は、MoMベースで3.0％増加し、コンセンサスを1.5％上回りました。ユーロスタットによると、小売貿易量は非食品で6.8％、自動車燃料で3.7％増加しました。一方、食品、飲料、タバコは1.1％減少しました。加盟国の中で、オーストリア（+ 28.2％）、スロベニア（+ 16.4％）、イタリア（+ 8.4％）が利益をリードしています。主要経済国の中で、フランスは-1.2％、ドイツは+ 1.2％となっています。主要経済国からの印象的なデータは、このリリースがEURにより多くのサポートを移すことができなかった理由の1つである可能性があります。現在、EURUSDは約0.18％下落して1.1889で取引されています。

インドでは、急増するコロナの症例が経済の縮小を悪化させるかもしれないという懸念の中で、現地通貨は株で急落しました。すでに過去70年間で最悪となっています。 INRはUSDに対して大幅に下落し、USDINRは2020年8月以来初めて75を超えました。現在、ペアは約0.5％上昇して約75.353で取引されています。日曜日に、インドは168,912人の新しい感染を報告し、合計で1,300万を超えました。インドの病院はベッドが不足していますが、予防接種センターはワクチンの供給不足のために人々を遠ざけています。