ドルの反転相場は続くか
昨日もドル下落相場が続いた。
イースター明けの相場は、
ユーロドルが反転し、
ドル円が天井を付けるという展開だが、
昨日のドル円下落はかなりスピードが速く、
大口顧客がポジションを閉じている可能性がある。
背景には、米長期金利低下がある。
このところ、
米長期金利上昇に突き動かされてドル買いが進んだ。
米長期金利が落ち着いてきたならば、
ゆっくりとドルは反転に向かうのではないだろうか。
昨年は、巨額財政マネーがドル安を招いたと言われていた。
金利上昇にその面が忘れられているが、
米金利が止まったら、
ドル売りは戻ってくるのではないだろうか。
誰もがドル強気になっている今、
ドルの下落には意外感がある。
予期せぬことが起こるのがマーケットだ。