といった疑問をもっていませんか?
リップルは、主に国際送金に使われる仮想通貨で、ビットコインやイーサリアムとは異なる仕組みを採用しているのが特徴です。
リップルの取引を始めたい方は、リップルの特徴や取引方法、注意点を押さえておくことが大切です。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- リップルの概要
- リップルの将来性
- リップルの取引方法
リップルの特徴や将来性を押さえておけば、自分に合った仮想通貨なのかを判断しやすくなります。
リップルに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
\最大レバレッジ2,222倍で取引できる!/
Contents
リップル(XRP)とは
リップル(XRP)とは、リップル社が開発した国際送金システムの中で使われる仮想通貨(暗号資産)です。
ちなみに「リップル」と呼ばれるものには、以下の3つがあります。
- 会社としてのリップル(Ripple Inc.)
- 国際送金システムとしてのリップル(RTXP)
- 仮想通貨としてのリップル(XRP)
国際送金システムのリップルは、既存の国際送金で発生する手数料や時間の問題を解決するために開発されました。
リップル(XRP)の特徴
リップルの大きな特徴は、以下の通りです。
- 国際送金が低コストで早くできる
- 独自の分散型台帳技術を採用している
- 中央集権的な運用体制が取られている
- 発行上限枚数に達している
それぞれ詳しく紹介します。
1.国際送金が低コストで早くできる
リップルは、既存の国際送金システムのSWIFTにおける課題点を解決するために開発されました。
SWIFTでは、日本から海外へ送金する際に中継銀行を挟む必要があるため、送金時間の長さや送金コスト増大の問題を抱えていました。
この送金時間と送金コストの問題を解決するために開発されたのがリップルです。
例えば、個人が実際に日本の銀行から米国の銀行へ送金する場合、1件あたり3,000円から7,000円の手数料、おおむね1週間の日数がかかります。
一方、日本円でリップルを購入し、米国へ送金し米ドルに交換すれば、数十円から数百円の手数料で1日以内に送金が完了します。
このように個人が銀行を利用しなくても、リップルを活用することで高速かつ低コストで海外送金ができるようになるのです。
2.独自の分散型台帳技術を採用している
ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨は、ブロックチェーンで運用されていますが、リップルではブロックチェーンではなくXRP Ledgerと呼ばれる独自の分散型台帳技術が採用しています。
ブロックチェーンやXRP Ledgerといった分散型台帳技術は、分散されたネットワーク上のデータベースを各参加者が管理共有する技術のことを指します。
両者の大きな違いは、決済や送金を行う際の承認作業です。
ブロックチェーンでは、不特定多数のマイナーと呼ばれる人々によって取引内容が承認され、送金や決済が可能となります。
一方、XRP Ledgerは、あらかじめ指定された「Validator(バリデータ)」と呼ばれる代表者によって承認作業が行われます。
この承認方法は、マイナーによる承認作業(マイニング)と比べてスムーズに進むため、高速かつ低コストで送金が可能となるのです。
3.中央集権的な運用体制が取られている
仮想通貨の多くは分散型と呼ばれる、中央管理者が存在せず、ユーザー同士で管理・運用する非中央集権的な仕組みが一般的です。
ところが、リップルではリップル社が管理・運用をする中央集権的な運用体制が採用されています。
中央集権的な運用体制が取られているのは、責任の所在が不明確になりがちな分散型より、既存の国際送金システムの代替としてスムーズに機能させやすいためとされています。
4.発行上限枚数に達している
2024年10月現在、リップルの発行上限枚数は1000億枚とされており、2005年にすべて発行済みです。
ビットコインの発行上限である約2100万枚と比較すると、非常に多くのリップルが発行されていることがわかります。
しかし、発行されたリップルの多くはリップル社と創業者が保有しているため、すべてのリップルが市場に流通していないのが現状です。
なお、ビットコインでは、マイニングを行ったマイナーが報酬として新規発行されたビットコインを獲得できる仕組みとなっています。
一方、リップルは発行上限に達しているため、報酬として仮想通貨を獲得できるマイニングは採用されていません。
リップル(XRP)を取引するうえで押さえておきたい情報
リップルを取引する際は、SWIFT(スウィフト)の動向やリップルとSECの裁判に関する情報を押さえておくことが大切です。
ここでは、リップルを取引するうえで押さえておきたい情報を紹介します。
SWIFT(スウィフト)の動向
リップルは、競合となるSWIFT(スウィフト)の動向によって価値が変動する可能性があります。
SWIFTは、銀行間の国際金融取引を仲介するベルギーの非営利組織です。
SWIFTとの市場競争は、リップルにとって重要なポイントとなります。
仮にSWIFTで新しいシステムや仕組みが導入されれば、リップルにも少なからず影響が出るかもしれません。
リップルを取引する際は、SWIFTの動向にも注意を払いましょう。
リップルとSECの裁判
リップルは、2020年にSEC(米国証券取引委員会)から「リップルを有価証券登録しないまま販売したことは違法である」と訴訟を起こされ、2024年10月時点でも裁判が終わっていません。
リップルとSECの裁判のおおまかな流れは、以下の通りです。
2020年12月 | リップル社がSECに訴訟を起こされる |
2023年7月 | リップル社が一部勝訴する |
2023年10月 | SECの控訴が却下される |
2024年3月 | SECがリップル社に約20億ドルの罰金を科すことを求める |
2024年8月 | リップル社の罰金額が1億2500万ドルに減額される |
2024年10月 | リップル社がSECを交差上訴する |
リップルとSECの裁判に関する情報は、リップルを取引するうえで引き続き把握しておきたい情報です。
リップル(XRP)の価格推移
下図は、リップル/円(XRP/JPY)の2021年4月から2024年10月までの週足チャートです。
注目したいのは、2021年4月と2023年7月に起こった価格の急上昇です。
2021年4月にこれまで下落傾向だった価格が一時150円を超えるまでに回復しました。
要因は、以下の2つと推測されています。
- 仮想通貨市場全体の相場の回復
- リップル社の技術進展
2021年後半から2022年にかけては価格が再び下落し、50円から100円前後を推移することが多くなりました。
価格停滞の原因の一つとして、SECとの裁判が影響しているといわれています。
しかし、2023年7月にはSECとの裁判の一部判決が下されたことで、価格が急激に上昇しました。
なお、下図の日足チャートでは、レンジ相場の形成が確認できます。
今後の値動きとしては、大きなきっかけがなければ、60~100円前後の範囲で値動きする可能性が高いと推測できます。
リップル(XRP)の将来性
リップルは、以下のような理由から値上がりする可能性があると考えられます。
- 国際送金に使われるたびに消失する仕組みなので希少価値が上がりやすい
- SECとの裁判に一部勝訴した
- 送金の速さやコストの低さから実用性が評価されている
現状はレンジ相場を形成していますが、以下のようなリップルにとってポジティブなイベントがあれば、大きな値上がりが期待できます。
- リップル社の上場
- 金融業界での導入の広がり
- SECとの起訴問題の解決
- リップル社の技術向上
ただし、仮想通貨に関連するルールの規制が強まったり、競合のSWIFTの機能性が高まったりすれば価値が下がる可能性があるので注意しましょう。
リップル(XRP)の取引方法
リップルの主な取引方法には、現物取引と仮想通貨CFDがあります。
それぞれのメリットや注意点を見ていきましょう。
現物取引
仮想通貨取引所では、現物のリップルを購入し、価格が上昇したときに売却することで利益を得られます。
仮想通貨取引所には、業者から購入する「販売所」と、仮想通貨を売りたいユーザーから直接購入する「取引所」があります。
販売所は、買いたいときや売りたいときにすぐに取引できますが、スプレッドや手数料が高く設定されているので注意が必要です。
一方、ユーザー同士の取引となる取引所は、注文が成立しないことがある反面、販売所と比べて手数料の負担が少ない傾向があります。
仮想通貨CFD
リップルは仮想通貨CFDを取り扱うFX業者でも取引できます。
CFD(差金決済取引)とは、FXのように売買したときに発生する利益のみの受け渡しをする取引方法です。
価格上昇を予測した買い注文だけでなく、価格下落を予測した売り注文から取引を始められるので、利益を狙えるチャンスが多いのが魅力です。
リップルは常に右肩上がりの価格上昇を続けているのではなく、上昇と下落を繰り返している特徴があります。
そのため、現物銘柄で価格上昇を狙うだけではなく、仮想通貨CFDで上昇と下落の両方を狙ったトレードとの相性が良い銘柄といえるでしょう。
加えて、仮想通貨CFDはレバレッジによって資金効率を高められる利点もあります。
BigBossでは、最大レバレッジ50倍をかけてリップルの取引が可能です。
リップルの取引で効率的に利益を狙いたい方は、BigBossで口座開設をしてみましょう。
最大50倍のレバレッジで取引できる!
リップル(XRP)を取引する際の注意点
リップルを取引する際は、以下の点に注意しましょう。
- 仮想通貨同士の交換に税金がかかる場合がある
- 法定通貨よりも値動きが大きい
- 仮想通貨の規制強化による影響を受ける可能性がある
それぞれ詳しく紹介します。
1.仮想通貨同士の交換に税金がかかる場合がある
仮想通貨取引で得た利益は、給与などと合算したうえで所得税が計算される総合課税が採用されてます。
この所得税は、仮想通貨を日本円にしたときだけでなく、仮想通貨同士を交換した際にも発生する場合があります。
例えば、リップルを100万円分購入し、1年後に価格が200万円に上昇した場合、このリップルで200万円分のビットコインを購入すると、リップルは利益確定された扱いとなるのです。
したがって、100万円の利益を得たことと同義となり、課税対象となってしまいます。
仮想通貨同士の取引を繰り返すと損益の計算が複雑になり、確定申告にかかる手間が増えるので注意が必要です。
2.法定通貨よりも値動きが大きい
リップルは仮想通貨の中でも値動きが安定している特徴がありますが、それでも円や米ドルなどの法定通貨よりも価格変動が大きい傾向があります。
下図はリップル/円(XRP/JPY)と米ドル/円(USD/JPY)の日足チャートです。
このように米ドル/円の値動きと比較して、リップル/円の価格変動は大きい傾向があります。
また、2024年3月11日には、たった1日の間に1XRPあたり約85円から約100円まで変動する事態がありました。
値動きの大きい仮想通貨は、大きな利益を狙える可能性がありますが、その分損失を受けるリスクも高いです。
FX業者のCFD取引でリップルのトレードをする際は、事前に損切りラインを決めたり、テクニカル分析を活用したりしてリスクを抑えることが大切です。
▶損切りラインの決め方はこちらで詳しく解説!
▶FXでおすすめのテクニカル分析はこちらで詳しく解説!
3.仮想通貨の規制強化による影響を受ける可能性がある
リップルを含む仮想通貨に関する法整備は不十分であり、今後どのような規制がかかるのか不透明です。
規制が厳しくなった場合には、仮想通貨の需要が減りやすくなり、投資家に大きなダメージを与える可能性があります。
特に、リップルは金融機関と連携することが多く、規制の影響を強く受ける恐れがあります。
リップルを取引する際は、仮想通貨に関する規制についての情報を追っていくようにしましょう。
まとめ:リップル(XRP)を取引するならFX業者がおすすめ
リップル(XRP)は、リップル社開発の国際送金システムの中で使われる仮想通貨(暗号資産)です。
リップルは、送金の速さやコストの低さから実用性が評価されていたり、使われるたびに消失する仕組みを取っていたりすることから、資産価値が上がる可能性があります。
リップルの取引で効率的に利益を狙いたい方は、高レバレッジで取引できるFX業者を選びましょう。
暗号通貨CFDを取り扱っており、高いレバレッジで取引できる業者ならBigBossがおすすめです。
BigBossで取引するメリットは3つあります。 BigBossでは最大2,222倍の高いレバレッジで取引できます。さらに取引毎にBigBossPointを獲得できます。 また、プロスプレッド口座ではSTP/ECN方式を採用しており、約定力の高い環境で取引できます。 ぜひ、口座開設をしてみてください。
\最短3分で口座開設できる!/