海外FXレバレッジ

海外FX50社のレバレッジを比較!レバレッジ制限や業者を選ぶポイントを解説

海外FX50社のレバレッジを比較!

トレーダー
レバレッジが高い海外FX業者は?

トレーダー
レバレッジのルールについて知っておきたい

といった疑問をもっていませんか?

海外FXは国内FXに比べてハイレバレッジでの取引が可能です。

ですが、単に最大レバレッジが高い業者を選べばいいというわけではありません。

レバレッジを含め、総合的に評価が高いおすすめの海外FX業者は以下の3つです。

1位:BigBoss
2位:Exness
3位:FBS

本記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • 海外FX業者50社の最大レバレッジの比較
  • ハイレバレッジで取引するメリットとデメリット
  • レバレッジが高い海外FX業者を選ぶポイント

レバレッジが高いおすすめの海外FX業者も紹介するので、これから海外FXを始めたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

本ページのレバレッジ情報は2024年11月最新のものになります。

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Contents

海外FX業者50社の最大レバレッジを比較

海外FX業者50社の最大レバレッジを比較

国内FX業者は、法律によって最大レバレッジが25倍に制限されていますが、海外FXには法律が適用されないため、より高いレバレッジで取引できます。

海外FX業者の中には無制限(21億倍)のレバレッジで取引可能な海外FX業者もあります。

レバレッジについての基礎知識

レバレッジについての基礎知識

海外FXで使えるレバレッジは、自分が持つ資金を何倍にも増やし、大きな金額で取引が行える仕組みのことです。

ほぼ全てのFX業者でレバレッジを使うことができ、口座に入れた資金よりも大きな金額を動かせるため、レバレッジの仕組みはしっかりと理解しておく必要があります。

まずは、海外FXでも重要なレバレッジの仕組みを解説します。

レバレッジの計算方法

レバレッジは、「(現在の為替レート×取引数量)÷必要証拠金」で計算できます。

例えば、米ドル/円が1米ドル150円のときに、15万円の必要証拠金で15万通貨分の取引をする場合のレバレッジは150倍です。

(150円×15万通貨)÷15万円=150倍

現在の為替レートと取引数量、必要証拠金からレバレッジを計算できますが、海外FXのレバレッジは基本固定です。

各FX業者ごとに設定されたレバレッジで取引が行えるため、実際には自分が使用する海外FX業者のレバレッジを確認しておけば計算式を無理に覚えなくても大丈夫です。

レバレッジとロットを使ったポジション調整方法

FXのレバレッジは基本固定となるため、取引を行う際にはロット数を変動させることでポジションの調整が行えます。

海外FXでは1ロット=10万通貨の固定であり、以下の計算式で必要な証拠金(取引に必要な資金)を計算できます。

・証拠金=ロット数×為替レート÷レバレッジ

例えば、米ドル/円の取引において、1ロット、1米ドル150円、レバレッジ2,222倍の条件だと「100,000通貨(1ロット)×150円÷2,222倍=6,750円」で取引が行えます。

同じ条件でロット数を0.1に下げると675円の証拠金、10ロットに上げると67,500円の証拠金で取引を始められます。

FXの固定されたレバレッジは、ロット数を変化させることでポジション調整が行えることを覚えておきましょう。

海外FX業者は国内FX業者よりもレバレッジが高い

海外FX業者では、国内FXよりもさらに高いレバレッジで取引ができるようになります。

海外FX(レバレッジ2,222倍)の場合

例えば、レバレッジ2,222倍のBigBossであれば、100万円分(1万通貨)の取引に約450.円しかかかりません。

100万円÷2,222倍=約450円

国内FX(レバレッジ25倍)の場合

一方、レバレッジ25倍の国内FX業者の場合、100万円分(1万通貨)の取引に必要な資金は4万円です。

100万円÷25倍=4万円

そのため、少ない資金で多くの利益を狙いたいのであれば、海外FX業者がおすすめです。

レバレッジの高いおすすめの海外FX業者10選

海外FX業者では、国内FX業者より高いレバレッジで取引できますが、どのFX業者を選ぶのかによって取引できる最大レバレッジが異なります。

また、FX業者を選ぶ際は、単純なレバレッジの高さだけでなく、ボーナスキャンペーンや約定力などの自身が利用しやすい条件がそろっているかを確認することが大切です。

ここからは、レバレッジが高いおすすめの海外FX業者を10社紹介します。

レバレッジの高いおすすめの海外FX業者10選

レバレッジが高いFX業者では少額で投資がしやすいのですが、レバレッジ制限によっては他社よりも多くのお金が必要になる可能性があります。

口座残高が多い人でも利用しやすいFX業者を選抜しているので、ぜひ口座開設してみてください。

この章では最大レバレッジが可能な口座の紹介になります。
最大レバレッジ、制限は口座ごとに異なります。

1. BigBoss

BigBoss_TOP

FX業者 BigBoss
金融ライセンス セントビンセント・グレナディーン金融庁
最大レバレッジ 2,222倍
口座残高によるレバレッジ制限
  • 口座残高0ドル〜10,000ドル(最大2,222倍)
  • 口座残高10,001ドル〜19,999ドル(最大1,111倍)
  • 口座残高20,000ドル〜49,999ドル(最大555倍)
  • 口座残高50,000ドル〜99,999ドル(最大200倍)
  • 口座残高100,000ドル以上(最大100倍)
上記以外に制限されるケース
  • エキゾチック通貨ペア、CFDインデックス(N225_JPY以外)、CFDエネルギーは100倍
  • CFDインデックス(N225_JPY)は200倍
  • 暗号通貨CFDは50倍固定
ゼロカットシステムの有無 あり
ボーナスキャンペーン
  • 入金ボーナスキャンペーン(不定期)
  • BigBossPoint
  • BigBossロイヤルティプログラム

BigBossは、最大レバレッジ2,222倍で取引ができる海外FX業者です。

BigBossの一番の魅力は、レバレッジ制限が比較的厳しくない点です。

他社では、口座残高が2万ドルを超えるとレバレッジが大幅に低く設定されることがありますが、BigBossでは口座残高が2万ドル~5万ドル未満であれば555倍のレバレッジで取引できます。

さらに、取引ごとに獲得できるBigBossPointで最大5,000ドルのボーナスがもらえるガチャを回せます。

そして、BigBossではグループ会社を通して他の国のトレーダーにもサービスを提供しているため、セントビンセント・グレナディーン以外の金融ライセンスも取得しています。

ジョージアとカナダの金融ライセンスは、オフショア地域よりも規制や審査が厳しいので、BigBossは信頼性の高い海外FX業者だといえます。

ぜひ、この機会に口座開設してみてください。

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2. Exness

esness

出典:Exness

FX業者 Exness
金融ライセンス セーシェル共和国金融庁
最大レバレッジ 全口座が最大で無制限(21億倍)
口座残高によるレバレッジ制限
  • 口座残高999ドルまで無制限(21億倍)
  • 口座残高1,000ドル~4,999ドルは2,000倍
  • 口座残高5,000ドル~29,999ドルは1,000倍
  • 口座残高30,000ドル以上は500倍
上記以外に制限されるケース
  • 指標発表前の15分、指標発表後の5分は200倍
  • 市場クローズ3時間前~市場オープン2時間は200倍
  • エキゾチック通貨は200倍
  • プラチナ、パラジウムは100倍
  • 原油、ブレント原油は200倍
  • 株式指数(NYダウ、S&P500、ナスダック)は400倍
  • 株式指数(NYダウ、S&P500、ナスダック以外)は200倍
  • アメリカ個別株は20倍
  • ビットコイン、イーサリアムは400倍
  • リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュは200倍
  • 上記以外の仮想通貨は20倍
ゼロカットシステムの有無 あり
ボーナスキャンペーン なし

Exnessは、メジャー通貨、マイナー通貨、ゴールドおよびシルバーのCFDなら、無制限レバレッジ(21億倍)で取引できる海外FX業者です。

ただし、無制限レバレッジを利用するには、合計10回以上の取引をしたり、5ロット以上の取引をしたりするなどの条件を満たさなければなりません。
加えて、指標発表前後や市場クローズ~オープン前後にはレバレッジが200倍に制限されるので、注意が必要です。

3. AximTrade

出典:AximTrade

FX業者 AximTrade
金融ライセンス オーストラリア証券投資委員会
最大レバレッジ
  • 無制限
口座残高によるレバレッジ制限(INFINITE口座の場合)
  • 口座残高1,000ドル未満(無制限)
  • 口座残高1,000ドル~2,000ドルは3,000倍
  • 口座残高2,001ドル~5,000ドルは2,000倍
  • 口座残高5,001ドル〜10,000ドルは1,000倍
  • 口座残高10,001ドル〜30,000ドルは500倍
  • 口座残高30,001ドル〜50,000ドルは200倍
  • 口座残高50,001ドル以上は100倍
上記以外に制限されるケース
  • AximTrade側で臨機応変かつ予告なしに変更する権利がある
  • 重要なニュースイベントの前後30分に新規に建てたポジション
ゼロカットシステムの有無 あり
ボーナスキャンペーン 入金ボーナスキャンペーン

AximTradeは、INFINITE口座でのみ無制限レバレッジを提供している海外FX業者です。

ただし、レバレッジ3,000倍でトレードできるのは、口座残高が1,000ドル~2,000ドルまでです。

口座残高が1万ドルを超えると、最大レバレッジが500倍に制限されるため、他社と比べた優位性が少なくなります。

また、AximTradeの公式サイトに「臨機応変かつ予告なしに変更する権利がある」と記載されていることから、高いレバレッジで取引ができなくなる可能性があることを認識しておきましょう。

4. Traders Trust

Traders Trust

出典:Traders Trust

FX業者 Traders Trust
金融ライセンス 日本在住者向けはなし
最大レバレッジ 3,000倍
口座残高によるレバレッジ制限
  • 1ロット未満は3,000倍
  • 1.01ロット〜5ロットは2,000倍
  • 5.01ロット〜10ロットは1,000倍
  • 10.01ロット〜20ロットは500倍
  • 20.01ロット〜50ロットは200倍
  • 50.01ロット〜100ロットは100倍
  • 100.01ロット〜300ロットは50倍
  • 300.01ロット〜500ロットは33倍
  • 500.01倍以上は25倍
上記以外に制限されるケース
  • 一部のFX通貨ペアはダイナミックレバレッジ対象外
  • 貴金属は
  • 株式指数は50倍
  • 原油は25倍
  • 仮想通貨は5倍
ゼロカットシステムの有無 あり
ボーナスキャンペーン
  • 入金ボーナスキャンペーン(3種類)
  • キャッシュバックボーナス
  • ロイヤルティプログラム

Traders Trustは、全口座最大3,000倍のレバレッジでトレードできる海外FX業者です。

さらに、FXだけでなくゴールド、シルバー、プラチナ、パラジウムといった貴金属商品も3,000倍でトレードできるメリットがあります。

ただし、取引量ごとにレバレッジ制限があるので注意が必要です。

特に10.01ロット以上でレバレッジが500倍に制限されるため、取引ロットを決める際は最大レバレッジも確認しておきましょう。

5. FBS

FBS出典:FBS

FX業者 FBS
金融ライセンス バヌアツ金融サービス委員会
最大レバレッジ 3,000倍
口座残高によるレバレッジ制限
  • 口座残高199ドルまで3,000倍
  • 口座残高200ドル~1,999ドルは2,000倍
  • 口座残高2,000ドル~4,999ドルは1,000倍
  • 口座残高5,000ドル~29,999ドルは500倍
  • 口座残高30,000ドル~149,999ドルは200倍
  • 口座残高15万ドル以上は100倍
上記以外に制限されるケース
  • ゴールドとシルバーは333倍(固定)
  • パラジウムとプラチナは100倍(固定)
  • 株価指数とエネルギーは200倍
  • 株式は100倍
ゼロカットシステムの有無 あり
ボーナスキャンペーン なし

FBSは、全口座3,000倍でトレードできますが、口座残高によるレバレッジ制限が多いので注意が必要です。

さらに、CFD商品で提供されるレバレッジは他社よりもやや低めです。

ボーナスキャンペーンを開催していないので、十分な資金を持っていないと利用しにくいでしょう。

6. LAND-Prime

Land Prime出典:LAND-Prime

FX業者 LAND-Prime
金融ライセンス なし
最大レバレッジ
  • 2,000倍
口座残高によるレバレッジ制限
  • 口座残高4,999ドルまで2,000倍
  • 口座残高5,000ドル~29,999ドルは1,000倍
  • 口座残高30,000ドル~199,999ドルは500倍
  • 口座残高200,000ドル以上は200倍
上記以外に制限されるケース
  • 指標発表前の10分前、指標発表後の5分は200倍
  • 市場クローズ15分前~市場オープン5分後までは200倍
  • 祝日はレバレッジが調整される場合がある
  • 原油とガスは200倍
  • Germany30は10倍
  • 株式指数は200倍
ゼロカットシステムの有無 あり
ボーナスキャンペーン
  • 入金ボーナスキャンペーン
  • キャッシュバックボーナスキャンペーン

LAND-PrimeのPro口座を利用すれば2,000倍のレバレッジでトレードできます。

レバレッジ制限後も比較的高いレバレッジでトレードできるでしょう。

ただし、指標発表前後や市場クローズ直前、オープン直後はレバレッジが制限されます。

さらに祝日はレバレッジが制限される可能性があるので、十分注意しておく必要があります。

7. HFM

HFM出典:HFM

FX業者 HFM
金融ライセンス セントビンセント・グレナディーン金融庁
最大レバレッジ
  • 2,000倍
口座残高によるレバレッジ制限 口座残高30万ドル超でレバレッジが調整される場合がある
上記以外に制限されるケース
  • シルバーは100倍
  • パラジウムは20倍
  • プラチナは変動制
  • WTI原油は50倍、ブレント原油は66倍
  • 株式指数は200倍(一部商品は500倍)
  • 株式は25倍
  • コモディティは66倍(一部商品は変動制)
  • 債券は50倍
  • ETFは5倍
  • 暗号資産は50倍(5倍もしくは10倍の商品もあり)
ゼロカットシステムの有無 あり
ボーナスキャンペーン
  • 入金ボーナスキャンペーン
  • ロイヤリティプログラム

HFMは、マイクロ口座、PRO口座、PREMIUM口座で最大2,000倍のレバレッジでトレードが可能です。

さらに、口座残高3,000ドルまではレバレッジ制限がありません。

ボーナスキャンペーンも実施しているので、少額でのトレードがしやすいでしょう。

ただし、CFD商品のレバレッジは高くありません。

8. IS6FX

IS6FX

出典:IS6FX

FX業者 IS6FX
金融ライセンス セントビンセント・グレナディーン金融庁
最大レバレッジ
  • 6,666倍
口座残高によるレバレッジ制限
  • 有効証拠金10万円未満:6666倍
  • 有効証拠金10万円以上:2000倍
  • 有効証拠金50万円以上:1000倍
  • 有効証拠金200万以上:500倍
  • 有効証拠金500万以上:200倍
  • 有効証拠金1000万以上:100倍
上記以外に制限されるケース
  • 暗号資産は50倍もしくは1,000倍(取引金額ごとにレバレッジが制限される)
  • 貴金属は1,000倍
  • 株価指数は50倍(一部商品は100倍)
  • エネルギー、株式は50倍
ゼロカットシステムの有無 あり
ボーナスキャンペーン
  • 口座開設ボーナスキャンペーン
  • 入金ボーナスキャンペーン

IS6FXは最大レバレッジ6,666倍でトレードできる海外FX業者です。

メジャー通貨や貴金属が最大で6,666倍、一部の暗号資産が最大1,000倍のレバレッジでトレードできます。

ただし、スプレッドが広めに設定されているため、スキャルピングやデイトレードで利用したい人は、慎重に検討すべきです。

9. FXGT

FXGT

出典:FXGT

FX業者 FXGT
金融ライセンス セーシェル共和国金融庁
最大レバレッジ 5,000倍
口座残高によるレバレッジ制限(FX主要通貨ペアの場合)
  • 口座残高1,000ドル未満で5,000倍
  • 口座残高0~3,000ドルで2,000倍
  • 口座残高3,001ドル~5,000ドルで1,000倍
  • 口座残高5,001ドル~1万ドル以上で500倍
  • 口座残10,001万ドル~3万ドル以上で200倍
  • 口座残30,001万ドル~10万ドル以上で100倍
  • 口座残高10万ドル未満で5倍
上記以外に制限されるケース
  • CHFペアは200倍、TRYは50倍〜500倍
  • 暗号資産は口座残高および銘柄によって5倍〜1,000倍
  • 株式は口座残高および銘柄によって5倍〜50倍
  • エネルギー、株価指数は100倍
  • DeFiトークン、NFTは50倍
  • 仮想通貨や貴金属は口座残高に応じて20~1,000倍
  • エネルギー、株価指数、GTi12は口座残高に応じて10~100倍
  • NFTsやDeFi Tokens、個別株などは、口座残高に応じて5~50倍
ゼロカットシステムの有無 あり
ボーナスキャンペーン 資金移動ボーナス

※通貨ペアによってレバレッジが変動します。

FXGTは、最大5,000倍のレバレッジで取引できる海外FX業者で、口座残高によるレバレッジ制限も緩めであり、資金が多い人におすすめです。

最5,000倍のレバレッジを利用するには、オプティマス取引口座を開設し、5GTロットと8取引(往復)する必要があります。

ただし、口座開設ボーナスや入金ボーナスの提供がないため、少額からトレードしたい人には不向きといえるでしょう。

10. Titan FX

TitanFX出典:Titan FX

FX業者 Titan FX
金融ライセンス バヌアツ金融サービス委員会
最大レバレッジ
  • 1,000倍
口座残高によるレバレッジ制限 口座残高によるレバレッジ制限はなし
上記以外に制限されるケース
  • ソフトコモディティは50倍
  • 暗号資産は100倍
  • 株式CFDは20倍
  • 貴金属は口座毎の最大レバレッジが適用
  • エネルギーは500倍
ゼロカットシステムの有無 あり
ボーナスキャンペーン なし(プレゼントキャンペーンはあり)

Titan FXは、口座残高にかかわらず、最大1,000倍のレバレッジでトレードができます。

エネルギーには、500倍のレバレッジが適用されます。

貴金属は、ZEROマイクロ口座が1,000倍、ZEROスタンダード口座とZEROブレード口座では500倍のレバレッジでトレード可能です。

しかし、ボーナスキャンペーンはあるものの、口座開設ボーナスや入金ボーナスの提供はありません。

レバレッジが高い海外FX業者を選ぶ8つのポイント

レバレッジが高い海外FX業者を選ぶ8つのポイント

高いレバレッジで取引できる海外FX業者を探している人も多くいるでしょう。

しかし、レバレッジだけに注目してFX業者を選ぶと、最大ロットが低かったり、スプレッドが高かったりするので注意が必要です。

自分にあった海外FX業者を選びたい人は、以下のポイントを押さえておくことが大切です。

  1. 利用したい口座が最大レバレッジに対応しているか
  2. レバレッジ制限の条件を調べる
  3. 安全性が高いかどうかを確認する
  4. 最大ロットや最大ポジション数を確認する
  5. ロスカット水準が低い
  6. スプレッドが広すぎない
  7. イベント時にレバレッジが制限されないか確認する
  8. 日本人でも使いやすい海外FX業者か確認する

それぞれのポイントを見ていきましょう。

1. 利用したい口座が最大レバレッジに対応しているか

海外FXでは、口座や通貨ペア、取引ツール毎によって最大レバレッジが変動するケースがあります。

BigBossやTradeview、easyMarketsの最大レバレッジは、以下のように変動します。

FX業者 最大レバレッジ
BigBoss
  • 2,222倍(デラックス口座)
  • 1,111倍(スタンダード口座、プロスプレッド口座)
Tradeview
  • 500倍(MT4のX Leverage口座)
  • 400倍(cTrader口座、Currenex口座)
  • 200倍(MT4のILC口座口座)
  • 100倍(MT5の口座)
easyMarkets
  • 200倍(easyMarkets Web/AppおよびTradingView)
  • 400倍(MT4)
  • 500倍(MT5)

希望しているレバレッジで取引できない状況にならないためにも、事前にFX業者の公式サイトで確認しておきましょう。

Tradeviewでは、スプレッドの狭いILC口座(ECN)はX Leverage口座(NDD)よりもレバレッジが低くなります。

FX業者によっては、スプレッドが狭いECN口座のレバレッジが制限されることがあるので注意が必要です。

2. レバレッジ制限の条件を調べる

ほとんどの海外FX業者では、以下のようなレバレッジ制限を採用しています。

項目 採用しているFX業者
口座残高によるレバレッジ制限を採用
  • BigBoss
  • Tradeview
  • FXGT
  • XM
  • AXIORY
  • HFM
  • LAND-Prime
  • FBS
  • Exness
  • IS6FX
  • IronFX
ロットによるレバレッジ制限を採用 Traders Trust

取引条件によっては最大レバレッジが適用されない場合があるので注意が必要です。

特に最大レバレッジが高いFX業者は、レバレッジ制限の頻度が高い傾向にあります。

自身の口座残高や取引する予定のロットなどを踏まえて、最も良い条件で取引できるFX業者を選びましょう。

なお、口座残高や取引ロットによるレバレッジ制限がない海外FX業者もあります。

通貨ペアやCFD商品、取引プラットフォームでレバレッジ制限を設けているFX業者もあるので注意しましょう。

3. 安全性が高いかどうかを確認する

最大レバレッジが高いFX業者で利益を得たとしても、詐欺業者で取引をしてしまうと、獲得した利益が出金できなくなります。

そのような状況を避けるためにも、以下のような視点でFX業者を確認し、安全性が高いかどうかを確認しましょう。

  • 金融ライセンスを取得している
  • 顧客から預かった資金を分別管理や信託保全で管理している
  • 公式サイト記載の住所で営業を行っている

これらの基準を全て満たしたFX業者なら、詐欺に遭うリスクを軽減できます。

これらの情報は、公式サイトに記載されているケースが多いので、事前に確認しておきましょう。

また、インターネット掲示板やSNSなどで、トレーダーの口コミを確認するのも効果的です。

口コミを見る際のポイントはこちらで詳しく解説!

4. 最大ロットや最大ポジション数を確認する

レバレッジが高くても、最大ロットや最大ポジション数の制限が厳しいと、資金が多い人にとっては使いにくくなります。

最大ロットが30ロットに制限されているFX業者で取引する場合、それ以上の注文をするためには、複数回に注文を分けなければなりません。

スイングトレードであれば問題ありませんが、スキャルピングのように瞬時に注文しなければならない状況では、取引しにくくなります。

したがって、資金が多い人やスキャルピングをしたい人は、最大ロットや最大ポジション数が大きいFX業者を選びましょう。

海外FX6社の最大ロットはこちらで詳しく解説!

5. ロスカット水準が低い

ハイレバレッジでトレードする際に最も注意しなければならないのが、ロスカットを避けることです。

そのためには、ロスカット水準の低いFX業者を選ぶ必要があります。

多くの海外FX業者のロスカット水準は20%以下なので、大きな問題になりませんが、ロスカット水準が50%や100%のFX業者でトレードするとロスカットのリスクが高くなります。

口座開設前に公式サイトでロスカット水準が高すぎないかをチェックしておきましょう。

証拠金維持率の目安はこちらで詳しく解説!

6. スプレッドが広すぎない

ハイレバレッジでスキャルピングやデイトレードをしたい人は、スプレッドが広がりやすいFX業者を避けましょう。

その理由は、スプレッドが広いことで取引コストが高くなり、利益が残りにくくなるからです。

さらに、多くのFX業者では、スタンダード口座やマイクロ口座など一般向け口座とECN方式の中上級者向け口座を提供しています。

スプレッドの狭さを優先するなら、ECN方式を採用している口座を選びましょう。

海外FX9社のスプレッドの比較はこちらで詳しく解説!

7. イベント時にレバレッジが制限されないか確認する

重要なイベント時には、レバレッジが制限されることがあります。

過去には、イギリスのEU離脱に伴う是非を問う国民投票やアメリカ大統領選挙などでレバレッジを一時的に制限したFX業者が多くありました。

このような重要なイベントでレバレッジを制限する理由は、値動きの著しい変動からトレーダーを保護するためです。

レバレッジが制限される場合は、事前に公式サイトやメールでアナウンスがあるので、必ず確認しておきましょう。

8.日本人でも使いやすい海外FX業者か確認する

海外FX業者は海外を拠点とする企業が運営を行っています。

海外FX業者によっては日本語の対応レベルが低く、サイトは曖昧な日本語が使われていたり、日本語によるサポートが行われていない恐れもあります。

日本から利用するのであれば日本語に対応する業者の方が安心のため、海外FX業者を選ぶときには日本語サポートのレベルを確認しておきましょう。

海外FX業者のサイトがしっかりと日本語に対応しており、日本人スタッフによるサポートを受けられる業者なら、安心して取引に取り組むことができます。

海外FX業者の最大レバレッジでトレードできる条件を比較

最大レバレッジでトレードする条件は、FX業者によって異なります。

海外FX業者の最大レバレッジでトレードできる条件は、下表の通りです。

海外FX業者 最大レバレッジでトレードする条件
BigBoss 口座残高1万ドル未満(デラックス口座)
FBS 口座残高199ドル以下
Traders Trust 1ロット未満での取引
Exness 口座残高999ドル以下
AximTrade 口座残高1,000ドル未満(INFINITE口座)
HFM 口座残高30万ドル以下(Cent口座、Zero口座、PRO口座、PREMIUM口座)
LAND-Prime 口座残高4,999ドル以下(Pro口座)
XM 口座残高40,000ドル以下(スタンダード口座、マイクロ口座、KIWAMI極口座)
Titan FX ZEROマイクロ口座を使用
easyMarkets MT5を使用

海外FX業者で取引する際は、それぞれの条件を確認したうえで高いレバレッジで取引ができる業者を選びましょう。

海外FX業者のレバレッジ制限を比較

ここでは、海外FX業者ごとに最大レバレッジとレバレッジ制限をまとめました。

海外FX業者 レバレッジ制限
BigBoss
  • 口座残高0ドル〜10,000ドルで最大2,222倍
  • 口座残高10,001ドル〜19,999ドルで最大1,111倍
  • 口座残高20,000ドル〜49,999ドルで最大555倍
  • 口座残高50,000ドル〜99,999ドルで最大200倍
  • 口座残高100,000ドル以上で最大100倍
FBS
  • 口座残高199ドルまで3,000倍
  • 口座残高200ドル~1,999ドルは2,000倍
  • 口座残高2,000ドル~4,999ドルは1,000倍
  • 口座残高5,000ドル~29,999ドルは500倍
  • 口座残高30,000ドル~149,999ドルは200倍
  • 口座残高15万ドル以上は100倍
Traders Trust
  • 1ロット未満は3,000倍
  • 1.01ロット〜5ロットは2,000倍
  • 5.01ロット〜10ロットは1,000倍
  • 10.01ロット〜20ロットは500倍
  • 20.01ロット〜50ロットは200倍
  • 50.01ロット〜100ロットは100倍
  • 100.01ロット〜300ロットは50倍
  • 300.01ロット〜500ロットは33倍
  • 500.01倍以上は25倍
Exness
  • 口座残高999ドルまで無制限(21億倍)
  • 口座残高1,000ドル~4,999ドルは2,000倍
  • 口座残高5,000ドル~29,999ドルは1,000倍
  • 口座残高30,000ドル以上は500倍
AximTrade
  • 口座残高1,000ドル未満は無制限
  • 口座残高1,000ドル~2,000ドルは3,000倍
  • 口座残高2,001ドル~5,000ドルは2,000倍
  • 口座残高5,001ドル〜10,000ドル以上は1,000倍
  • 口座残高10,001ドル〜30,000ドル以上は500倍
  • 口座残高30,001ドル〜50,000ドル以上は200倍
  • 口座残高50,001ドル以上は100倍
HFM 口座残高30万ドル超までレバレッジ制限なし
Titan FX 口座残高によるレバレッジ制限はなし
AXIORY
  • 口座残高30万円まで2,000倍
  • 口座残高30万1円〜50万円で1,000倍
  • 口座残高 50万1円〜50万円で800倍
  • 口座残高70万1円〜140万円で600倍
  • 口座残高140万1円〜700万円で500倍
  • 口座残高700万1円〜1,400万円で400倍
  • 口座残高1,400万1円〜2,800万円で300倍
  • 口座残高2,800万1円〜4,200万円で200倍
  • 口座残高4,200万1円〜7,500万円で100倍
  • 7,500万1円以上で50倍
XM
  • 口座残高40,000ドル以下で1,000倍
  • 口座残高40,001ドル〜80,000ドルで500倍
  • 口座残高80,001ドル〜200,000ドルで200倍
  • 口座残高200,000ドル以上で100倍
  • FXGT
  • 口座残高1,000ドル未満で5,000倍
  • 口座残高0~3,000ドルで2,000倍
  • 口座残高3,001ドル~5,000ドルで1,000倍
  • 口座残高5,001ドル~1万ドル以上で500倍
  • 口座残10,001万ドル~3万ドル以上で200倍
  • 口座残30,001万ドル~10万ドル以上で100倍
  • 口座残高10万ドル未満で5倍

※上記は最大レバレッジ対象口座のレバレッジ制限になります。

※口座によって最大レバレッジ、制限は異なります。

ほとんどの海外FX業者が口座残高によるレバレッジ制限を行っています。

FX業者によってレバレッジ制限をされる口座残高や頻度が異なるので注意が必要です。

また、口座残高および取引量によるレバレッジ制限を一切行っていない海外FX業者もあります。

他の海外FXレバレッジ制限対象

各海外FX業者における口座残高のレバレッジ制限を比較しましたが、他にもレバレッジ制限が掛かる対象があります。

・口座タイプ

・保有ポジション量(保有ロット数)

・経済指標発表時

・取引銘柄

・取引プラットフォーム

海外FX業者が取扱う口座タイプごと、業者によっては保有ポジション量(保有ロット数)、取引銘柄や商品、取引ツールである取引プラットフォーム(MT4やMT5)、においてレバレッジ制限が異なる場合があります。

それと米国雇用統計などの経済指標発表前後でレバレッジ制限が掛かることもあります。

海外FX業者のCFD商品のレバレッジを比較

一般的に海外FXでは、FXの通貨ペアとCFD商品で異なるレバレッジが適用されます。

ここでは、海外FX業者ごとのCFD商品のレバレッジを見ていきましょう。

海外FX業者 貴金属 エネルギー 暗号資産
BigBoss 2,222倍 100倍 50倍
Exness
  • ゴールド、シルバーは口座残高に応じて500倍〜無制限
  • プラチナ、パラジウムは100倍
原油、ブレント原油は200倍
  • ビットコイン、イーサリアムは400倍
  • リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュは200倍
  • 上記以外の仮想通貨は20倍
FXGT 口座残高に応じて20~1,000倍 100倍 5倍〜1,000倍(口座残高および銘柄により異なる)
IS6FX 6,666倍 50~100倍 1倍〜1,000倍(取引金額により異なる)
LAND-Prime 2,000倍 200倍 取り扱いなし
FBS
  • ゴールドとシルバーは333倍
  • パラジウムとプラチナは100倍
200倍 取り扱いなし
Traders Trust 3,000倍 25倍 5倍
easymarkets ゴールドは1,000倍、シルバーは400倍 100倍、400倍(銘柄によって異なる)
  • ビットコインとイーサリアムは400倍
  • 上記以外の仮想通貨は100倍
HFM
  • シルバーは100倍
  • パラジウムは20倍
  • プラチナは変動制
  • WTI原油は50倍
  • ブレント原油は66倍
暗号資産は5倍・10倍・50倍
Titan FX
  • 1,000倍(ZEROマイクロ口座)
  • 500倍(ZEROスタンダード口座、ZEROブレード口座)
500倍 100倍

ゴールドやシルバーは、高いレバレッジでトレードできるFX業者が多いですが、エネルギーや暗号資産はレバレッジが低く設定されていることがほとんどです。

CFD商品を取引する場合は、多めに資金を用意しておくことをおすすめします。

海外FXを利用してハイレバレッジで取引するメリット

海外FXを利用してハイレバレッジで取引するメリットは、以下の通りです。

  1. 少額資金でも取引を始められる
  2. より多くの利益を獲得できる
  3. トレード戦略の幅が広がる
  4. 使い方次第でロスカットされにくい

それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

1. 少額資金でも取引を始められる

ハイレバレッジで取引できる業者では、FX取引に必要な資金が少なく済みます。

1米ドル140円の時に米ドル/円を0.01ロット(1,000通貨)取引する際、海外FXと国内FXでは必要な資金がどのくらい違うのか解説します。

国内FXの場合

国内FXでは、最大でも25倍のレバレッジでしか取引ができません。したがって、1米ドル140円の時に米ドル/円を0.01ロット(1,000通貨)取引するのに必要な資金は5,600円です。

140円×1,000通貨÷25倍=5,600円

海外FXの場合

次に海外FXで同じ条件で取引するケースを考えてみましょう。

レバレッジ2,222倍のBigBossでは、1米ドル140円の時に米ドル/円を0.01ロット(1,000通貨)取引するのに必要な資金は約63円です。

140円×1,000通貨÷2,222倍=約63円

国内FX(レバレッジ25倍)と比べても、少ない資金で取引を始められます。

また、レバレッジが400倍の海外FX業者を使った場合は、2,222倍のBigBossよりも必要証拠金を多めに用意しなければなりません。

140円×1,000通貨÷400倍=350円

少額でトレードしたい場合は、なるべくレバレッジの高いFX業者を利用しましょう。

少額でハイレバトレードするメリットはこちらで詳しく解説!

2. より多くの利益を狙える

ハイレバレッジを提供しているFX業者を利用すれば、より多くの利益を狙えます。

レバレッジ2,222倍のBigBossと25倍の国内FX業者では、5万円の資金がある際に保有できるロットが大きく異なります。

BigBossで5万円ある時に保有できるロット 5万円÷約63円÷100=約7.93ロット
国内FX業者で5万円ある時に保有できるロット 5万円÷5,600円÷100=約0.09ロット

※1米ドル140円の時に米ドル/円を売買するケース

仮にそれぞれの業者で10pips獲得した場合の利益は以下の通りです。

BigBossで10pips獲得した場合の利益 79,300円
国内FXで10pips獲得した場合の利益 900円

海外FX業者の方が多くのロットで取引できるため、得られる利益も大きくなります。

3. トレード戦略の幅が広がる

ハイレバレッジでのトレードができれば、多くのポジションを保有できるようになります。

そのため、ナンピンやマーチンゲール手法など大きな利益を狙うためにリスクを取りやすくなります。

また、リピート系注文用に一定の価格帯で取引を繰り返す手法も取り入れられるので、トレードの幅が広がりやすいのも嬉しいポイントです。

マーチンゲール法のやり方はこちらで詳しく解説!

4. 使い方次第ではロスカットされにくい

ハイレバレッジのトレードに対して損失額が大きくなるイメージを持っている人も多いかもしれません。

しかし、ハイレバレッジであっても、使い方次第でリスクを抑えた取引が可能です。

なぜなら、ポジション保有に必要な証拠金が減り、小さいロットで取引をすればロスカットにかかる確率が低くなるからです。

口座残高が10万円ある際に、最大レバレッジ1,000倍の海外FX業者と25倍の国内FX業者で米ドル/円(150円の場合)を0.1ロットトレードするケースを比較してみましょう。

レバレッジ 必要証拠金 余剰証拠金
1,000倍 1,500円 98,500円
25倍 6万円 4万円

同じロットでトレードする場合、レバレッジが高いFX業者を利用した方が必要証拠金を抑えられます。

余剰証拠金が減りにくくなるので、ロスカットされるリスクも低くなります。

ただし、ロットを上げすぎるとロスカットされる確率が上がるため、大きな損失を被る可能性が高くなる点に注意が必要です。

海外FXを利用してハイレバレッジで取引するデメリット

海外FXのハイレバレッジを利用した取引にはデメリットもあります。

  1. 1回のトレードの損失リスクが大きい
  2. 資金管理が難しい
  3. ハイリスクハイリターンなトレードに依存してしまう

それぞれのデメリットを詳しく見ていきましょう。

1.1回のトレードの損失リスクが大きい

海外FXのハイレバレッジを利用した取引は損失リスクが大きく、1回のトレードで大きな損失を出してしまう恐れがあります。

例えば、1ロット(10万通貨)のポジションを持つときに-1pipsの損失が出た場合、-1,000円ほどの損失を抱えます。

これが-10pipsの損失に増えると‐10,000円の損失となり、1万円前後の少額資金でトレードを行っていた場合には、一瞬で資金が失ってしまう恐れがあります。

高いレバレッジによって小額資金でも大きな取引が行えるメリットがハイレバレッジにはありますが、相応の損失リスクがあることも覚えておきましょう。

2.資金管理が難しい

ハイレバレッジは高いレバレッジを取り扱える分、資金管理が難しいデメリットもあります。

少額資金においてハイレバレッジを取り扱うと、損失リスクが大きいため相場の急激な変動におけるロスカットや、損切り幅の狭い損切りラインを設定しなければなりません。

損切り幅に余裕を持ったトレードを行うことが難しくなり、しっかりとロット数を調整しなければ資金をすぐに溶かしてしまう恐れがあります。

値動きが激しい為替相場において早急なロスカットは避けたいため、ある程度の値動きに耐えられるだけの余裕資金を持って海外FXは始める必要があります。

3.ハイリスクハイリターンなトレードに依存してしまう

海外FXのハイレバレッジを利用すると小額でも大きな利益を生み出すことが可能となります。

株式などの高いレバレッジを取り扱えない投資に比べるとハイリスクハイリターンなトレードとなり、大きな利益を出せるトレードに依存してしまう恐れがあります。

例えば、ビギナーズラックで1万円の資金を数日のトレードで10万円まで増やすことができると、それが当たり前となり過度なハイレバレッジに依存して、ギャンブルに近いトレードを繰り返してしまう恐れがあるのです。

高いレバレッジを取り扱うトレードを行う時は、しっかりとレバレッジと証拠金、ロット数の計算を理解して、どれだけ自分が高いリスクを抱えているのかを把握しておきましょう。

レバレッジが高すぎると大きな損失を被るリスクがある

海外FXを利用してハイレバレッジで取引する場合、当然デメリットもあります。

なぜなら、ロスカット水準が低いためにハイレバレッジで取引をすると、大きな損失を被るリスクがあるからです。

国内FXと海外FXのロスカット水準は以下の通りです。

国内FXのロスカット水準 証拠金維持率50%や100%が多い
海外FXのロスカット水準 証拠金維持率20%前後が多い

海外FXの方が、ロスカット水準が低く、ロスカットされる確率は低くなります。

ただし、その分多くの含み損に耐えられるので、ロスカットされた場合の損失額も大きくなります。

ハイレバレッジの損失リスクを計算比較

ハイレバレッジの損失リスクを計算してみましょう。

口座残高が10万円ある際に、最大レバレッジ1,111倍と3,000倍の海外FX業者で米ドル/円(150円の場合)を5ロットトレード(ロスカットされる証拠金維持率は20%)するケースで考えてみます。

レバレッジ 1,111倍 3,000倍
必要証拠金 約6.7万円 2万5,000円
ロスカットされる証拠金
(必要証拠金×ロスカットされる証拠金維持率)
13,400円 5,000円
ロスカット時の損失額
(ロスカットされる証拠金-資金)
86,600円 95,000円

このようにレバレッジが高いFX業者を使うと、ロスカットされた場合の損失額が大きくなります。

ハイレバレッジで取引する時は、ロットを上げすぎないように注意しましょう。

なお、大損を避けるためにはゼロカットシステムを導入しているFX業者がおすすめです。

ゼロカットシステムとは、ロスカットが遅れて口座残高がマイナスになった場合に、FX業者がマイナス分の損失を負担してくれる制度のことです。

BigBossでもゼロカットシステムを導入していますので、安心してトレードができます。

海外FXで大損するパターンや大損を回避する方法を解説!

ハイレバレッジで取引する時の注意点

海外FXで提供されているハイレバレッジで取引をするには以下の注意点があります。

  1. 損切りルールを徹底化する
  2. 週末のポジション持ち越しをやめる
  3. 経済指標発表時のトレードを控える

どのようなポイントを意識すれば上手くトレードが行えるのか、それぞれ解説していきます。

1.損切りルールを徹底化する

ハイレバレッジでトレードを行う際には、損切りルールを徹底化しましょう。

ロスカットされないことはもちろん、保有資金から1回のトレードで許容できる損失額を決め、損切りラインとして毎回のトレードに反映させると安心です。

値動きが激しい場面では一瞬にして損失額が膨れ上がることもあるため、自動的に損切りが行われる逆指値やOCO注文を使うと安心でしょう。

しっかりと手法やトレードルール内で損切りを行う目標値を定め、ハイレバレッジによって高まるポジションのリスクを損切りによって限定していきましょう。

損切りルールの決め方はこちら

2.週末のポジション持ち越しをやめる

FXは週末の土曜日と日曜日に取引を行うことができません。

土曜日と日曜日に、為替レートに影響を与えるニュースが出ると、月曜日に大きく値が開いた状況から相場が始まります。(窓開き)

週末の金曜日にポジションを持つ状態で週末に、大きな値動きの原因となるニュースが発表されると、月曜日にポジションとは反対方向に値が動きロスカットされてしまう恐れがあります。

ロスカットまでいかなくとも、大きな含み損を抱えてしまうこともあるでしょう。

このように、週末はポジションを整理することができないリスクがあるため、ハイレバレッジを使ったポジションはできるだけ週末の持越しを避けるのがおすすめです。

FXが土日に取引が出来ない理由やポジションを持ち越す危険性を解説!

3.経済指標発表時のトレードを控える

FXで定期的に訪れるリスクある場面、レートが大きく動くイベントとして経済指標の発表があります。

経済指標の中でも米国雇用統計は有名であり、米ドル/円においては発表から数分もしないうちに1円近く(100pips)以上値が動くこともあります。

もし、米国雇用統計発表時にポジションを持ち、ポジションとは反対方向に値が動いてしまうと、ハイレバレッジのポジションは一瞬にしてロスカットされてしまう恐れがあります。

そのため、大きくレートが動く経済指標発表時には、トレードを控える選択が有効的となります。

米国雇用統計の解説はこちら

よくある質問

よくある質問に回答

ここでは、海外FXのレバレッジに関するよくある質問にお答えします。

おすすめの海外FX業者3つはどこですか?

おすすめの海外FX業者は「BigBoss」「Exness」「FBS」です。

BigBossは最大レバレッジが2,222倍と、平均スプレッドも狭く、日本語サポートも充実した大手海外FXブローカーです。

デラックス口座ではアイテムをカスタマイズしてオリジナルの口座を作ることができ、全口座を対象に100%入金ボーナスを常時開催しています。

Exnessは、最大レバレッジが無制限になります。ただし、指標発表時などのレバレッジ制限が厳しいといったデメリットもあります。

また、FBSもレバレッジが最大3,000倍と高いですが、口座残高によるレバレッジ制限が多いので注意が必要です。

レバレッジとは何ですか?

レバレッジとは「てこの原理」という意味です。

FXにおいて、小さい資金で大きな利益を得るという意味を指します。

例えば、資金が10万円しかない場合、レバレッジを10倍かけることにより100万円(資金10万円×レバレッジ10倍)の取引が可能になります。

よって、利益も手元資金の10倍になります。ただし、損失額も10倍になります。

海外のFX業者はレバレッジを何倍までかけられますか?

海外FXでは国内FXと違い法律で定めがないため、FX業者が提示する最大レバレッジ数までかけることが可能です。

最大レバレッジは業者によって異なります。また、レバレッジには口座残高や時間帯など業者によって制限がかけられている場合が多いので注意しましょう。

海外FXは国内FXと比べてどうしてレバレッジが高いのですか?

海外FXは国内FX業者と異なり、日本の金融庁からの規制を受けないためハイレバレッジでの取引が可能になります。

レバレッジ1000倍・2000倍の証拠金はいくらですか?

例えば、1ドル150円の時、レバレッジを1,000倍にして1,000通貨の取引に必要な証拠金は以下の通りです。

150円×1,000通貨÷ 1,000倍=150円

レバレッジを2,000倍にすると1,000通貨取引に必要な証拠金は以下の通りです。

150円×1,000通貨÷ 2,000倍=75円

海外FXでレバレッジ3000倍は可能ですか?

海外FXでは業者によってレバレッジ3,000倍で取引することも可能です。

レバレッジが3,000倍以上の海外FX業者は以下の通りです。

  • FBS
  • Traders Trust
  • Exness
  • AximTrade

海外FXでレバレッジ無制限の業者はありますか?

レバレッジ無制限の海外FX業者は「Exness」「AximTrade」です。

ただし、レバレッジが無制限の業者はほとんどの場合でレバレッジ制限が厳しくなります。

海外FXのレバレッジに制限が掛かることはありますか?

海外FXではレバレッジに制限が掛かることがあります。

制限の条件は各海外FX業者ごとに異なりますが、口座残高、口座タイプ、保有ポジション量(保有ロット数)、経済指標の発表時、取引銘柄、取引プラットフォームでも異なります。

取引を始める前に各海外FX業者ごとのレバレッジ制限を確認しておきましょう。

海外FXのハイレバレッジで大損失を出すとどうなりますか?

ハイレバレッジのポジションで大損失が出てしまうと、証拠金全てを失ってしまう恐れがあります。

資金が0円となってしまう恐れがあるため、しっかりと損切りを行いリスクを管理しましょう。

ちなみに、海外FXにはゼロカットシステムがあるため、証拠金以上の損失を抱えてしまう恐れはありません。

海外FXのハイレバレッジを体験する方法はありますか?

海外FXでは本番の口座と同じ条件のハイレバレッジでトレードが行える、デモ口座が用意されています。

自分で資金を用意しなくとも仮想の資金でトレードを体験することができ、ハイレバレッジのリスクを確認できます。

デモトレードはハイレバレッジを体験しつつ、トレードの練習を行えるため初心者の方は最初に利用することをおすすめします。

BigBossでのデモトレードの始め方はこちら

海外FXに借金のリスクがあるのは本当ですか?

基本的に海外FXで取引を行う中だと、借金を抱えてしまうリスクはありません。

FXで借金を抱えてしまうリスクがあるのは国内FXの追証という仕組みであり、海外FXは追証が発生しないゼロカットを採用しています。

もしFXを始める中で借金のリスクを避けたい場合には、海外FX業者を使うと良いでしょう。

海外FXと国内FXはどちらが安全ですか?

海外FXと国内FXを比較した際、最大のリスクである借金から考えると、海外FXの方が安全と言えます。

国内FXはレバレッジが低い代わりに追証と呼ばれる借金を抱えてしまうリスクがあり、海外FXは高いレバレッジの対策としてゼロカットを採用しています。

レバレッジが高い分、普段の取引のリスクは海外FXの方が高くなってはしまいますが、最大のリスクを避けることができるのは海外FX業者です。

海外FXは安全ですか?

海外FXの安全性については業者によります。

金融ライセンスを取得している大手ブローカーや、老舗ブローカーなどは信用性も高く安心して利用できますが、中には得た利益を出金させないなど悪質な海外FX業者も存在するので注意が必要です。

まとめ:海外FX業者のレバレッジはよく比較検討しよう

海外FX業者のレバレッジは、さまざまな条件により大きく変わります。

必ずしも最大レバレッジで取引できるわけではないので注意が必要です。

高いレバレッジで取引をしたい時は、自身の資金や取引したい商品などの条件を踏まえて、どのようなレバレッジ制限があるのかを確認することが大切です。

資金が5万ドル未満でレバレッジが高い海外FX業者を探しているのであれば、BigBossをおすすめします。

BigBossで取引するメリットは3つあります。

  1. 最大2,222倍のレバレッジで取引できる
  2. 取引毎にBigBossPointがもらえる
  3. 約定力が高いSTP/ECN方式を採用

BigBossでは最大2,222倍の高いレバレッジで取引できます。さらに取引毎にBigBossPointを獲得できます。

また、プロスプレッド口座ではSTP/ECN方式を採用しており、約定力の高い環境で取引できます。

ぜひ、口座開設をしてみてください。

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