「海外FX各社の早朝スプレッドを知りたい」
「早朝のスプレッドってなぜ広いの?」
「どうしても早朝に取引したい時はどうすれば良い?」
FXでは、早朝にスプレッドが広がりやすくなります。では、なぜ早朝にスプレッドが広がりやすいのか気になっている人もいるでしょう。
また、早朝に取引をしたいので、スプレッドが狭い業者を探している人もいるかもしれません。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- 海外FXの早朝スプレッド一覧
- 早朝にスプレッドが広がりやすい理由
- 早朝に取引する際の注意点
この記事を読めば、早朝に取引すべきかどうかで悩む必要はなくなります。ぜひ、最後まで読んでみてください。
\最大レバレッジ2,222倍で取引できる!/
Contents
早朝スプレッドとは?
国内外問わず、早朝はスプレッドが他の時間帯よりも極端に広がりやすくなります。
この現象を早朝スプレッドと呼びます。
なお、スプレッドが広がりやすいのは、だいたい日本時間朝4~8時くらいです。
どのくらいスプレッドが広がるかはFX業者によって異なり、通常時の10倍以上に広がる通貨ペアもあります。
海外FX業者9社の早朝と通常時のスプレッドを比較
この章では、海外FX業者で早朝と通常時に取引する際のスプレッドを比較します。
早朝に取引しようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
平常時に取引する場合のスプレッド一覧
まずは平常時の一般向け口座のスプレッドから見ていきましょう。
FX業者 | USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY | EUR/USD | GBP/USD |
BigBoss スタンダード口座 | 2.2pips | 2.2pips | 3.1pips | 1.7pips | 2.5pips |
Tradeview Xレバレッジ口座 | 1.4pips | 1.4pips | 3.3pips | 0.7pips | 1.9pips |
Axiory スタンダード口座 | 1.4pips | 1.8pips | 2.7pips | 1.3pips | 1.9pips |
Titan FX Zeroスタンダード口座 | 1.1pips | 1.8pips | 3.4pips | 1.3pips | 2.0pips |
Traders Trust クラシック口座 | 2.0pips | 2.5pips | 3.2pips | 1.3pips | 2.3pips |
HFM プレミアム口座 | 2.0pips | 2.3pips | 3.3pips | 1.4pips | 2.4pips |
FBS スタンダード口座 | 1.8pips | 2.6pips | 6.1pips | 1.1pips | 1.6pips |
LAND-FX スタンダード口座 | 1.2pips | 1.3pips | 1.8pips | 0.7pips | 1.6pips |
XM スタンダード口座 | 2.4pips | 2.7pips | 5.9pips | 1.9pips | 2.6pips |
※スプレッドの数値は2022年10月24日11時30分時点のもの
一般向け口座のスプレッドは、後ほど紹介する中上級者向け口座と比べると、スプレッドが広がりやすいです。
そして、以下の表は、中上級者向け口座のスプレッドです。
FX業者 | USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY | EUR/USD | GBP/USD |
BigBoss プロスプレッド口座 | 2.1pips | 2.2pips | 2.7pips | 1.4pips | 2.5pips |
Tradeview ILC口座 | 1.2pips | 1.3pips | 3.1pips | 0.7pips | 1.8pips |
Axiory ナノ/テラ口座 | 1.5pips | 1.6pips | 2.9pips | 0.8pips | 1.5pips |
Titan FX Zeroブレード口座 | 0.9pips | 1.6pips | 3.4pips | 1.0pips | 1.8pips |
Traders Trust プロ口座 | 2.3pips | 2.7pips | 3.8pips | 1.1pips | 2.4pips |
HFM ゼロスプレッド口座 | 1.5pips | 1.0pips | 4.7pips | 1.0pips | 1.6pips |
FBS ECN口座 | 1.0pips | 2.0pips | 2.8pips | 1.0pips | 0.9pips |
LAND-FX ECN口座 | 2.1pips | 2.0pips | 2.5pips | 1.7pips | 2.2pips |
XM Zero口座 | 1.6pips | 1.9pips | 4.0pips | 1.1pips | 1.8pips |
※スプレッドの数値は2022年10月24日11時30分時点のもの
※表に記載されているスプレッドは、往復の取引手数料を含めた実質スプレッドです。
ほとんどのFX業者では、中上級者向け口座のスプレッドの方が狭くなります。
例えばBigBossでGBP/JPY(ポンド/円)を取引する場合、スタンダード口座(一般向け口座)が3.1pips、プロスプレッド口座(中上級者向け口座)は2.7pipsです。
中上級者向け口座では取引手数料がかかりますが、それでもトータルコストは安くなります。
早朝に取引する場合のスプレッド一覧
ここからは早朝に取引する場合のスプレッドを見ていきましょう。まずは一般向け口座から比べます。
FX業者 | USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY | EUR/USD | GBP/USD |
BigBoss スタンダード口座 | 5.1pips | 13.8pips | 22.8pips | 2.8pips | 9.8pips |
Tradeview Xレバレッジ口座 | 11.1pips | 9.8pips | 18.9pips | 2.7pips | 6.8pips |
Axiory スタンダード口座 | 3.2pips | 19.3pips | 15.2pips | 2.0pips | 6.8pips |
Titan FX Zeroスタンダード口座 | 14.0pips | 19.1pips | 23.1pips | 2.9pips | 11.8pips |
Traders Trust クラシック口座 | 4.9pips | 5.6pips | 8.4pips | 3.4pips | 4.8pips |
HFM プレミアム口座 | 5.6pips | 13.8pips | 23.9pips | 2.7pips | 6.6pips |
FBS スタンダード口座 | 7.6pips | 14.7pips | 29.8pips | 5.7pips | 12.6pips |
LAND-FX スタンダード口座 | 4.9pips | 5.6pips | 8.4pips | 3.9pips | 6.6pips |
XM スタンダード口座 | 9.7pips | 14.2pips | 16.6pips | 6.0pips | 11.4pips |
※スプレッドの数値は2022年10月24日6時30分時点のもの
一般向け口座の場合、ほとんどのFX業者のスプレッドは、通常時の2倍~10倍も広くなります。
BigBossでUSD/JPY(ドル/円)を取引する場合、平常時は2.2pipsですが、早朝になると5.1pipsまで広がります。
続いて、中上級者向け口座のスプレッドも見ていきましょう。
FX業者 | USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY | EUR/USD | GBP/USD |
BigBoss プロスプレッド口座 | 2.5pips | 2.3pips | 1.7pips | 1.0pips | 1.9pips |
Tradeview ILC口座 | 9.6pips | 9.3pips | 18.4pips | 4.5pips | 6.4pips |
Axiory ナノ/テラ口座 | 6.4pips | 6.3pips | 8.9pips | 2.5pips | 5.5pips |
Titan FX Zeroブレード口座 | 15.2pips | 18.7pips | 23.2pips | 3.1pips | 6.3pips |
Traders Trust プロ口座 | 4.4pips | 5.1pips | 7.9pips | 4.3pips | 3.9pips |
HFM ゼロスプレッド口座 | 14.3pips | 20.9pips | 30.9pips | 13.3pips | 15.9pips |
FBS ECN口座 | 8.5pips | 14.6pips | 24.7pips | 7.5pips | 12.5pips |
LAND-FX ECN口座 | 5.0pips | 7.5pips | 10.3pips | 4.5pips | 6.3pips |
XM Zero口座 | 7.4pips | 14.2pips | 17.1pips | 4.3pips | 10.3pips |
※スプレッドの数値は2022年10月24日6時30分時点のもの
※表に記載されているスプレッドは、往復の取引手数料を含めた実質スプレッドです。
中上級者向け口座のスプレッドも同じく通常時よりもかなり広いです。
ほとんどのFX業者では、早朝は通常時よりも明らかにスプレッドが広がるので、取引コストの高騰に注意しなければなりません。
早朝にスプレッドが広がりやすい3つの理由
初めて早朝に取引画面を見た人は、あまりにもスプレッドが広がっているため、驚くかもしれません。
では、なぜ早朝はスプレッドが広がりやすいのでしょうか?
早朝にスプレッドが広がりやすい理由について解説します。
- 市場参加者が少ないから
- カバー先の金融機関が少ないから
- 取引所が注文をさばけないから
それぞれの理由について順番に見ていきましょう。
1. 市場参加者が少ないから
FX取引において、取引画面で注文をすると勝手に売買が成立すると思われていた方も多いかもしれませんが、実際は顧客の注文をカバー先の金融機関とマッチングさせています。
ただ、早朝は市場参加者が極端に少ない時間帯です。オセアニア市場は開いているものの、取引量が多い日本・欧州・米国の市場はいずれも開いていないため、注文が成立しにくくなります。
その結果、スプレッドも広がりやすくなるのです。
2. カバー先の金融機関が少ないから
海外FX業者は顧客の注文をマッチングさせるために、カバー先の金融機関と提携していますが、その数はそれぞれ異なります。
カバー先が多いと、多くの候補から最も良い為替レートを提示している金融機関とマッチングできるので、スプレッドは狭くなります。
例えば、1ドル100円でロングした時に、カバー先の金融機関の提示する為替レートがそれぞれ以下のケースで考えてみましょう。
- 100.1円
- 100.2円
- 100.3円
- 100.5円
このケースでは、最も条件が良い100.1円を提示している(100円に近い)金融機関とマッチングさせます。
しかし、早朝はカバー先の金融機関が少なくなるので、100.3円と100.5円で提示するカバー先の金融機関としかマッチングができないケースも珍しくありません。
つまり、カバー先の金融機関が減りやすいため、スプレッドが広がりやすくなるのです。
3. 取引所が注文をさばけないから
早朝は市場参加者が少なく、為替レートが動かないと感じるかもしれません。
とはいえオセアニア市場だけは開いているため「経済指標でサプライズがあった時」「土日の間に相場に影響のある事件が発生した時」などは、大きくレートが変動します。
また、機関投資家が市場参加者の少ない早朝を狙って仕掛ける可能性も否定できません。
実際にあったケースとして2019年1月3日の早朝に発生したフラッシュ・クラッシュでは、ドル円のレートがわずか5分で108円台から103円台まで急落しました。
このように値動きが激しくなりすぎると、取引所は約定を成立させるのに時間がかかるので、スプレッドも広がりやすくなります。
スプレッドが広い早朝に取引する時の注意点
仕事の都合などで日中や夜に取引ができない人もいるでしょう。
ですが、早朝はスプレッドが広く、取引に向いていない時間帯です。
また、原則固定のDD方式の業者を利用していても、スプレッドが広がる可能性があります。
どうしても早朝に取引をしたいのであれば、以下の点に注意して取引しましょう。
- 大口の注文では手数料が高くなる
- NDD方式のECN口座を利用する
- マイナー通貨は取引しない
それぞれの注意点について詳しく解説します。
1. 大口の注文では手数料が高くなる
早朝はスプレッドが広がるため、大口の注文をすると取引コストが高くなります。取引手数料も1ロットと10ロットでは大きく変わってくるので、注意しなければなりません。
仮に中上級者向け口座を利用した際の手数料が9ドル(往復1ロットあたり)だった場合、10ロットで取引すると90ドル、100ロットなら900ドルもかかります。
大口注文をするなら、早朝以外の時間帯にしましょう。
2. NDD方式のECN口座を利用する
早朝は条件が悪くなるとはいえ、NDD方式のECN口座の方が、若干スプレッドは広がりにくくなります。
なぜなら、ECN方式はトレーダーの注文が直接インターバンクへ流され、最も条件が良い価格と自動でマッチングするからです。
よって、どうしても取引するならECN口座を利用しましょう。
3. マイナー通貨は取引しない
マイナー通貨はメジャー通貨と比べると、スプレッドが広がりやすくなります。当然、早朝になると、通常時以上にスプレッドが広がるため注意が必要です。
早朝にマイナー通貨の注文をすると、利益を得られる確率が大幅に下がります。
マイナー通貨を取引したいのであれば、早朝は避けましょう。
まとめ:海外FXでは早朝の取引は避けた方が良い
海外FXでは、スプレッドの広がりやすい早朝は取引を避けましょう。スプレッドが広がっても、値動きも大きくなるとは限りません。特に短期トレードをする場合、利益を得られる確率が大幅に下がります。
なお、スプレッドの狭さだけでなく、約定力の高さもFX業者を選択する際の重要な要素です。
約定力が高く、約定拒否やスリッページのリスクが低いFX業者を探しているならBigBossがおすすめです。
BigBossはNDD方式を採用しており、スプレッドも他社と遜色ありません。
BigBossで取引するメリットは3つあります。
- 最大2,222倍のレバレッジで取引できる
- 取引毎にBigBossPointがもらえる
- 約定力が高いSTP/ECN方式を採用
BigBossでは最大2,222倍の高いレバレッジで取引できます。さらに取引毎にBigBossPointを獲得できます。
また、プロスプレッド口座ではSTP/ECN方式を採用しており、約定力の高い環境で取引できます。
ぜひ、口座開設をしてみてください。
\取引毎にBigBossPointがもらえる!/