といった疑問をもっていませんか?
FXのEAとは、FXトレードを自動化するプログラムのことをいいます。
EAをうまく活用するには、ツールの選び方や自作方法を押さえておくことが大切です。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
- FXでEAを活用するメリット・デメリット
- FXに取り入れるEAを選ぶときのポイント
- FXに取り入れるEAを自作する手順
EAの選び方や自作する方法を押さえておけば、FXトレードで効率的に利益を狙えるようになるでしょう。
FXのEAに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
FXのEA(自動売買)とは
EAとは、自動売買プログラムのことでExpert Adviserの略称です。
FX取引をする際は、チャートを見ながらトレードをするのが基本ですが、EAを活用すれば自動でトレードできるようになります。
EAにはトレードルールが設定されているため、トレーダー自身が相場分析をしたりトレードしたりしなくても取引できるのが嬉しいポイントです。
なお、EAを使うには、FX業者が提供しているツールや他のトレーダーが作成しているツールの中から選んで導入する、もしくは自身で作成する方法があります。
FXでEAを活用するメリット
FXでEAを活用するメリットは、以下の通りです。
- 忙しくてもFX取引ができる
- FX初心者でも利益を狙いやすくなる
- 感情に流されずにトレードできる
それぞれ詳しく紹介します。
1.忙しくてもFX取引ができる
EAを使えば手間をかけることなく、FXトレードを自動化できるので、忙しい方でもFX取引を始められます。
また、チャートを見続ける必要がなくなるため、精神的な負担が軽くなるメリットもあります。
FX取引に時間をあまり割けない人や、相場変動によるストレスを軽減したい人は、EAを活用してみましょう。
2.FX初心者でも利益を狙いやすくなる
EAは事前に設定された取引ルールに沿って機械的にトレードするので、FXに関する知識が少ない初心者でも利益を狙える可能性があります。
実績のあるEAを選べば、FX初心者でも上級者に近いトレード結果を得やすくなります。
自身で相場分析をしてもなかなか利益を狙えないFX初心者の人は、EAを活用してみましょう。
3.感情に流されずにトレードできる
EAを使うと機械的にトレードを繰り返すことになるので、感情がトレードに影響を与える心配が少なくなります。
FXでは、感情に流されてトレードをすると大きな損失を出してしまう可能性があります。
そのような状況を避けるためにも、感情に左右されて冷静な相場分析ができない人は、EAを活用することも視野に入れておきましょう。
FXでEAを活用するデメリット
FXでEAを活用する際は、以下のデメリットに注意が必要です。
- 相場の急変動に対応しにくい
- トレードスキルが向上しにくい
- うまく利益を狙えない可能性がある
それぞれ詳しく紹介します。
1.相場の急変動に対応しにくい
為替相場は様々な要因で変動し続けるため、EAのプログラムに組み込まれたトレードルールでは相場の急変に対応できず、大きな損失を受ける可能性があります。
そのような状況を避けるには、定期的に相場状況やトレード成績を確認して、必要に応じてツールやプログラミングの設定を見直すことが大切です。
また、成績が良いEAであっても、ロット数を上げ過ぎるのは避けましょう。
2.トレードスキルが向上しにくい
EAで取引している間は、トレーダー自身が相場分析をしてトレードをしているわけではないので、トレードスキルが向上しにくい傾向があります。
トレードスキルを向上させたい人は、EAを活用しながら自身でも裁量トレードをしたり、相場分析の方法を学んだりするようにしましょう。
3.うまく利益を狙えない可能性がある
EAで利益を狙えるかどうかは、どのEAを使うかによって異なります。
成績があまり良くないEAや設定が複雑なEAを選ぶと、利益を狙えない可能性があります。
EAで利益を狙うためにも、EAを選ぶ際のポイントや活用方法をしっかり押さえることが大切です。
▶EAを活用したFXトレードで利益を狙うコツはこちらで詳しく解説!
FXに活用できるEAツールの種類
FXに活用できるEAツールには、主に選択型と開発型があります。
それぞれの特徴を詳しく紹介します。
選択型
選択型は、既製品からEAを選ぶタイプのことで、多くのFX業者が提供しています。
自身で作成する必要がないので、FX取引の細かい知識がなくても取引を始められます。
そのため、選択型EAはFX初心者に向いているといえるでしょう。
開発型
開発型は、自分や他のトレーダーなどが作成したEAで、MT4・MT5に組み込んで稼働させるタイプがほとんどです。
プログラミング言語を使っているので、作成したり設定を変えたりするのが難しい傾向があります。
そのため、開発型はFX上級者向けのEAといえます。
FXトレードに取り入れるEAを選ぶ際のポイント
FXトレードに取り入れるEAを選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 優位性のあるロジックで作られている
- トレードスタイルに合っている
- 使用するFX業者に合っている
- 資金量に合っている
- フォワードテストの結果が良い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.優位性のあるロジックで作られている
EAを選ぶ際は、どのような相場環境になったときに、どういったトレードをするのかのロジックを確認しておきましょう。
下表は、多くのEAで導入されている代表的なロジックです。
トレンドフォロー | 相場が上昇トレンドなら買い、下降トレンドなら売り注文を出す |
ナンピン | チャートがポジションから逆方向に動いた際に、追加のポジションを取得して平均購入価格を下げる |
リピート系 | 設定した値幅の中で売買を繰り返す |
ブレイクアウト | 一定の価格帯の上値をブレイクした場合には買い、下値をブレイクした場合には売り注文を出す |
朝スキャルピング | 日本時間の早朝に大きな値動があったときの戻りを狙って注文を出す |
EAを活用して利益を狙うためにも、ロジックが破綻していたり、理解できなかったりするツールを選ぶのは避けましょう。
2.トレードスタイルに合っている
EAによって相性の良いトレードスタイルや時間足が異なるので、自身のトレードスタイルに合ったツールを選ぶことが大切です。
FXのトレードスタイルには、ポジションの保有期間が異なる以下の4つがあります。
トレードスタイル | 取引期間 |
スキャルピング | 数秒~数分 |
デイトレード | 当日中 |
スイングトレード | 数日~数週間 |
ポジショントレード | 数週間以上 |
例えば、1分足や5分足での導入が推奨されているEAをスキャルピングで取り入れると、良いトレード成績が期待できるでしょう。
一方で、同じEAをスイングトレードで使用した場合は、期待しているトレード結果が得られない可能性があります。
EAを利用する際は、どの時間足・トレードスタイルでの活用が推奨されているのかを確認したうえで自分に合ったEAを選びましょう。
3.使用するFX業者に合っている
成績の良いEAであっても、使用するFX業者との相性が悪ければ、期待しているトレード成績を得られなくなってしまいます。
例えば、スキャルピング向けのEAをスプレッドが広がりやすいFX業者で使用すると、取引コストが増えることで多くの利益を得られないでしょう。
また、一度に多くのポジションを保有するEAと、レバレッジが低いFX業者も相性があまりよくありません。
低いレバレッジしかかけられず、資金不足によって保有ポジションが少なくなると、利益を得られるチャンスを逃してしまうこともあります。
EAを使ってFXトレードで利益を狙うためにも、FX業者との相性を考慮したうえでEAを選びましょう。
4.資金量に合っている
EAの中には、ある程度の投資資金が準備できる前提でプログラミングが組まれているツールがあります。
自分の資金量と合わないEAを使うと、証拠金維持率が下がりやすくなり、ロスカットによって大きな損失を受ける可能性があります。
EAを選ぶ際は、事前にどのくらいの資金量を前提で提供されているEAなのかを確認しておきましょう。
5.フォワードテストの結果が良い
EAにはバックテストのみを公表している場合と、バックテストとフォワードテストの両方を公表している場合があります。
フォワードテストとは、実際の相場でEAを稼働させて有効性を検証することです。
過去の相場を使って検証するバックテストでは、スプレッドやスリッページが反映されないことが多いため、EAの有効性を示すデータとしては信憑性が低い傾向があります。
EAを使う際は、バックテストとフォワードテストの両方を確認したうえで選ぶのがおすすめです。
FXに取り入れるEAを自作する方法
EAは既製品から選ぶだけでなく、自作することもできます。
ここからは、EAを自作する流れを見ていきましょう。
1.EAの取引ルールを決める
EAを作成する際は、どのような取引ルールで稼働するEAを作るのかを決めましょう。
例えば、エントリー条件や決済条件といった取引タイミングを決めます。
その他に、スリッページやスプレッドによってエントリーを制限したり、保有ポジションの上限を決めたりしておくのもおすすめです。
2.メタエディターにコードを入力する
EAの取引ルールを決めたら、EAの作成に入ります。
MT4・MT5では、メタエディター(プログラムツール)を利用して、EAを自作できます。
メタエディター(プログラムツール)は、メニュー項目の「ツール」の「MetaQuotes言語エディタ」を選択すれば利用可能です。
次に、新規作成から「エキスパートアドバイザ(テンプレート)」を選択し、「次へ」をクリックして画面を進めればコードを入力できる画面に移行します。
EAを自作する際は「mql」という専用のプログラム言語を使いますが、MT4・MT5ではEAのテンプレートが提供されているので、全てコードを自分で書く必要はありません。
FXで使えるEAの代表的な購入先
他のトレーダーなどが開発したEAは、販売サイトで入手できます。
EAを購入できる代表的なサイトは、以下の通りです。
- GogoJungle
- システムトレードのテラス
- TRADERS-pro
- MQL5コミュニティ
それぞれ詳しく紹介します。
1.GogoJungle
出典:GogoJungle
GogoJungleはEAだけでなく、インジケーターやFXに関する電子書籍、動画コンテンツなどを販売しているサイトです。
GogoJungleで販売されているEAには、フォワードテストの結果を公表しているものもあります。
販売ページには、開発者に質問をできる箇所もあるので、気になることがあればコメントを残してみるのもおすすめです。
2.システムトレードのテラス
出典:システムトレードのテラス
システムトレードのテラスは、FXや株式、日経225のシステムトレード・自動売買ソフトを販売しているサイトです。
EAの販売をしているページでは、システム登録前と登録後の平均年利、勝率などがわかります。
ランキングもあるので、効率的に成績の良いEAを見つけたい人にもおすすめの販売サイトです。
3.TRADERS-pro
出典:TRADERS-pro
TRADERS-proは、高いレベルの技術をもつ開発者が作成したEAを無料で利用できるサイトです。
EAの配布ページでは、成績やバックテストのデータなどが閲覧できます。
フォワードテストを公開しているEAもあるので、成績を確認したうえで使用するツールを選んでみましょう。
4.MQL5コミュニティ
出典:MQL5コミュニティ
MQL5コミュニティとは、メタクォーツ社が運営するインターネット上のプラットフォームで、EAやインジケーターの販売をメインとしています。
レンタル制度もあるので、価格を抑えながらEAを使ってみたい人にもおすすめです。
MT4・MT5との連携機能もあり、購入前にバックテストができるのも便利な点です。
FXのEAに関するよくある疑問に回答
最後にFXのEAに関するよくある疑問に回答していきます。
EAをうまく活用するためにも、疑問を解消したうえで利用を始めましょう。
1.FXでEAを使う手順は?
MT4・MT5にEAを導入して、FXトレードをする手順は以下の通りです。
- FX業者の口座を開設する
- MT4・MT5をインストールする
- EAをダウンロードする
- EAをMT4・MT5にセットする
- 口座に資金を入れてEAを稼働する
EAを使う際は、まず少額資金を入れて小さいロットから始めてみましょう。
2.EAならほったらかしにしても大丈夫?
EAで利益を狙うためには、導入後に放置するのは避けましょう。
思わぬタイミングでEAが停止する場合もあるので、定期的に稼働状況やトレード成績を確認することをおすすめします。
トレード成績がよくないときは、EAの入れ替えを検討することも大切です。
3.FXの知識がなくてもEAだけで勝てる?
EAを使う場合でも、FXの基礎知識は学んでおきましょう。
成績の良いEAや自分のトレードスタイルに合ったEAを見つけるためには、FXの基礎知識が必要不可欠であるためです。
また、EAが適切な相場状況で稼働しているのかを確認するには、チャートの見方やトレード手法の基礎を知っておく必要があります。
EAを使って効率的に利益を狙うためにも、FXの基礎知識を学んだうえでEAを活用するようにしましょう。
まとめ:FXで効率的に利益を狙いたいならEAを活用しよう
FX取引をする際は、チャートを見ながらトレードをするのが基本ですが、EAを活用すればトレードを自動化できます。
そのため、EAはFXに時間を割けない人、感情に左右されてトレード成績が安定しない人におすすめです。
EAを活用してFXで利益を狙うためには、自分に合ったEAや成績の良いEAを選ぶことが大切です。
EAを使ってFXトレードを始めたい方は、EAツールを導入できるMT4やMT5を採用しているFX業者を選びましょう。
MT4やMT5に対応していて、初期費用を抑えたい人にはBigBossをおすすめします。
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