と疑問に思ったことはありませんか。
ドージコインは柴犬のデザインを採用している暗号資産で、当初はネタとして開発されましたが、現在は多くのトレーダーに人気がある銘柄の1つです。
ドージコインは、現物だけでなく、FXのように取引できる暗号資産CFDにも対応しています。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- ドージコインの概要や特徴
- ドージコインの取引方法
- ドージコインを取引する際のポイント
この記事を読めば、ドージコインの取引方法や利益を出すためのポイントがわかります。
ドージコインに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
ドージコイン（DOGE）とは
ドージコインとは、2013年ごろにジョークコインとして柴犬をモチーフに開発された暗号資産です。
もともとはネタとして開発された暗号資産ではありますが、現在では暗号資産時価総額のランキング10位以内に入ることもあります。
暗号資産の中でも初期に開発された銘柄であるため、技術面で優れているわけではありません。
しかし、イーロン・マスクなどの著名人がSNS上でドージコインについて言及したことで注目を集めています。
柴犬を元にしたジョーク系の暗号資産
ドージコインは柴犬のデザインが特徴的な暗号資産です。
柴犬のデザインは、ドージコインが開発された2013年に流行していたインターネットミーム「Doge」からきています。
Dogeは日本の柴犬「かぼす」が元になっており、犬を英語で表すdogをなぞらえてドージコイン（Doge）となりました。
犬を題材とした暗号資産を犬系コインと呼ぶこともあり、ドージコインはその中でも元祖的な存在です。
ライトコインをベースとして開発された
ドージコインは、ビットコインより処理スピードが早いライトコイン（LTC）を元に開発された暗号資産です。
ドージコインもライトコインと同様に処理スピードが速く、取引をスムーズに行うことができます。
ただし、ドージコインが開発されたのは2010年代前半のため、最新の暗号資産と比べると性能はやや劣ります。
例えば、ドージコインのブロックチェーンではスマートコントラクト（ブロックチェーン上で決めたプログラムに沿って自動取引する仕組み）が実装されていません。
また、イーサリアムのようにDeFiやNFTを使った取引を行うことは不可能です。
ドージコイン（DOGE）の特徴
ドージコインの特徴は、主に以下の3つです。
- 高速・低コストでの送金が可能
- 発行枚数に上限がない
- ボラティリティが高い
それぞれ詳しく解説します。
1．高速・低コストでの送金が可能
ビットコインは1回の取引に10分の処理時間がかかるのに対して、ドージコインは1分で処理できます。
加えて、ビットコインと比べると送金手数料も安く済みます。
例えば、国内暗号資産取引所のbitbankでは、ビットコインの入出金手数料が0.0006BTC（日本円換算：約6,838円）、ドージコインが5DOGE（日本円換算：約149円）です（2024年11月6日終値）。
高速かつ低コストで利用可能なドージコインは、暗号資産での決済手段に向いているといえるでしょう。
2．発行枚数に上限がない
ドージコインはビットコインやリップルのように発行枚数の上限が設けられていません。
2024年11月現在の流通量は1,400億枚以上です。
特にビットコインの発行上限枚数と比較すると、その違いは明らかでしょう。
| 暗号資産 | 発行枚数 |
| ドージコイン | 1,400億枚以上 |
| ビットコイン | 2,100万枚 |
| リップル | 1,000億枚 |
※2024年11月現在
ただし、発行枚数の上限が設定されている暗号資産と比較すると、通貨の価値が上昇しにくい点に注意が必要です。
3．ボラティリティが高い
ドージコインは暗号資産の中でもボラティリティが高い特徴があります。
下図の2021年1月〜9月頃のDOGE/USDTのチャートでは、数ヶ月で75倍以上になったり4分の1の価値になったりと乱高下していることがわかります。
ビットコイン（BTC/USDT）も下図のように数ヵ月で5〜6倍になることもありますが、ドージコインには及ばないでしょう。
ボラティリティの高いドージコインは、多くの利益を得られる可能性がある一方で、大きな損失を被る恐れもあるといえます。
ドージコイン（DOGE）の仕組み
ドージコインは、ライトコインを元に開発されていることから、コンセンサスアルゴリズムにPoW（Proof of Work）が採用されています。
コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーンの取引を承認・記録するための仕組みのことです。
仮想通貨の多くは分散型と呼ばれる、中央管理者を介さずに、ユーザー同士で直接取引をする非中央集権的な仕組みを採用しています。
仮想通貨の取引を完了させるには、ユーザーによる取引の承認作業が必要です。
承認作業の仕組みであるコンセンサスアルゴリズムには、ビットコインやライトコインが採用しているPoWと、イーサリアムが採用しているPoS（Proof of Stake）があります。
ドージコインが採用しているPoWは、承認作業を行った複数人から計算を成功させた人が報酬として仮想通貨を受け取る仕組みで、これをマイニングといいます。
なお、ドージコインは「ドージコイン・トレイルマップ」に沿って開発を進められており、今後のアップデートでPoWからPoWへ移行する可能性があるでしょう。
ドージコイン（DOGE）の価格推移
ここからは、ドージコインの価格推移を見ていきましょう。
ドージコインが多くの投資家に注目され始めたのは2021年からです。
2021年1月頃にイーロン・マスク氏がドージコインについて言及し、0.001ドル台だった価格が1月中に0.08ドル台まで上昇、同年5月には過去最高値の0.7ドル台を記録しました。
しかし、そのままの勢いで上昇を続けたわけではなく、暗号資産全体の価格下落でもあるバブル崩壊と共にドージコインも価格を下げました。
ドージコインの価格はしばらく0.1ドル前後で停滞していたものの、2024年に入ってからは一時0.2ドルを超えるほど上昇しました。
その理由は、ドージコインを始めとするミームコインに対して機関投資家が強い関心を持っていたからです。
機関投資家のミームコインの現物保有額は2024年2月から3月にかけて6,250万ドルから2億480万ドルまでに急増しました。
機関投資家のミームコインへの関心が高ければ、今後も価格が上昇していく可能性があります。
ドージコイン（DOGE）の取引方法
ドージコインには現物銘柄として取引する方法と、FXのようにCFDとして取引する方法があります。
取引方法はもちろん、利益の出しやすさが異なるため、それぞれの違いを理解しておきましょう。
ここからは、現物取引とCFD取引について、それぞれの特徴と選び方を紹介していきます。
暗号資産取引所での現物取引
暗号資産取引所では、ドージコインの現物を取引することが可能です。
ドージコインを購入すると暗号資産取引所内のウォレットで保管され、価格上昇後に売れば値上がり分の利益を得ることができます。
暗号資産取引所のウォレットでは盗難リスクがあることから、より安全に保管するために専用のウォレットで管理するのがおすすめです。
暗号資産取引所で現物を購入する方法は、販売所と取引所に分けられます。
販売所は暗号資産をすぐに購入できるメリットがありますが、手数料が高い傾向があります。
一方、投資家同士で取引をする取引所は手数料を抑えられるのが特長です。
ドージコインの現物取引ができる主な暗号資産取引所は、以下の通りです（2024年11月時点）。
- GMOコイン
- SBI VCトレード
- bitFlyer
現物取引は長期間保有による値上がり益を得たい人におすすめの方法です。
海外FX業者でのCFD
海外FX業者を利用すれば、ドージコインのCFD取引が可能です。
CFDとは売買で発生する差益のみの受け渡しをする差金決済取引のことで、買いと売りどちらの方向でも利益を狙えます。
加えて、FXと同じくレバレッジをかけられるため、少ない資金でポジションを保有できます。
ドージコインの取引ができる主な海外FX業者は、以下の通りです。
- BigBoss
- FXGT
- XM
- Titan FX
- HFM
少額資金でも効率的に利益を狙いたい人には、CFD取引をおすすめします。
▶CFD取引のメリットやおすすめの海外FX業者はこちらで詳しく解説！
ドージコイン（DOGE）をトレードする際のポイント
ドージコインで取引をする際は、売りから入れるCFDトレードを取り入れたり、レバレッジを活用したりするのが効果的です。
それぞれのポイントを見ていきましょう。
売りから始められるCFDトレードを取り入れる
ドージコインの価格は、常に上昇しているわけではありません。
そのため、ドージコインが下落している局面では、売りエントリーできるCFDトレードを取り入れるのがおすすめです。
特に短期間で大きく上昇したときは、急落することがあるので、売りから入ることで利益を狙える可能性があります。
ただし、売りから入っても逆に上昇してしまうことがあるため、あらかじめ損切りラインを設定しておくことが大切です。
レバレッジを活用する
ドージコインはボラティリティの高い暗号資産のため、レバレッジが高いFX業者を使ってCFD取引をすれば、少額資金で効率的に利益を狙いやすくなります。
下表は海外FX業者のドージコインCFDのレバレッジ一覧です。
| FX業者 | 暗号資産CFDの最大レバレッジ |
| BigBoss | 50倍 |
| FXGT | 50倍 |
| XM | 50倍 |
| Titan FX | 100倍 |
| HFM | 10倍 |
※FXGTは取引量によってレバレッジが変動します。
レバレッジをかければ大きな利益を得られる反面、想定以上の損失を受ける恐れがあります。
損失リスクを抑えるためにも、許容できる損失額や投資資金から適切なレバレッジを活用しましょう。
ドージコイン（DOGE）の将来性
ドージコイン（DOGE）は、以下の理由から将来性のある暗号資産といえます。
- 「ドージコイン・トレイルマップ」に沿っての開発が進んでいる
- 時価総額が7番目に大きい
- イーロン・マスクなどの著名人が発言している
- 決済手段として導入する企業が増えている
順番に見ていきましょう。
1．「ドージコイン・トレイルマップ」に沿っての開発が進んでいる
ドージコインはより実用性を高める目的で「ドージコイン・トレイルマップ」に沿って開発を進められています。
具体的には以下の仕様や開発ライブラリの整備が進んでいます。
- Dogecoin.comの刷新とDogepediaの開設
- Libdogecoinの実装
- Dogecoinスタンダードの制定
- ギガウォレットの開発
- Dogecoinキーホルダー
- RadioDoge（スターリンク＋遠隔地用無線ノード）
- PoSへの移行
これらの機能が実装されれば、ドージコインの需要が増えることで価格が上昇する可能性があるでしょう。
2．時価総額が7番目に大きい
2024年11月6日時点のドージコインの時価総額は、約4兆6,449億1,305万と全暗号資産で7番目に大きい規模です。
下図はドージコインの時価総額の推移です。
一般的に時価総額が高いほど人気の高い暗号資産といわれています。
マイナーなアルトコインは、価値がなくなることも珍しくありませんが、この時価総額の高さからもドージコインに対する期待の大きさがうかがえます。
3．イーロン・マスクなどの著名人が発言している
ドージコインは米国の大手自動車メーカーCEOのイーロン・マスク氏がSNS上で発言したことで価値が高まったことがあります。
イーロン・マスクのような著名人がドージコインに関心を寄せると、これまで認知していなかった層までドージコインの存在が知れ渡ります。
著名人の発言によってドージコインの認知度が上がり、取引量が増えれば、将来的に価値が高まる可能性が十分にあるでしょう。
4．決済手段として導入する企業が増えている
ドージコインを決済手段として導入する企業が増えているのも、将来性があるといえる要因です。
これまでにゲーム制作企業「ネクソン」の子会社Nexon America Inc、大手自動車メーカーテスラ、航空宇宙メーカースペースXなどが決済手段として導入しています。
2024年1月22日にドージコインとフロキはソーシャルアプリXのアカウント「xpayments」が決済手段として採用するという期待を持たせたときは、一時およそ12％上昇しました。
今後も有名な企業が決済手段としてドージコインの採用を検討すれば、価値が高まっていく可能性は高いでしょう。
まとめ：ドージコイン（DOGE）のCFD取引をするならBigBossがおすすめ
ドージコインは、柴犬をモチーフとして開発された暗号資産であり、現在では暗号資産時価総額の上位10通貨に入ることもある人気銘柄です。
イーロン・マスク氏などの著名人の発言に大きな影響を受けやすいことから、SNSでの情報収集が欠かせません。
ドージコインの取引で効率的に利益を狙いたい方は、高レバレッジで取引できるFX業者を選びましょう。
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