海外FXに魅力を感じても、口座凍結されないか不安がある人も多いでしょう。
口座凍結をされると、サポート部門に連絡をしてやり取りする必要があるため、そのようなことは避けたい人も多いのではないでしょうか？
そこでこの記事では、
- 海外FXで口座凍結になる理由
- 代表的な規約違反
- 口座凍結になるとどうなるのか？
について解説します。
記事の後半では、詐欺業者による口座凍結を避ける方法も解説するので、海外FX初心者でも安心して利用できるようになります。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
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Contents
海外FXで口座凍結された際に考えられる2つの理由
海外FXで口座凍結になってしまった場合、以下の理由が考えられます。
- 規約違反となる行為をした
- しばらく口座を利用せずに休眠口座となった
それぞれの理由について順番に解説します。
1. 規約違反となる行為をした
国内外問わず、FX業者ごとに適用される規約は異なります。
そして、FX業者の定めた規約を破るような行為をした場合、口座を凍結されるので注意が必要です。
例を挙げると、他人名義での取引や回線の接続不良を狙った取引は、ほとんどのFX業者で禁止されています。
意図せずに違反行為をした場合でも、口座を凍結されるため、規約は注意深く確認しましょう。
2. しばらく口座を利用せずに休眠口座となった
2つ目の理由は、口座を一定期間利用しなかったために、休眠口座となったケースです。
例えば、BigBossでは120日間入金・取引・資金移転をしなかった場合、休眠口座となります。
休眠口座になると、毎月5ドルの口座維持手数料がかかります。
また、休眠口座に5ドル以上ない場合は、口座が解約されるので注意しなければなりません。
さらに、ボーナスやBigBossPointなども休眠口座になった時点で失効します。
なお、その他の海外FX業者の休眠口座に関する条件は以下の通りです。
| FX業者 | 休眠口座になる条件 | 取引手数料などのペナルティ |
| BigBoss | 120日間入金・取引・資金移転がない |
|
| XM | 口座残高がない状態（または500円未満）で90日間以上取引をしていない |
|
各業者によって扱いが異なるので、必ず確認しておきましょう。
口座凍結された場合に解除できるかは理由による
口座凍結された後、再び口座を利用するためには、凍結の解除を申請しなければなりません。
ただ、口座凍結の解除ができるかは、凍結された理由によります。それぞれのケースについて順番に解説します。
休眠口座になった場合は、口座凍結されても解除が簡単にできる
休眠口座になった場合は、口座凍結されても条件を満たせば解除が可能です。
例えば、BigBossの場合は再度入金や取引を再開すると自動的に口座凍結が解除されます。
そのため、比較的凍結の解除はしやすいです。
FX業者によって、凍結を解除するルールも異なるので、必ず確認しておきましょう。
規約違反を理由に口座凍結されると、解除は困難
不正取引や他人名義での取引など規約違反を理由に口座凍結された場合、サポートに連絡しても凍結が解除される可能性はかなり低いです。
なぜなら、不正な取引については、どのFX業者も厳しく対応しているからです。
また、海外に拠点のある海外FX業者に対して、凍結の解除を目的とした裁判を起こそうとしても時間や費用を考えると難しいでしょう。
規約違反と疑われるような行為はしないよう注意しましょう。
利用規約の違反が原因で口座凍結された場合のデメリット
利用規約の違反が原因で口座凍結されると、同じ口座での取引や新たな口座の開設ができません。
加えて、その時点で口座にある利益の出金は拒否されます。
口座凍結により口座が利用できなくなると、今よりも条件の悪いFX業者を利用しなければならなくなる可能性があります。
なお、利益の出金はできなくても、入金額は返還されるFX業者が大半です。入金額も返還しないFX業者の場合、詐欺を疑いましょう。
口座凍結される原因となる規約違反
ここからは口座凍結の原因となる規約違反について6つ紹介します。
- スキャルピング
- 他人名義の口座を使用した
- ボーナスの二重取得
- 複数口座間の両建て
- 裁定取引
- レイテンシートレード
それぞれの内容について理解しておけば、うっかり規約違反をして口座を凍結されにくくなります。
1. スキャルピング
スキャルピングとは、数秒から数分で小さな利益を積み重ねていく取引手法です。一回あたりの獲得できる値幅が数pipsと小さいため、何度も取引する必要があります。
海外FXでは、スキャルピングを認めているFX業者が大半です。
しかし、一部の海外FX業者や国内FX業者は、スキャルピングを禁止あるいは制限を設けています。
スキャルピングを禁止しているFX業者は、DD方式を採用しているケースが多いです。
| DD方式 | 顧客の注文をFX業者のディーラーがインターバンクに流すか決める |
| NDD方式 | 顧客の注文を自動的にインターバンクへ流す （FX業者を介する方式とそうでない方式がある） |
DD方式を採用しているFX業者では、顧客が損をするとFX業者が利益を得られる利益相反の関係にあります。
そのため、インターバンク市場の銀行や証券会社などへトレーダーからの注文を流すことで損失を防いでいます。
しかし、スキャルピングのように取引の頻度が多い注文は約定から決済までの時間が短くなるので、FX業者のディーラーによるカバー取引ができなくなるのです。
その結果、顧客が大きな利益を得ると、逆にFX業者は大きな損失を被るのです。
そのような事態を避けるために、スキャルピングを禁止しているFX業者もあります。
禁止しているFX業者で、短期間に取引を繰り返すと、規約違反になるので注意しましょう。
2. 他人名義の口座を使用した
他人名義の口座を使用する行為は、利用規約違反です。
なぜなら、マネーロンダリングを防止しなければならないからです。
マネーロンダリングとは、犯罪で取得した資金を架空の名義や他人の名義を利用して移動させることで、資金の出所をわからなくさせる行為。
FX業者では、自社の口座がマネーロンダリングに利用されないように、本人以外の名義で口座を使用することを禁止しています。
よって、以下のような行為は避けなければなりません。
- 配偶者の口座で取引をする
- 子ども名義の口座を開設する
- 配偶者の銀行口座から海外FX業者へ送金する（出金する場合も同様）
他には、年齢を偽るなど虚偽の内容で申請した場合も利用規約に抵触します。
3. ボーナスの二重取得
一部の海外FX業者は、豪華なボーナスキャンペーンを開催しています。
ただ、ボーナスを二重に取得した場合、利用規約に抵触するので注意が必要です。
例えば、口座開設ボーナスを提供している業者で2つの口座を作って、2回ボーナスを受け取ってはなりません。
メールアドレスを2つ用意すれば口座を作れますが、IPアドレスを確認されれば、ボーナスの二重取得が発覚します。
4. 複数口座間の両建て
複数の口座での両建ても禁止されています。
例えば、片方の口座でドル円のロング、もう片方の口座でドル円のショートをするような行為です。
米国雇用統計発表などの値動きが大きく動く時間を狙って、複数口座で両建てをすると、ほぼ確実に利益を得られます。
なぜなら、片方の口座はロスカットになっても、もう片方の口座は利益がどんどん増えていくからです。
このような不公平な取引については、多くのFX業者が禁止しています。
5. 裁定取引
裁定取引とは、複数の業者間の価格差を利用して利益を出す方法で、アービトラージとも呼ばれています。
アービトラージは勝率が高い取引手法であり、多くの海外FX業者で禁止されている手法です。
特にボーナスや両建てを活用したアービトラージは固く禁止されています。
6. レイテンシートレード
レイテンシートレードとは、FX業者のレート提示の遅延を狙ったトレード手法です。
FX業者は、業者ごとにレートの提示スピードが若干異なります。このわずかな差を狙って取引する方法がレイテンシートレードです。
レート提示が早い業者のレートを確認後に、レート提示が遅い業者でトレードをすれば確実に利益が得られます。
このような取引方法も不公平であるため、禁止されています。
詐欺業者による口座凍結を避ける方法
中には出金申請をしても、理由を付けて口座を凍結する詐欺業者もあります。その詐欺業者にて取引した場合、利益の出金には応じてくれません。
詐欺業者を避けるためには、以下の3つに注意しておきましょう。
- 金融ライセンスを取得している
- 分別管理をしている
- 過去に出金拒否された口コミがない
金融ライセンスを取得していれば、一定の信頼感があります。
分別管理を採用している場合、FX会社の資金とトレーダーの資金は分けて管理されているので、ある程度安心です。
ただし、口コミについては不正取引をした人が「出金拒否された」と投稿するケースもあるため、見極める必要があります。
まとめ：海外FXで長く取引するなら口座凍結は避けよう
海外FX業者で口座を凍結された場合、長く利用していない休眠口座であれば、すぐに凍結の解除ができます。
しかし、利用規約に違反して口座を凍結されると、解除するのは簡単ではありません。
中には、正当な理由なしに出金拒否をするFX業者もあります。そのようなFX業者を避けたいのであれば、金融ライセンスの取得や分別管理を徹底しているFX業者を選びましょう。
金融ライセンスや資金の管理方法が安全なFX業者を探しているのであれば、BigBossがおすすめです。
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