「GMMAはどのようなトレード手法?」
「GMMAの見方がわからない...」
と考えていませんか?
FXでのトレードでトレンドの方向性や強さを判断するインジケーターを探している人には、GMMAをおすすめします。
GMMAを使えば、トレンドの把握がしやすくなります。とはいえ、どのような見方をすれば良いのか、トレードにどのように活かせば良いのかわからない人もいるでしょう。
そこでこの記事では以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- GMMAの見方
- MT5への設定方法
- トレード方法
この記事を読めば、GMMAでトレンドを把握する方法を知ることができます。ぜひ、最後まで読んでみてください。
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Contents
GMMAとは
GMMAとは、12本の指数平滑移動平均線であるEMAを組み合わせて使うテクニカル指標で、複合型移動平均線とも呼ばれています。
オーストラリアの株式投資家であるダリル・ガッピーによって開発されましたが、FXの相場分析でも利用できます。
GMMAを構成する移動平均線は、短期間のEMA6本と長期間のEMA6本の合計12本です。それぞれ期間が決まっています。
短期間のEMA(赤色のライン) | 3日、5日、8日、10日、12日、15日 |
長期間のEMA(青色のライン) | 30日、35日、40日、45日、50日、60日 |
※期間は日足の場合です。
GMMAでは、これらの期間が異なるEMAの位置関係や向きからトレンドを判断します。
GMMAの見方
GMMAを見て知ることができる情報は以下の3つです。
- トレンドの方向性
- トレンドの強弱
- トレンド転換のタイミング
それぞれの見方について詳しく見ていきましょう。
1. トレンドの方向性
GMMAでは、長期束の向きで現在のトレンドの方向性が把握しやすくなります。
- 長期束が上向きの場合は上昇トレンド
- 長期束が下向きの場合は下降トレンド
- 長期束が横ばいの場合はトレンド相場ではない
また、短期束と長期束の位置関係を見てトレンドを判断する方法もあります。
- 長期束が短期束よりも下に位置していて上向きなら上昇トレンド
- 長期束が短期束よりも上に位置していて下向きなら下降トレンド
- 長期束と短期束が横ばいならレンジ相場
このようにGMMAを使えば、現在トレンドが発生しているかを判断しやすくなるでしょう。
2. トレンドの強弱
GMMAでは、短期束と長期束の間隔(幅)からトレンドの強弱を判断できます。
以下のチャートを見ると、トレンド相場中は短期束(赤色のライン)と長期束(青色のライン)の間隔が広くなっていきます。
しかし、トレンド相場が発生していない場合は、短期束と長期束の間隔が狭い状態です。
また、強い上昇トレンドでは、12本のGMMAが上から綺麗に短期から長期の順番で並ぶ点も覚えておきましょう。
逆に強い下降トレンドでは、12本のGMMAが上から綺麗に長期から短期の順番で並びます。
3. トレンド転換のタイミング
GMMAでは以下のように短期束(赤色のライン)と長期束(青色のライン)とでねじれが出現すると、トレンドが転換しやすくなるでしょう。
- 短期束でねじれが出現する
- 短期束が長期束とクロスする
- 長期束でねじれが出現する
以下のチャートを見ると、短期束でねじれが出現した後に、短期束と長期束がクロスしています。そして最後に長期束でねじれが出現した後に上昇方向への動きが加速しています。
つまり、一般的な移動平均線で出現するゴールデンクロスやデッドクロスよりも頻度が多くない分、トレンド転換の信頼性はやや高くなります。
移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスの精度が低いと考えている人は、GMMAでトレンド転換を判断してみましょう。
GMMAのインジケーターをMT5に設定する方法
GMMAはMT4には標準搭載されていませんが、MT5には標準搭載されています。よって、すぐにGMMAを利用できるMT5をおすすめします。
MT5でGMMAのインジケーターを設定する方法は以下の通りです。
- MT5で挿入する
- パラメータを設定する
なお、インジケーターのダウンロードができるのは、MetaQuotes社のMT4とMT5の場合パソコンのみです。スマホ版のMT4やMT5ではインターネット上からもGMMAのインジケーターをダウンロードできません。ただし、BigBoss QuickOrderのように海外FX業者が独自に提供している取引ツールであればGMMAが搭載されている可能性があります。
設定方法を順番に見ていきましょう。
1. MT5で挿入する
MT5を起動したら、画面上にある「挿入」を選びます。
「インジケーター」「カスタム」の順に選ぶと、GMMAがあるので押してみましょう。
2. パラメータを設定する
GMMAのパラメータ設定画面が表示されます。基本的に初期設定のままで問題ないため、右下の「OK」を押してパラメータ設定画面を閉じてください。
チャートにGMMAが表示されます。
これでGMMAを使って売買判断ができるようになります。
GMMAを使ったトレード方法
GMMAは売買判断だけでなく、トレードにも使えます。
- 短期束が長期束を抜けた場合に売買する
- 短期束が長期束に近づいてクロスしなかったら押し目買いや戻り売りを狙う
それぞれのトレード方法について順番に見ていきましょう。
1. 短期束が長期束を抜けた場合に売買する
短期束(赤色のライン)と長期束(青色のライン)がクロスするタイミングは、売買する絶好のタイミングです。
上昇トレンド中、GMMAは短期(3日)→長期(60日)といったように上から期間の短い順番で表示されます。
以下のように短期束が長期束を上抜けした場合はゴールデンクロスとなるので、上昇しやすくなります。
買った後は、損切りを直近安値に置きます。そしてローソク足が長期の30EMAに触れるまでポジションを持ち続けましょう。
一方で、短期束が長期束を下に抜けた場合はデッドクロスとなるため、下落しやすくなります。下降トレンド中のGMMAは、長期(60日)→短期(3日)といったように上から期間の長い順番で表示されます。
売った後は、損切りを直近高値に置きます。利確するポイントは、ローソク足が長期の30EMAに触れた箇所です。
2. 短期束が長期束に近づいてクロスしなかったら押し目買いや戻り売りを狙う
トレンド相場中に短期束(赤色のライン)とが長期束(青色のライン)とに近づいてクロスすると、トレンドは転換します。
しかし、短期束が長期束にクロスせずに跳ね返されるケースもあります。この場合は、トレンドが継続する可能性があるため、押し目買いや戻り売りを狙います。
例えば、上昇トレンド中に短期束が長期束に触れたら押し目買い狙いで買ってみましょう。
そして、ローソク足がすべての長期束を下に抜けた場合は損切りします。
利確をするタイミングは、フィボナッチを使ったり、サポートライン・レジスタンスラインなどを見て決めましょう。
▶フィボナッチやサポートライン・レジスタンスラインでの利確の決め方はこちらで解説!
GMMAを使う場合の注意点
GMMAを使う場合は、以下の点に注意しましょう。
- レンジ相場では使わない
- SMA(単純移動平均線)よりもだましが多い
順番に解説します。
1. レンジ相場では使わない
GMMAは、トレンド相場での売買判断をするのに使いやすいテクニカル指標です。
しかし、レンジ相場では短期束と長期束の両方が横ばいで幅が狭くなっているため、どちらに価格が動くのか判断が難しくなります。
短期束と長期束のねじれやクロスが出現しても、騙しとなる可能性があるのですぐにエントリーするのはおすすめできません。
レンジ相場の場合は、直近の高値や安値をブレイクしたのを確認してからエントリーすることをおすすめします。
2. SMA(単純移動平均線)よりもだましが多い
GMMAで使われているEMAは、直近の価格に比重が置かれています。SMAよりも値動きに敏感に反応するので、だましも多くなります。
そのため、短期束と長期束のクロスでエントリーをするだけでは、損切りの回数も増えてしまうでしょう。
GMMAのみでトレードするのではなく、RSIやMACDなど他のテクニカル指標と併用することをおすすめします。
▶RSI・MACDなどオシレーター系指標についてこちらで詳しく解説!
まとめ:GMMAを使えばトレンドの方向性や強弱を判断しやすくなる
GMMAは、短期束と長期束をチャートに表示してトレンドの把握に使うインジケーターです。トレンドの転換やトレンド相場での押し目買いや戻り売りでも活用できます。
初心者でもトレンドの判断がしやすくなるでしょう。
なお、トレンド相場で大きな利益を狙うためにはレバレッジの高いFX業者を選ぶ必要があります。
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