といった疑問をもっていませんか?
FXと株式投資は投資対象商品や取引時間、レバレッジなどに違いがあり、どちらの投資商品がおすすめなのかは人によって異なります。
自分に合った方を選ぶためにも、FXと株の違いを押さえておくことが大切です。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- FXと株式投資の違い
- FXと株式投資のメリット・デメリット
- FXと株式投資のどちらを選ぶか決めるときのポイント
自分に合った投資方法を選べば、安定的な利益を狙いやすくなるでしょう。
これからFXや株式投資を始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
FXと株の違い
FXと株式投資の主な違いは、以下の通りです。
FX | 株式投資 | |
投資対象商品 | 世界各国の法定通貨 | 上場企業の株式 |
取引時間 | 平日:ほぼ24時間 | 平日:9:00~11:30、12:30~15:00
(時間外取引ができる証券会社もある) |
レバレッジ | 国内FX:最大25倍
海外FX:上限なし |
現物取引:なし
(信用取引:約3.3倍) |
キャピタルゲイン | 買い・売り | 現物取引:買いのみ
(信用取引:買いと売り) |
インカムゲイン | スワップポイント | 配当金
株主優待 |
必要な投資資金の目安 | 数百円 | 数万円
(単元未満株の場合は数百円) |
相場が変動する主な要因 | 世界各国の金融政策や経済情勢 | 企業の業績や景気 |
それぞれ詳しく紹介します。
1.投資対象商品
FXの投資対象商品は、世界各国の法定通貨です。
実際にFX取引をする際は、1ヶ国の通貨ではなく、2ヶ国の通貨を組み合わせた「通貨ペア」を売買します。
例えば、日本円と米ドルを組み合わせた「米ドル/円」や、日本円とイギリスのポンドを組み合わせた「ポンド/円」を取引します。
銘柄数は各FX業者によって異なり、20~40前後の通貨ペアを取引できるところが多いです。
一方、株式投資は証券取引所に上場している企業の株式が投資対象です。
証券会社によっては、日本だけでなくアメリカや中国などの海外企業にも投資ができます。
投資対象の選択肢は株式投資の方が多く、国内株だけでも3,000~4,000銘柄、外国株と合わせると8,000銘柄前後の取引ができる証券会社もあります。
▶BigBossの口座タイプごとの取り扱い銘柄数はこちらで詳しく解説!
2.取引時間
FXは為替市場が世界各地で開かれているため、平日であればほぼ24時間取引ができます。
そのため、自分の生活スタイルにあわせて取引を楽しめます。
株式投資の場合は、一般的に取引ができるのは平日の午前9:00~11:30(前場)、午後12:30~15:00(後場)の間です。
中には、時間外取引(PTS取引)ができる証券会社もありますが、取引銘柄数や出来高が少ない場合があります。
なお、FXは取引時間に自由が利く反面、値動きが小さく、効率よく利益を狙いにくい時間帯があります。
FXで効率的に利益を狙うためにも、取引が活発になりやすい東京市場・ロンドン市場・ニューヨーク市場が開かれている時間帯を把握することが大切です。
▶FXの東京時間の特徴はこちらで詳しく解説!
▶FXのニューヨーク時間の特徴はこちらで詳しく解説!
▶FXのロンドン時間の特徴はこちらで詳しく解説!
3.レバレッジ
レバレッジとは、証拠金を担保に保有資金以上の取引ができる仕組みのことです。
国内FXであれば最大25倍、海外FXであれば上限なくレバレッジを効かせることが可能です。
例えば、1,000円の資金を用意してレバレッジ2,000倍をかけると、200万円分の取引ができるようになります。
対して株式投資の現物取引ではレバレッジの仕組みがなく、信用取引であっても最大約3.3倍のレバレッジしかかけられません。
少ない資金で効率的に利益を狙いたい人には、高いレバレッジをかけられるFXがおすすめです。
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4.キャピタルゲイン
キャピタルゲインとは、通貨ペアや株式の売買によって得られる利益のことをいいます。
FXでは、安く買って高く売る取引と、高く売って安く買い戻す取引ができます。
一方、株式投資では信用取引をしない限り、安く買って高く売る取引しかできません。
このことから取引を売りから始められるFXの方が利益を狙えるチャンスが多いといえます。
5.インカムゲイン
インカムゲインは、FXのポジションや株式を保有し続けることで得られる利益です。
FXの場合は、ポジションを保有している間は2国間の金利差であるスワップポイントを定期的に受け取れます。
株式投資では、株式を保有し続けることで配当金や株主優待を受けられる可能性がありますが、利益があっても株主還元をしない企業もあります。
配当金や株式優待のある企業でも、権利確定日をまたいで株式を保有する必要があったり、一定数量以上の株式を保有し続けなければならなかったりするので注意が必要です。
6.必要な投資資金の目安
レバレッジの高い海外FX業者では、数百円と少ない資金で始められます。
1ドル150円のときに1,000通貨を取引するには通常15万円が必要ですが、レバレッジの高いFX業者を選ぶと数百円から投資可能です。
例えば、レバレッジ2,222倍のBigBossで取引をすれば、必要な資金は約68円で済みます。
150円×1,000通貨÷2,222倍(レバレッジ)=約68円
一方、株式を購入するのに必要な資金は「株価×購入株数」で求められ、100株単位(単元株)での取引が基本となっているので数万円程度の資金が必要になります。
例えば、株価が380円の銘柄を購入するには38,000円を準備する必要があります。
380円×100株=38,000円
ただし、単元未満株を取り扱っている証券会社で取引をすれば、1株や10株といった単位で投資できます。
投資資金を抑えたい方は、レバレッジの高いFX業者や単元未満株で取引できる証券会社を選ぶようにしましょう。
7.相場が変動する要因
FXは世界各国の金融政策や経済情勢によって価格が変動します。
加えて、大規模な災害や国際的な事件が起きたときも、価格が大きく動く可能性があります。
一方、株価の主な変動要因は企業の業績や景気などです。
価格に影響を与えるニュースや情報は、投資商品によって異なるので、それぞれの特徴を押さえたうえで取引をすることが大切です。
FXと株のメリット・デメリット
FXと株式投資のどちらが自分に合っているのか判断する際は、それぞれの違いだけでなく、メリット・デメリットも参考にするのがおすすめです。
ここでは、FXのメリットとデメリットを紹介します。
FXのメリット
FXの主なメリットは、以下の通りです。
- 銘柄が比較的少なく選びやすい
- 平日であればほぼ24時間取引できる
- スワップポイントを定期的に受け取れる
- レバレッジをかけて資金効率を高められる
- 少額資金で始めやすい
FXは株式と比べると銘柄が少なく、投資初心者の方でも選びやすいメリットがあります。
平日であれば24時間取引可能であり、高いレバレッジをかけられることで少額資金でも取引を始めやすくなります。
FXのデメリット
投資資金に見合わないレバレッジをかけたり、想定外の値動きに巻き込まれたりすると、大きな損失を受ける可能性があります。
また、高金利通貨を売って低金利通貨を買うと、マイナススワップとなり、スワップポイントを支払わなければならない状況になります。
FXトレードで大きな損失を受けないためにも、FXの基礎を学び、損切りラインを決めるなどのリスク管理が欠かせません。
加えて、ゼロカットシステムを導入しているFX業者を選ぶことも大切です。
ゼロカットシステムとは、トレーダーが口座に預けている資金以上の損失を出した場合に、マイナス分を業者が負担してくれる仕組みです。
BigBossでも、ゼロカットシステムを採用しているので、口座の資金以上に損失を被るリスクが心配な方はBigBossで口座開設をしてみましょう。
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株のメリット
株式投資のメリットは、以下の通りです。
- 銘柄が多い
- 配当金や株主優待が受け取れる可能性がある
- 企業の成長を応援できる
- 値幅制限がある
株式投資は、FXと比較すると投資対象が多く、好きな企業や応援したい企業に投資できるのが魅力です。
加えて、急な株価変動を避けるために、1日で動く株価の変動幅を一定の範囲内に抑える「値幅制限」が設けられています。
値幅制限がかかると利益が限定的になる反面、大きな損失を防げるようになります。
株のデメリット
株式投資のデメリットは、取引時間に制限があることです。
PTS取引(夜間取引)をする手段もありますが、取引できる銘柄数に限りがあるため、投資対象が選べない可能性があります。
また、現物取引の場合はレバレッジをかけることができません。
信用取引でも最大約3.3倍のレバレッジしか利用できず、ある程度の資金を用意しなければ多くの利益を得られないデメリットがあります。
FXと株のどちらを選ぶか決めるときのポイント
FXと株式投資のどちらを選ぶべきか悩んだときは、以下のポイントをチェックしましょう。
- 取引できる時間帯
- トレードスタイル
- 資金量
それぞれ詳しく解説します。
1.取引できる時間帯
日中は仕事や家事で忙しい人、リアルタイムで値動きを見ながら取引をしたい人は、平日24時間取引ができるFXを選ぶのがおすすめです。
リアルタイムの取引にこだわらない人や、平日の日中でも時間が割ける人であれば、株式投資を選ぶことも視野に入れてみましょう。
2.トレードスタイル
FXと株式投資では、ポジションや株式の保有期間が異なる以下の4つのトレードスタイルがあります。
挑戦してみたいトレードスタイルが決まっている場合は、取引できる時間帯と合わせて投資を選ぶポイントにしてみましょう。
例えば、スキャルピングやデイトレードといった短期取引に挑戦したい人は、24時間取引ができるFXを選ぶのがおすすめです。
なお、どのトレードスタイルを選べばいいのか悩んだときは、それぞれの方法を試しながら自分に合ったスタイルを選ぶようにしましょう。
3.資金量
投資を始めるために準備できる資金は人それぞれです。
株式は基本的に数万円の資金が必要となりますが、海外FXでは数百円から数千円で始められます。
少額資金で投資を始めてみたい人は、レバレッジを利用できるFXを選ぶのがおすすめです。
株式も1株から投資を始められる商品もありますが、レバレッジをかけられないので、資金効率的にもFXの方が良いでしょう。
▶少額資金でFXを始める方法やメリットはこちらで詳しく解説!
FXと株の違いに関するよくある質問
最後にFXと株の違いに関するよくある質問に回答していきます。
1.FXが向いている人は?
FXと株式投資の違いを踏まえると、以下のような人がFXに向いているといえます。
- 少ない資金で始めたい人
- 取引を24時間楽しみたい人
- ルールを決めて冷静な取引ができる人
少ない資金で始められ、自分の好きな時間に取引できるFXは、初心者も比較的挑戦しやすいでしょう。
▶FXに向いている人や向いてない人の特徴はこちらで詳しく解説!
2.株が向いている人は?
株式投資は、以下のような人に向いている傾向があります。
- 平日の昼間に取引ができる人
- 企業や業界調査を苦痛と感じない人
企業業績や成長性を判断するには、多くの情報を集める必要があります。
これらの情報収集を楽しめる人でなければ、株式投資で継続的に利益を狙うことは難しいといえるでしょう。
3.FXと株のチャートに違いはある?
FXと株のチャートは、横軸が時間、縦軸が価格を示している点は共通していますが、値動きの大きさに違いが見られます。
FXの取引量は、株より多い傾向があるため、値動きが安定している傾向があります。
ただし、取引量が少ないマイナー通貨は、急激な値動きをするケースがあるので注意が必要です。
一方、FXより取引量が少ない傾向がある株は、値動きが不安定になりやすいとされています。
そのため、株式投資はFXと比較して、チャート分析によって利益を狙うのが難しいといわれています。
4.FXと株のテクニカル分析に違いはある?
FXと株で使われるテクニカル分析には、共通している手法が多くあります。
テクニカル分析とは、過去のチャートから将来の値動きを予測する方法です。
過去に似たパターンがあれば、今後も同じ値動きをする可能性が高いと予測を立てて取引します。
投資対象が1つの企業となっている株は、FXに比べて取引量が少なくなる傾向があります。
テクニカル分析は、多くの投資家が指針としている分析手法であるため、市場参加者が多いほどパターン通りに動くケースが多いです。
そのため、世界中の投資家が資金を投入するFXはパターン通りに動きやすく、テクニカル分析に向いているといえるでしょう。
まとめ:FXと株の違いを押さえて自分に合った方を選ぼう
FXと株式投資は、取引時間や利益が出る仕組み、レバレッジに違いがあります。
継続的に利益を狙えるようになるためにも、自分にあった資産運用方法を選ぶことが大切です。
また、少ない初期費用で投資を始めたい人は、レバレッジの高い業者を選びましょう。
レバレッジが高いFX業者を探している方には、BigBossをおすすめします。
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