と疑問に思ったことはありませんか?
国際電子決済サービスのSTICPAY、海外FXやオンラインカジノなどで入出金に使われています。
入金と出金を1つにまとめられるメリットを持ちますが、手数料や対応業者の少なさにデメリットを持つサービスでもあります。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- STICPAYとは
- STICPAYの使い方
- STICPAYのメリットとデメリット
海外FXでの入出金にSTICPAYの利用を検討しているなら、しっかりとメリットとデメリットは把握しておかなければなりません。
STICPAYに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
STICPAY(スティックペイ)とは
STICPAYとは、国際間でも使える電子決済サービスです。
STICPAYに資金を送金することで、STICPAYユーザー間での送金や海外FX、オンラインカジノなどのサービスへ送金ができます。
内部での通貨振替機能も搭載しており、多くの法定通貨に対応する特徴を持ちます。
国際電子決済サービス
STICPAYは、即時送金や決済に対応する電子決済サービスです。
STICPAYに日本円などの法定通貨を入金し管理ができ、STICPAYユーザーや海外FXなどのサービスに送金して出金が行えます。
イメージとしてはオンライン上で管理できる財布(ウォレット)であり、短時間で送金できるため便利なサービスとして使われています。
多くの国際通貨に対応
STICPAYは日本円以外の国際通貨に対応しています。
ユーロ(EUR)、米ドル(USD)、豪ドル(AUD)、香港ドル(HKD)などに対応し、入金や出金を行うことが可能です。
他のオンラインウォレット系のサービスと比べると対応通貨数が多く、日本円以外の通貨を取扱いたいという人と相性が良いでしょう。
内部振替機能を搭載
STICPAYでは、内部振替機能によって通貨の振替が可能です。
例えば、日本円を入金し内部振替機能を使うことで、米ドルやユーロに振り替えることができます。
日本円以外の通貨を取扱いたいという場合に、サービス内で日本円を他の通貨に振り替えることができるのです。
STICカード
STICPAYには、内部の資金をATMなどで出金するためのSTICカードも提供しています。
STICカードを使えばコンビニのATMなどで、STICPAY内の資金を引き出すことが可能です。
しかし、2024年8月現在、STICカードの発行は一時停止しています。
現状サービスとしては使うことができず、今後もサービスが再開されるなどの案内がないため、使えないサービスとして把握しておきましょう。
STICPAY(スティックペイ)の使い方
STICPAYの基本的な使い方を紹介します。
- STICPAYアカウント開設
- STICPAYへ入金
- STICPAYから出金
- アカウント間での送金
使い方としてはシンプルなウォレットとなるため、一つずつ見ていきましょう。
STICPAYアカウント開設
STICPAYを使うためにはまず、STICPAYアカウントを開設しなければなりません。
STICPAYアカウント開設からメールアドレス、氏名、生年月日などの必要情報を入力しましょう。
次に本人確認のために、身分証明書と居住証明書の提出が必要となります。
- 身分証明書:マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど
- 居住証明書:公共料金の領収書、住民票など
それぞれの証明書の提出が必要となるため、事前に準備しておきましょう。
提出後の審査で問題なければアカウント開設完了です。
STICPAYへ入金
STICPAYでは下記の入金方法で資金を入金できます。
- クレジットカード/デビットカード
- 国内銀行送金/海外銀行送金
- 仮想通貨
クレジットカードについてはVisa、Mastercard、JCB、AMEXの4ブランドに対応です。
仮想通貨でビットコイン入金にも対応しているため、ビットコインを送りたいという場合にも使えます。
STICPAYから出金
STICPAYでは下記の出金方法で資金を出金できます。
- 国内銀行送金/海外銀行送金
- 仮想通貨
入金とは異なりクレジットカードへの出金はできないため注意しましょう。
入金から出金を行うことを考えると国内銀行送金が共通で利用できるため便利です。
アカウント間での送金
STICPAYを利用するユーザー同士での送金も行えます。
送金したいユーザーのSTICPAY登録メールアドレスを入力することで、ユーザー間の送金ができます。
誤送信を防ぐためにも二段階認証が設定されているため安心です。
STICPAY(スティックペイ)の手数料について
STICPAYの入金や出金に対して、各方法で手数料が発生します。
下記表のSTICPAYの手数料をまとめました。
方法 | 手数料 |
クレジットカード入金 | 3.85%(各国際ブランド共通) |
国内銀行送金(入金) | 2.9%(1万円以上)、2.9%+500円(1万円未満) |
海外銀行送金(入金) | 1% |
仮想通貨(入金) | 1% |
国内銀行送金(出金) | 2.5%+800円 |
海外銀行送金(出金) | 5% |
仮想通貨(出金) | 3%~ |
内部振替 | 個人同士は送金者が1% |
クレジットカードへの出金は行えません。
国内銀行からの送金は1万円以上と1万円未満で手数料が異なり、500円分ですが1万円以上の入金がお得となります。
入金方法と出金方法によって手数料が異なり、トータルで見ると国内銀行送金がお得となる仕様です。
STICPAY(スティックペイ)のメリット
STICPAYの利用にはいくつかのメリットが存在します。
- 海外FXやオンラインカジノなどで使える
- クレジットカード入金に対応
- 仮想通貨を取扱える
それぞれのメリットを紹介します。
海外FXやオンラインカジノなどで使える
STICPAYは海外FXやオンラインカジノへの入出金に使える電子決済サービスのウォレットです。
それぞれの業者に直接銀行送金などで入金したくない場合や、クレジットカードの利用歴を残したくない場合に使えます。
それと1つのウォレットで資金を管理しながら複数の業者への入出金が行えるため、複数の業者やサービスを使う人と相性が良いです。
特に多くの資金を海外FXやオンラインカジノに置いておきたくない人は、STICPAYに資金を貯めておきながら、各業者に必要な資金だけを送るといった使い方もできます。
クレジットカード入金に対応
STICPAYはクレジットカードによる入金に対応しています。
海外FXなどでもクレジットカードによる入金に対応していますが、入金した金額はクレジットカードによる出金が必要となる特殊なルールが存在します。
STICPAYを使えばこういった入出金のルールを気にする必要はありません。
それと、クレジットカードの入金支払いによってポイントが貯まるカードもあるため、海外FX利用でポイントを貯めたいという人とも相性良いです。
仮想通貨を取扱える
STICKPAYはビットコインなどの仮想通貨による入出金にも対応しています。
仮想通貨を入金できるサービスであれば、手持ちの仮想通貨を使うことが可能です。
ただし、仮想通貨は使い方によって税金が発生する場面が多数存在します。
そういった手間となる面も存在するため、どうしても仮想通貨を使わざるを得ない場面での利用に留めておきましょう。
STICPAY(スティックペイ)のデメリット
STICPAYにはデメリットも存在します。
- 対応FX業者が少ない
- サービス停止のリスク
- 日本の金融庁未登録の業者
- 入出金量に応じて手数料が増加
それぞれデメリットを紹介していきます。
対応FX業者が少ない
STICPAYは全ての海外FX業者に対応しているわけではありません。
使えない業者も存在するため、利用前にしっかりと対応状況を確認しておきましょう。
それとSTICPAYに対応する海外FXであったとしても、トラブルなどで一時的に使えないという場面に出くわすこともあります。
そういった使えない場面を防ぐためにも、各FX業者の最新情報を確認することをおすすめします。
入出金量に応じて手数料が増加
STICPAYの入出金手数料は、割合によって設定されます。
入出金量が増えれば増えるほど手数料が増加するため注意が必要です。
例えば、STICPAYのクレジットカードによる入金は手数料3.85%ですが、1万円入金の場合は385円の手数料、50万円入金の場合は19,250円の手数料が発生します。
海外FXの場合だとSTICPAYを使わずに入出金を行った方が手数料が安い場合もあるため、しっかりと事前に確認を行ってから入出金をしましょう。
サービス停止のリスク
STICPAYは日本のサービスではなく、海外(キプロス)を拠点とする業者が提供するため前触れなくサービスが停止するリスクがあります。
急に出金が行えなくなる事態も想定できるため、できるだけ大金を入れておくことは避けるようにしましょう。
特にメジャーではないサービスについては情報量も少ないため、サービス停止にすぐさま気づけないといった場合もあるでしょう。
日本の金融庁未登録の業者
STICPAYは資金移動業者ではありますが、日本の金融庁には登録されていません。
未登録の業者は国内での勧誘などを禁止されています。
未登録の業者であるため日本の法規制下になく、サービスが停止しても何の補償も罰則もないため注意しましょう。
まとめ:海外FXの入出金に使えるSTICPAY(スティックペイ)
STICPAYとは、国際間でも使える電子決済サービスでオンラインウォレットのように資金を管理できます。
海外FXなどのサービスで入出金に使え、複数の業者やサービスで使う場合に1つのウォレットで管理できるため便利なツールとして使われています。
ただし、他のオンラインウォレットに比べると手数料が少し高めで、海外FXの場合は業者へ直接送金する手数料の方が安い場合もあるため、しっかりと確認してから使いましょう。
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