と悩んでいませんか？
FXの塩漬けとは、ポジションを保有してから価格レートが下がるなどした場合に、レートが元に戻るのを待ち続ける状態のことをいいます。
塩漬け状態が続くと、損失がさらに広がったり、資金効率が落ちたりするので、可能な限り早く解消することが大切です。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- FXの塩漬け状態がおすすめできない理由
- 塩漬けを解消する方法
- 塩漬け状態を損切りできるようになるコツ
塩漬け状態の解消方法を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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Contents
FXにおける塩漬けとは？
FXの塩漬けとは、見通しが外れたために保有ポジションが含み損となり、価格レートが戻らないまま放置している状態のことです。
エントリー時の価格レートに戻ることを期待して、塩漬け状態からポジションを動かせないトレーダーも多くいます。
しかし、価格レートがすぐに戻らないこともあるため、塩漬け状態が続くと資金効率が落ちて利益が狙いにくくなってしまいます。
なお、通貨ペアの金利差の「スワップポイント」で利益を得ている場合は、価格レートが戻ることを目的としていないため、塩漬け状態とはいいません。
つまり、為替差益で利益を狙おうとした結果、自身の想定を超えたマイナスが出た状態で放置している状態を塩漬けと呼ぶのです。
FXで塩漬け状態がおすすめできない理由5選
FXで塩漬け状態がおすすめできない理由は、以下の5つです。
- 利益を狙えるチャンスを逃し続ける
- 精神的な負担が大きくなる
- 強制ロスカットの可能性がある
- 塩漬けの癖が抜けなくなる
- FXトレードの経験が積めない
それぞれの内容について詳しく解説します。
1．利益を狙えるチャンスを逃し続ける
塩漬け状態では、ポジションを解消しない限り、新たに保有できるポジションが減ってしまいます。
そのため、利益を狙えるチャンスがあってもエントリーできない状態が続いてしまいます。
FXで利益を狙うためには、想定以上の損失が発生したときは損切りをして、資金効率を高めていくことが大切です。
2．精神的な負担が大きくなる
含み損を抱えた塩漬け状態だと、損失がどれほど広がっているのか、エントリー時の価格レートに戻っているかに気を取られることで、精神的な負担が増えてしまう可能性があります。
さらに含み損が大きくなったときは、冷静な判断ができなくなってしまうことも考えられるでしょう。
精神的な負担が増えるとFXトレードだけでなく、仕事やプライベートにも影響する可能性があるため、可能な限り早く塩漬け状態を解消することが大切です。
3．強制ロスカットの可能性がある
塩漬け状態のまま損失が広がっていくと、強制ロスカットが実行される可能性があります。
強制ロスカットとは、証拠金維持率が規定水準より低くなったときに、自動的に決済される仕組みです。
FX業者によっては、強制ロスカットにより口座残高がマイナスになると、「追証(追加証拠金)」と呼ばれる証拠金の追加入金をしなければなりません。
大きな損失を受けると、生活資金にまで影響を与えてしまう可能性があるので注意が必要です。
大きな損失を抱えることに不安を感じる場合は、FXトレードによる損失をFX業者が負担してくれる「ゼロカットシステム」を導入しているFX業者を選ぶのがおすすめです。
BigBossでも、ゼロカットシステムを採用しているので、口座資金以上の損失が発生するリスクが心配な方はBigBossで口座開設をしてみましょう。
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4．塩漬けの癖が抜けなくなる
塩漬け状態から元の価格レートに戻った経験をすると、損失が発生しても「元のレートに戻るのではないか」という期待から待ち続けてしまうトレーダーもいます。
しかし、元のレートまで戻ることなく、損失がさらに広がってしまう可能性があります。
「塩漬け状態から価格レートが戻った」という成功体験があると、損切りせずに塩漬けにする癖が付いてしまうので注意しましょう。
5．FXトレードの経験が積めない
利益を狙えるFXトレーダーになるためには、トレード経験を積みながら、実践と改善を繰り返していくことが大切です。
資金が拘束されている塩漬け状態は、新たに保有できるポジションが減ることで、トレード経験が積めない状況が続いてしまいます。
FXトレーダーとして成長するためにも、想定以上の損失が発生したときは損切りを徹底するようにしましょう。
【おすすめ度別】初心者が塩漬けを解消する方法
塩漬け状態を解消する主な方法は、以下の4つです。
【◯】損切り
【△】ナンピン
【△】両建て
【✕】相場の回復まで放置する
それぞれの特徴を詳しく解説します。
【◯】損切り
損切りとは、想定以上の損失が発生したポジションを決済し、損失を確定させることです。
たとえば、価格レートが上昇すると見込んで買いエントリーし、その後レートが下落した際に損失がより大きくなることを防ぐために損切りします。
損切りには、損失が広がることを防止するだけでなく、資金効率を高める効果も期待できます。
塩漬け状態のポジションを解消することで、エントリーするための資金が生まれるので、より利益が狙いやすくなるでしょう。
含み損を抱えたときは、将来の利益を狙うために積極的に損切りをしてみましょう。
【△】ナンピン
ナンピンとは、保有ポジションが予想と逆方向に動いたときにポジションを追加して平均取得単価を下げる手法です。
たとえば、米ドル/円が133円で10万通貨の買いエントリーしたのちに、131円まで下落した場合に追加で10万通貨の買いエントリーすることで、平均取得単価を「132円」にすることができます。
平均取得単価を132円まで下げることができれば、最初に買いエントリーをした133円まで価格レートが戻らずに、132円で止まったとしても含み損が解消できます。
しかし、価格レートがどこまで下がるのかが予測できない初心者は、いつナンピンをすればいいのかの判断が難しいとされています。
保有ポジションが増えるナンピンは、損失をより大きくしてしまう可能性があるので注意しましょう。
【△】両建て
両建てとは、同じ通貨ペアの買いポジションと売りポジションを同時に保有することをいいます。
例えば、買いのポジションで1,000通貨を塩漬けしていた場合は、1,000通貨で売りエントリーすることで、両建てのポジションを保有できます。
両方のポジションを保有すると、相場がどちらに動いたとしても損益が発生することがないため、急激な値動きによって損失を受けることがありません。
ただし、両方のポジションを保有する必要がある両建ては、スプレッドが2倍かかったり、値動きが予測できずに損失がより広がったりするリスクがあります。
また、両建て取引を禁止しているFX業者もあるので、取引前に確認しておきましょう。
BigBossでは、他業者の口座との両建てなどの一定の禁止事項がありますが、同一口座内での両建て取引が可能です。
▶BigBossの両建てルールや禁止事項はこちらの記事で詳しく解説！
【✕】相場の回復まで放置する
エントリー時の価格レートに戻るまで数ヶ月から数年かかる場合もあるため、相場回復まで放置するのはおすすめできません。
塩漬けにしている投資資金は、ポジションを解消するまでトレードに使えないため、資金効率が低下してしまいます。
投資資金があれば獲得できていた将来の利益まで得られなくなってしまうので、可能な限り早く損切りの判断をすることが大切です。
塩漬け状態を損切りできるようになるコツ
損切りをすることに抵抗感がある方は、以下の方法を実践してみてください。
- 損切りルールを決める
- いくら利益を狙いたいかを明確にする
それぞれの内容について詳しく解説します。
損切りルールを決める
「含み損がいくらになったら損切りする」といったルールを決めておけば、損切りができない状況を防げます。
損切りルールを決めずにトレードすると、損失を確定させたくない感情から損切りするタイミングが遅れてしまう可能性があります。
損切りルールを決めていても実行できない方は、逆指値注文を活用してみましょう。
逆指値注文とは、指定価格で自動的に注文する方法で、感情に左右されることなく決済することができます。
▶︎損切りルールの決め方はこちらの記事で詳しく解説！
▶逆指値注文の使い方はこちらの記事で詳しく解説！
いくら利益を狙いたいかを明確にする
FXトレードをする際は、いつまでに、いくら利益を得たいかの目標を明確にしておくことが大切です。
利益額や時期といった明確な目標を設定できれば、資金効率を高めるために損切りをする判断もしやすくなるでしょう。
塩漬け状態を解消したり、無駄なトレードを避けたりするためにも、FXトレードをする目標を定めておきましょう。
まとめ：FXで塩漬け状態にならないように損切りルールを決めておこう
塩漬け状態は、損失がより大きくなったり、利益を狙えるチャンスを逃したりする可能性があるため、可能な限り早く解消することが大切です。
塩漬けを解消するためにも、損切りルールやFXトレードの目標を決めておきましょう。
FXでより多くの利益を狙いたい方は、高いレバレッジで資金効率を高める方法もおすすめです。
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