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FXは確率論で勝てるのか?手法と確率と資金管理で勝てるようになれる!

FXは確率論で勝てるのか?手法と確率と資金管理で勝てるようになれる!

トレーダー
「FXの勝率は50%なのに全然勝てない!」

トレーダー
「確率論だけでは勝てないって聞いたけど、他に何を学べばいいの?」

と疑問に思ったことはありませんか?

FXで時折話題に上がる確率論、勝率が高いトレードを行えば利益が増えやすく、確立が低いトレードを繰り返せば資金を失ってしまいます。

トレードで重要に見える確率論、手法によって勝率を上げることもできますが、実は確率以外の要因でFXの勝敗は決まっているのです。

そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • FXの確率論について
  • FXの勝率を上げる手法
  • 確率論よりも重要な資金管理

トレードの勝率を少しでも上げつつ、最終的に利益を積み重ねていくなら資金管理についても理解しておく必要があるでしょう。

FXの確率について興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

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FXの確率論は50%

FXのトレードにおいて、トレードで行える行動は基本的に買い(ロング)と売り(ショート)の2パターンとなります。

トレードの舞台となる為替市場はランダムウォークと呼ばれる価格変動の予測が難しい市場であり、建値(エントリー時の価格)よりも価格が上がるのか、もしくは下がるのかで勝敗が決まります。

そのため単純にトレード見ると、2種類の行動によってランダムな市場で勝敗が決まることから、FXの確率は50%と言われることが多いです。

FXの確立が50%でも退場者が多い理由

FXトレードの確率が50%であれば、FXの退場者はそこまで多くならないはずです。

しかし、世間的にFXは9割の参加者が退場する世界と言われており、確率50%のトレードが嘘のように思える場面もあります。

それは下記の要因が退場者(全ての資金を失う人)を増やしているためです。

・50%の確率は簡単には収束しないため

・スプレッドが存在するため

・リスクリワードを設定しないため

FXで退場者が増えてしまう理由を紹介していきます。

50%の確立は簡単には収束しないため

FXのトレードは現在よりも価格が上がるのか、下がるのかを予測する50%が基本です。

この確率を信頼してトレードを行えば2回中1回のトレードで勝つことができるはずです。

しかし、実際にトレードを行ってみると2回どころか4回や5回負けが続くこともあり、酷い時には10回連続損失を出してしまう時もあります。

それは50%の確率が何千回、何万回という試行回数からはじき出された確率であり、数回や数十回のトレードでは収束しないためです。

何年もトレードを繰り返していればトータルの確率は50%に近いづいてきますが、昨日や今日、今週のトレードだけを見てみると決して50%に近づくとは限りません。

明日のトレードは勝率80%を出すこともあれば、20%の低い勝率を出してしまう可能性があることを覚えておきましょう。

スプレッドが存在するため

FXには買う時と売る時の価格差であるスプレッドが存在します。

例えば、現在のドル円の価格を見てみると「買い148.80円」「売り148.75円」と表示されており、その場でドル円を買って売ると0.05円分のスプレッドが発生するのです。

買いによるトレードでは0.05円分の損失が発生する結果となります。

つまり、トレードを始めた瞬間からトレーダーは損失を抱える状態となるため、小さな影響ではありますが負けやすい要因につながっているのです。

ちなみにトレードスタイルによってスプレッドの影響は大きく変わり、ポジションの保有期間が長めのスイングトレードは利幅が広いためスプレッドの影響は小さく、保有期間が短めのスキャルピングは利幅も狭いためスプレッドの影響が大きくなります。

スプレッドは全ての通貨ペア、全てのFX業者で設定されており、トレーダーがトレードを始めた瞬間から発生するため、スプレッドが狭いFX業者を選ぶ必要があります。

スプレッドを含むFXに関連する手数料を下記記事でわかりやすくまとめているので、よければ参考にしてください。

BigBossの手数料5つを紹介! スプレッドの狭さや口座の選び方を解説!

リスクリワードを設定しないため

FXにはリスクリワードと呼ばれる、トレードにおけるリターン(利益)とリスク(損失)の関係を表す概念があります。

例えば、期待損失1万円と期待利益2万円の場合、リスクリワードは1(リスク):2(リターン)と設定できます。

リスクリワード1:2でトレードを繰り返せば、2回のトレードで1回でも勝てばプラス1万円の利益、3回のトレードで1回でも勝てばプラスマイナス0円の収支となります。

勝率50%のトレードを何回も繰り返していけば2回中に1回のトレードで勝つ結果となるため、リスクリワード2:1では1万円の利益が出やすくなるのです。

このように、FXの確率部分を変えなくてもリスクリワードをコントロールすることで、FXは利益を出すことが可能となります。

リスクリワードは後で紹介する資金管理でも重要な概念であるため、詳しく解説している下記記事をぜひ参考にしてください。

FXのリスクリワードとは?計算方法や勝率との関係をわかりやすく解説

FXの確率は手法で上げることができる

FXの確率論において50%が基本と紹介してきましたが、確率を50%以上に上げていくことが可能です。

そのために重要となるのがトレードにおける手法です。

トレードで勝てる手法を見つけることで、勝率を51%、60%と上げていくことも可能となります。

しかし、勝率を上げ続けることには限界があり、結果的に利益につながらないこともあるでしょう。

実際にFXで勝率を上げる方法と限界があることを紹介していきます。

勝率50%を上回る手法を見つける

FXで勝率に大きな影響を与えるものとして手法があります。

手法はトレードにおけるエントリーやイグジットのタイミング、損切りなどの条件を定めたルールのことです。

ランダムに動きやすいFXのチャートにおいて、手法により一定の規則性を見つけたりテクニカル指標で分析を行うことで、50%の勝率を上げることが可能となります。

この勝率を上げるための手法を見つける際、自分の性格やトレード可能時間などの相性から選ぶことも大切です。

定番の移動平均線を使う手法を見つけたとしても、デイトレードやスキャルピングとは相性が悪かったり、自分のトレードのタイミングでは上手く分析できないこともあります。

新しく手法を見つける際は、何度もデモトレードなどで検証を行い、勝率がしっかりと高くなることを実証してから使うようにしましょう。

FXで鉄板手法を見つける方法とは?勝率の高い手法は非常にシンプル

聖杯は存在しないことを知る

手法で確率を上げられることと同時に、手法によるトレードには聖杯(絶対に勝てる手法のこと)が存在しないことも理解しておかなければなりません。

というのもFXトレーダーの中には確率にこだわり過ぎて、勝率を追い求めて手法ばかり探す人もいます。

確かに手法を上げれば上げるほど勝てる確率は上がりますが、手法で上げられる勝率には限界があったり、相場の状況が変われば手法を使うトレードでも勝率が下がる場面があります。

規則性が少ないFXの相場において、8割や9割、もはや10割である勝率100%の手法を見つけることは不可能です。

それと、どれだけ勝率を上げられたとしても、リスクリワードなどがきちんと設定されていなければ1回の負けで大損失を出してしまい致命傷となる恐れもあります。

そのため、少しでも確率が50%を越える手法を見つけたなら、次は資金管理をしっかりと学んでトレード確率以外の場面で優位性を作る方が、最終的に結果を出せるトレーダーになれるでしょう。

FXで確率論よりも大切な資金管理

FXの確率論について紹介してきましたが、トレードの勝率を上げることには限界があり、確率を追い求めるよりも資金管理を徹底することで市場での生存率を大幅に上げられます。

もちろん手法を見つけて勝率を少しでも上げることはトレーダーにおいて大切なことではありますが、それだけでは最終的に利益を出すことは難しいのも現実です。

少しでも勝率が高い手法を見つけたら、次は資金管理を学ぶべき重要さを紹介していきます。

確率が50%以下でもリスクリワードの設定で勝てる

資金管理で重要なリスクリワード、確率が50%のトレードでもリスクリワードの設定次第で利益を増やせることを紹介しました。

実は確率が50%を下回るトレードでも、リスクリワードの設定がきちんとしていればFXは勝つことができるのです。

例えば、3回に1回トレードで勝てたとします。(勝率約3割)

ここでリスクリワード1:1では負けが膨らみ続けますが、リスクリワードを1:3(損失1万円:利益3万円)に設定していれば、仮に3回中2回のトレードで負けて2万円の損失を出したとしても、次のトレードで1回勝てば3万円の利益が出て最終的にプラス1万円の利益となります。

トレードスキルなどに自信が無くても、リスクリワードの設定で資金管理を徹底していればFXは勝つことが可能です。

FXにおいて最終的な結果はどれだけ資金を増やせたのかにあるため、リスクリワードの設定は必須なものとなるのです。

確率論だけでは防げない退場を回避できる

FXにおける退場(全ての資金を失う)の大きな原因は、コツコツドカンである1度の失敗で大きな損失を出してしまうことと言われています。

資金量に見合わないレバレッジを設定し、勝率だけを追い求めたトレードを行う結果、1度の負けが致命傷となりFXから退場してしまうのです。

この退場を避けるためには、損切りによって資金を守ったり、先ほどのリスクリワードの設定で資金管理を行うことが重要です。

どうしても確率論だけでは損失額を操作できないため、一発退場を逃れるためにも損切りなどの資金管理法は学んでおく必要があります。

損切りについてはFX初心者が一番初めに学ぶべきスキルでもあるため、下記記事を参考に設定するようにしましょう。

FXの含み損とは?損失を抑える対処法や損切りルールの決め方を解説

感情的なトレードを避けられる

FXにおいて資金管理を行うことは、感情的なトレードを避けることにもつながります。

感情的なトレードは手法を無視して大きな損失を抱えやすい危険性があります。

そこでリスクリワードをしっかりと設定しておくことで、機械的に損失額を限定して損切りができ、利益も逃さず確実に値幅を取ることが可能となります。

特に資金の変動が激しく、含み損を見ると感情的になり上手くトレードが行えない人ほど、はじめから損失額を想定しておき管理することが、感情的にならずトレードが行えるコツです。

少しでも感情に左右されてしまうトレードが嫌な人は、資金管理を学ぶようにしてみましょう。

FXでのメンタルの鍛え方を解説! 感情的なトレードを避ける方法を紹介

まとめ:FXの確率論を知り、資金管理の重要性を意識しよう

FXの確率は買いと売りによるトレードの50%であり、手法を身に付けることで少しでも勝率を上げることが可能です。

しかし、手法などで上げられる確率には限界があり相場の状況によっては手法が機能せず勝率が大幅に下がる場面もあるため、確率に依存せず資金管理も同時に行うことが重要となります。

勝率が低いトレードでもリスリワードを適切に設定することで、しっかりと利益を出しながら損失を限定したトレードが行えるようになるでしょう。

その利益を少しでも最大化して効率的にトレードを行う場合には、小額からでもしっかりとレバレッジが掛けられるFX業者を選ぶことをおすすめします。

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