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IFO注文とは?使い方からメリットデメリットまでを解説!

トレーダー
「IFO注文ってなに?」

トレーダー
「どうやって使う注文なの?」

と疑問に思ったことはありませんか?

FXのトレードで使える注文方法のIFO注文、トレードを半自動化できることから便利な注文方法です。

ただ便利な注文の反面、しっかりと使い方と共にメリットデメリットを把握してなければ、使いこなせない注文方法でもあります。

そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

  • IFO注文とは
  • IFO注文のメリットとデメリット
  • IFO注文を使う時のポイント

IFO注文を使いこなせるようになればトレードを半自動化させることができ、効率よく利益を狙えるようになるでしょう。

これからIFO注文を使ってみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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IFO注文とは

IFO注文(アイエフオー)とは、IFD注文とOCO注文を掛け合わせた注文方法で、新規の発注から利確と損切り決済を同時に予約することができます

新規の発注から決済まで全てを予約できるため、トレードにおいて便利で半自動化できる特徴を持ちます。

FXのトレードで利用できる注文方法の中では設定項目が一番多いため、しっかりと仕組みを理解しておかなければ複雑に感じてしまう注文方法でもあります。

新規発注・利確決済・損切り決済を同時に出せる注文方法

IFO注文は最初に、買いもしくは売りの新規発注、利確の指値と損切りの逆指値注文を予約します。

例えば買いのトレードを行う場合、1ドル100円で買いの新規発注、1ドル160円で売りの利確決済、1ドル80円まで下落で売りの損切り決済を予約できます。

仕組みとしては、買いもしくは売りの新規発注が約定した場合に、利確決済と損切り決済の指値と逆指値の注文が発動します。

新規発注が約定すれば決済が自動的に発注されるため、IFO注文を出せばほぼ放置でトレードが行えます。

確実に決済まで行われるため、発注から決済までのトレードの流れを予測できるトレーダーにとっては便利な注文方法です。

IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法

IFO注文は、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です

IFD注文は、新規の発注と決済注文を1つずつ予約できる方法で、決済注文は利確の指値と損切りの逆指値の片方しか出すことができません。

OCO注文は、2種類の新規発注もしくは決済注文を出すことができ、片方の注文が約定するともう片方の注文は削除される仕組みです。

IFO注文においては、前半の新規発注部分がIFD注文となっており、後半の決済部分でOCO注文が採用されています。

OCO注文の解説はこちら

IFO注文のメリット

IFO注文には大きく4つのメリットがあります。

  • トレードを半自動化できる
  • リスク管理が行えるようになる
  • 損失を限定して利益を確保できるようになる
  • 戦略的なトレードが行えるようになる

トレードでIFO注文を使うメリットを紹介していきます。

トレードを半自動化できる

IFO注文は、新規発注から利確と損切りの決済までを予約できるため、トレードを半自動化できるメリットを持ちます。

普段忙しくトレードが行えない人にとっては、発注から決済を自動化できるため非常に優秀な注文方法となります。

新規発注については買いか売りの片方しか出すことができませんが、上手くトレンドや値動きを予測できるなら、十分に新規発注の約定を目指して設定できるでしょう。

リスク管理が行えるようになる

IFO注文は損切り決済の予約ができる注文方法です。

あらかじめ1回のトレードにおける損失幅を設定できるため、リスク管理も自動的に行えるようになります。

自分がチャートを監視できない時間帯での値動きにリスクを感じる場合は、IFO注文が半自動的にトレードを行うため、はリスク管理面で役立つ注文方法となるでしょう。

ただし、損切り決済の設定は決めれば良いというものではないため、しっかりと損失許容額などから設定する必要があります。

損切り幅の設定の仕方はこちら

損失を限定して利益を確保できるようになる

損切り決済の設定からリスク管理が自動的に行えるメリットがあると紹介しましたが、同時に利益の確保も自動的に行えるメリットをIFO注文は持ちます。

多くの初心者トレーダーは利益を伸ばすことが難しく、少し利益が出ると損失転換を恐れて早期に利確してしまう傾向があります。

そこでIFO注文を使うことで利幅を設定し、自動決済でしっかりと利益を確保できます。

FXで上手く利益を伸ばせないトレーダーにとっても、役に立つ注文方法の1つです。

戦略的なトレードが行えるようになる

IFO注文を使うということは、発注から決済までの流れを予測して予約する必要があります。

相場の値動きを予測することから、戦略的なトレードを行っている状態に近くなります。

損切り幅と利確幅を決め、大きく値が動き始めるポイントでエントリーを行う予測シナリオを立てている状態です。

そのため直感的ではなく戦略的なトレードを行う場合にもIFO注文は相性よく、戦略的なトレードを行いたい人にとっても役に立つ注文方法となります。

IFO注文のデメリット

IFO注文にもいくつかのデメリットが存在します。

  • トレードシナリオを立てる必要がある
  • 設定に手間が掛かる
  • 最大限の利益が伸ばしづらい
  • スリッページによる損失拡大

1つずつデメリットを紹介していきましょう。

トレードシナリオを立てる必要がある

IFO注文は、これからチャートがどのように動いていくのかをある程度予測できなければ、使いづらい注文方法です。

最初の新規発注は買いか売りどちらかしか出すことができず、約定しなければ注文が全て発動しません。

決済についても同様で、しっかりとチャートが利確決済の方向に動かなければ、損失を確定させるだけのトレードになります。

そのため、テクニカル分析などを用いてしっかりと値動きを予測し、発注から決済までのトレードシナリオを立てれるようになってから使いましょう。

テクニカル分析についてはこちらで解説

設定に手間が掛かる

IFO注文は新規発注と利確と損切りの決済注文を同時に設定しなければなりません。

すぐにトレードを行いたいときには使いづらく、設定に手間が掛かることは覚えておきましょう。

そのためスキャルピングのような短期トレードスタイルや、値動きが激しい場面では使いづらいといったデメリットがあります。

最大限の利益が伸ばしづらい

利確決済をあらかじめ設定するため、IFO注文は利益を伸ばしづらいデメリットがあります。

例えば、1ドル150円で持ったポジションで1ドル151円の利確決済で設定した場合、1ドル152円や153円まで上昇する時には、151円以上の値幅の利益を逃してしまう結果となります。

利確決済の設定によって利益を逃さないメリットはありますが、その利益を最大限まで伸ばしづらいデメリットがあることは覚えておきましょう。

スリッページによる損失拡大

IFO注文は全て指値や逆指値による注文となりますが、スリッページが起こる可能性は十分にあり得ます。

スリッページは約定価格と注文価格がズレてしまう現象のことです。

例えば、IFO注文の損切り決済においてスリッページが起こると、想定していた損失額よりも大きな損失を抱えてしまう恐れがあるのです。

特にスリッページは値動きが激しい場面で起こりやすいため、時と場面によっては損失額が増えてしまうことは理解しておきましょう。

スリッページの解説はこちら

IFO注文を使う時のポイント

IFO注文のメリットとデメリットを紹介してきましたが、それらを押さえた上で注文を使う際に意識しておきたいポイントがあります。

  • あらかじめトレードシナリオを立てておく
  • 発注前に設定を確認する
  • 可能な時に相場の動きは確認する

1つずつポイントを解説していきます。

あらかじめトレードシナリオを立てておく

IFO注文は、これからチャートがどのように動くのかを予測する必要があり、発注と損切り決済のポイントを決めなければ使えません。

これらの設定を全て行えるように、チャートの値動きを予測してトレードシナリオを立てるようにしましょう。

もしトレードシナリオを立てることが苦手という場合には、上昇もしくは下降トレンド発生時に使ってみると良いです。

トレンド発生時はトレンド方向にチャートが動きやすいことから、トレードシナリオも立てやすくなります。

発注前に設定を確認する

IFO注文を始めとする指値系の注文は、あらかじめ数値を設定する必要があります。

慣れないうちは間違った数値を設定することもあるため、IFO注文の発注前に数値が正しいのか確認してから発注しましょう。

新規発注の価格を間違えて設定すると、いつまでも約定せずIFO注文が発動しないといったこともあります。

指値系のトレードは注文が通らなければ意味がないため、しっかりと発注前に設定を確認しておきましょう。

可能な時に相場の動きは確認する

半自動でトレードが行えるIFO注文ですが、トレード中はできるだけ時間がある時にチャートを確認しましょう。

チャートが損切り決済の方向に進むと分かった時は早めに損切りが行え、利確決済方向にチャートが進むと分かった時には設定変更から利幅を伸ばすことができます。

それとチャートの動きを監視し続けることで、現在の相場のクセや特徴を把握できるようにもなります。

自信のトレードスキル向上も兼ねて、相場はできるだけ確認するようにしましょう。

まとめ:IFO注文を使ってトレードを半自動化しよう

IFO注文とは、IFD注文とOCO注文を掛け合わせた注文方法で、新規の発注から利確と損切り決済を同時に予約できます。

トレードを半自動化できる特徴を持つため、普段仕事で忙しい人でもトレードが行える優秀な注文方法となります。

ただし、成行による裁量トレードに比べると利益を伸ばしづらかったりするため、完全放置するのではなくチャートを定期的に確認するようにしましょう。

ちなみに、IFO注文を使うならトレードシナリオを立てるために、テクニカル分析で値動きを予測しなければなりません。

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