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FX初心者が押さえておきたい用語集|意味をわかりやすく解説

トレーダー
「FXの勉強中だけど、知らない用語が多い…」

トレーダー
「どのようなFX用語を押さえておけばいい?」

と悩んでいませんか?

FXを始めたくても、聞き慣れない用語が多く、不安に感じている人は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • 最低限知っておきたいFXの基礎用語
  • FXの注文時に使う用語
  • FXの注文方法や分析方法に関する用語

初心者のうちにFXの用語と正しい知識を押さえておけば、よりスムーズにトレードができるようになるでしょう。

これからFXで取引を始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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FX初心者が最低限知っておきたい用語

まずは、証拠金やレバレッジなどのFX初心者が最低限知っておきたい用語を解説します。

用語の意味を押さえ、FXの正しい知識を身に付けましょう。

証拠金

証拠金とは、FX業者の口座にあらかじめ預ける現金のことで、取引をするうえで必要となる資金です。

トレード中における必要証拠金(トレードを行うために必要となる証拠金)に対する余裕度合として証拠金維持率(有効証拠金÷必要証拠金×100%)があります。

必要証拠金についてはこちらの記事で詳しく解説!

レバレッジ

レバレッジとは、証拠金を担保に保有資金以上の取引ができる仕組みです。

例えば、1万円の証拠金でレバレッジを25倍にすると、25万円分の取引ができるようになります。

利用できるレバレッジには上限があり、国内FXであれば最大25倍、海外FXは業者ごとに上限が決められています。

▶︎レバレッジの計算方法はこちらの記事で詳しく解説!

通貨ペア

FXは2つの国の通貨を売買する取引で、この通貨の組み合わせを通貨ペアと呼びます。

例えば、米ドルと日本円の通貨ペアは「米ドル/円」や「USD/JPY」と表記されるのが一般的です。

FXには様々な通貨ペアがあり、取引できる種類や数はFX業者によって異なります。

▶︎初心者におすすめの通貨ペアと選び方はこちらの記事で詳しく解説!

ロット(Lot)

ロット(Lot)は1回のトレードで売買できる通貨量の単位です。

国内FX業者では1ロット=1万通貨が一般的ですが、海外FXは1ロット=10万通貨とする業者が多いです。

FX取引では、ロット数を指定することで取引通貨量を決めます。

例えば、1ロット=10万通貨のBigBossで1ドル100円のときに1ロット売買する場合は、1000万円の取引ができます(100円×10万通貨=1000万円)。

ロット数を上げるほど利益額が大きくなりますが、大きな損失につながるリスクも上がるため、通貨量は慎重に決めなければなりません。

▶︎ロットの計算方法と適正ロットの決め方はこちらの記事で詳しく解説!

pips(ピップス)

pipsはpercentage in pointの略で、FXの通貨の共通単位です。

FXでは米ドルやユーロなど単位の異なる様々な通貨を取引するので、単位を統一するためにpipsが用いられています。

1pipsがいくらになるのかは通貨ペアに円を含むか、含まないかによって以下のように異なります。

ドル/円・ユーロ/円 1pip=0.01円(1銭)
ユーロ/ドル・ポンド/ドル 1pip=0.0001ドル(0.01セント)

▶︎pipsの計算方法や活用する際の注意点はこちらの記事で詳しく解説!

スプレッド

スプレッドは、1回のトレードごとに発生する売値と買値の差額のことをいい、実質的な取引コストです。

スプレッドは通貨ペアやFX業者によって異なるので、取引前にどのくらいのコストがかかるかを確認しておくことが大切です。

効率よく利益を狙いたい場合は、スプレッドが狭いFX業者を選びましょう。

▶︎スプレッドが狭いFX業者はこちらの記事で詳しく解説!

スワップポイント

スワップポイントとは、通貨ペア間の金利差のことをいい、スワップポイントで利益を狙うことも可能です。

例えば、低金利通貨を売り、高金利通貨を買った場合はポジションを保有している限り、金利差分の利益を毎日受け取れます。

一方、高金利通貨を売り、低金利通貨を買った場合はスワップポイントがマイナスになり、差額分を支払うこととなります。

▶︎BigBossのスワップポイントの計算方法やトレードの注意点はこちらの記事で詳しく解説!

ロスカット

ロスカットとは、一定以上の損失が発生したときに、損失が広がらないように強制決済される仕組みです。

ロスカットがあることで、トレーダーは口座の資金以上の損失を受けるリスクを抑えられます。

ロスカットが実行されるのは、各FX業者が定めた証拠金維持率(純資産に対する必要証拠金の割合)を下回ったときです。

▶︎ロスカットの仕組みと流れはこちらの記事で詳しく解説!

追証(おいしょう)

追証(おいしょう)は追加証拠金の略称で、証拠金維持率が一定の値を下回った状態、もしくは証拠金がマイナス(残高不足)となる状態です。

不足分の証拠金を定められた期日までに入金することで証拠金維持率が上昇し、追証の状態を解消できます。

もし証拠金がマイナスとなり追証を期日までに解消できなかった場合、国内FX業者の場合は借金として返済を迫られ、海外FX業者の場合はゼロカット(証拠金をゼロにするシステム)によって証拠金が0円となります。

BigBossのゼロカットの執行条件はこちらの記事で詳しく解説!

円安

円安とは、他国の通貨に対して日本円の価値が下がることです。

例えば、日本円と米ドル円を比較した場合、1ドル=100円の状態から1ドル=150になると円安の状態となります。

米ドル円のチャートにおいては右肩上がりの上昇が円安傾向です。

円安時のトレードで意識すべきことをこちらの記事で詳しく解説!

円高

円高とは、他国の通貨に対して日本円の価値が上がることです。

例えば、日本円と米ルド円を比較した場合、1ドル=100円の状態から1ドル=50円になると円高の状態となります。

米ドル円のチャートにおいては右肩下がりの下落が円高傾向です。

円高時のトレードで意識すべきことをこちらの記事で詳しく解説!

トレンド

トレンドとは、相場が一方向へ継続的に動く状態のことです。

相場が継続的に上昇方向へ動くことを上昇トレンドと呼び、相場が継続的に下落方向へ動くことを下降トレンドと呼びます。

為替相場はトレンド相場の他にレンジ相場と呼ばれる、一定の価格帯を往復する方向性のない相場の2種類から形成されます。

FXの注文時に使う用語

ここからは、FXの注文時に使う用語を紹介します。

FX取引をするうえで、必ず耳にする用語なので、正しい意味を押さえておきましょう。

エントリー

エントリーとは、新規注文を入れてポジションを保有することをいいます。

買い注文をすることを「買いエントリー」、売り注文をすることを「売りエントリー」と呼ぶのが一般的です。

「新規注文をするタイミング」という意味でエントリーポイントと表現されることもあります。

ポジション

ポジションとは、約定後で未決済の状態を指します。

エントリーでの注文を保有した状態のことで、ポジション=建玉(たてぎょく)が使われることもあります。

通貨を買った場合をロングポジション、売った場合をショートポジションと呼びます。

エグジット(イグジット)

エグジット(イグジット)はエントリーの反対で、保有しているポジションを決済し、トレードを終了することです。

ポジションを決済するため、取引の損益が確定することとなります。

ロングポジションに対しては売り、ショートポジションに対しては買いの注文でエグジットできます。

損切り

損切りとは、損失が発生しているポジションを決済し、損失を確定させることです。

例えば、相場が上昇すると予測してエントリーし、その後相場が下落した場合、そのまま待っていると損失が膨らむ可能性があるので損切りします。

損失を最小限に抑えるには、エントリー前に損切りラインを決めておくことが重要です。

FXにおける損切りの決め方の詳細はこちらの記事で詳しく解説!

利確

利確とは利益確定の略称で、利益が発生している状態でポジションを決済することです。

FXで利益を狙うには、エントリーのタイミングだけでなく、利確するポイントも重要です。

そのため、どのポイントで利確するのかをあらかじめ決めておくのが良いでしょう。

▶︎利確するおすすめのタイミングはこちらの記事で詳しく解説!

ナンピン

ナンピン(難平)とは、保有するポジションで含み損が発生した際に、ポジションを追加注文することで平均取得単価を下げることです。

例えば、ロングポジションで含み損が発生した場合はロングのポジションを追加し、ショートポジションで含み損が発生した場合はショートのポジションを追加します。

含み損を抱えた状態から相場の反転を狙う技術ですが、確実に相場が反転するとは限らないため難易度の高い技術でもあります。

ナンピンの使い方はこちらの記事で詳しく解説!

FXの代表的な注文方法の用語

FXの代表的な注文方法は以下の通りです。

  • 成行注文
  • 指値注文
  • 逆指値注文
  • OCO注文
  • IFD注文
  • IFO注文

それぞれ詳しく紹介します。

成行注文

成行注文はあらかじめ注文価格を設定せず、現在の為替レートで注文する方法で、「今すぐ買いたい・売りたい」というときに使います。

相場を見ながらリアルタイムで取引できる反面、スリッページ(発注したレートと約定したレートとの間にずれが生じること)の発生により、不利な価格で約定するリスクもあります。

指値注文

指値注文は、注文時点の価格よりも有利な為替レートを指定して注文する方法です。

「現在の為替レートよりも安くなったら買いたい」「高くなったら売りたい」といったときに活用します。

逆指値注文

逆指値注文は、注文時点の価格よりも不利な為替レートを指定する方法です。

一般的に、損切りを自動化するために活用され、一定以上の損失が発生しないように注文を入れます。

指値注文や逆指値注文の使い方の詳細はこちらの記事で詳しく解説!

OCO注文

OCO注文(One Cancels the Other)とは、2種類の注文を同時に出し、片方の注文が約定されるともう片方の注文が自動的にキャンセルされる注文方法です。

例えば、米ドル円において現在価格が1ドル=150円の場合、151円に価格上昇でロングエントリー、152円に価格下落でショートエントリーを行い、1ドル151円に価格が上昇したらロングエントリーが発注されショートエントリーは取り消されます。

保有するポジションの決済でも使うことができ、エントリーとエグジットを半自動化することが可能な注文です。

OCO注文の使い方はこちらの記事で詳しく解説!

IFD注文

IFD注文(If Done)とは、発注と決済の注文を同時に出せる注文方法です。

例えば、もし米ドル円が1ドル=150円になったら新規でロングエントリー、その後1ドル=151円になったらショートでエグジットしたい、といった使い方ができます。

新規注文でしか使えませんが、エントリーとエグジットの注文を同時に出せる便利さを持ちます。

IFO注文

IFO注文とは、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。

IFD注文で指定の価格に到達でロングまたはショートのエントリー、ポジション保有後にOCO注文で2種類のエグジットを出すことができます。

相場の予測をしっかりと立てることができれば、OCO注文やIFO注文よりも自動化させたトレードが可能となります。

FXの代表的なトレードスタイルの用語

FXには主に、エントリーから決済までの時間が異なる4つのトレードスタイルがあります。

トレードスタイル 取引期間
スキャルピング 数秒から数分
デイトレード 当日中
スイングトレード 数日から数週間
ポジショントレード 数週間以上

それぞれ詳しく見ていきましょう。

スキャルピング

スキャルピングとは、数秒から数分のトレードで利益を狙うトレードスタイルです。

ポジションの保有期間が短いので、急激な相場変動に巻き込まれる前に損切りができ、大きな損失を出しにくい特徴があります。

一方、取引回数が増えるので、スプレッドの負担が大きくなりやすい傾向があります。

スキャルピングの詳細はこちらの記事で詳しく解説!

デイトレード

デイトレードは1日で完結させるトレードスタイルです。

ポジションを翌日に持ち越さないため、夜間に大きな損失が発生しにくい反面、一回のトレードでの利益が小さくなることが特徴です。

うっかりポジションを持ったままにすると、大きな損失が出てしまうことがあるので注意しましょう。

デイトレードの詳細はこちらの記事で詳しく解説!

スイングトレード

スイングトレードとは、数日から数週間ポジションを保有し、一般的に100pips以上の大きな利益を狙うトレードスタイルです。

チャートを見続けなくても取引ができるので、忙しい人やじっくり相場分析したい人におすすめです。

急なトレードを迫られる場面も少ないことから、FX初心者や副業トレードとの相性が良いです。

スイングトレードの詳細はこちらの記事で詳しく解説!

ポジショントレード

ポジショントレードは数週間以上ポジションを保有するトレードスタイルです。

他のトレードスタイルよりも多くのスワップポイントを狙いやすく、チャートを見続ける必要がないことがメリットです。

相場の状況によっては数カ月~数年の間ポジションを保有することもあり、長いトレンドを予想する力が必要となるトレードスタイルでもあります。

ポジショントレードでの利益を狙う方法やトレードのコツはこちら!

FXにおける分析方法の用語

FXで利益を狙うには、相場を分析し、今後の値動きを予測することが大切です。

以下のFXの分析方法を解説します。

  • テクニカル分析
  • 移動平均線
  • ファンダメンタルズ分析
  • 米国雇用統計
  • 政策金利

一つずつ詳しく見ていきましょう。

テクニカル分析

テクニカル分析とは、インジケーターやローソク足などのテクニカル指標を活用し、過去のチャートから今後の値動きを予測する方法です。

相場のトレンドを予測するトレンド系テクニカル分析、売買の過熱感を把握するオシレーター系テクニカル分析が存在します。

ただし、必ずしもテクニカル指標のパターン通りに相場が動くわけではないので、損切りラインを決めるなどのリスク管理が大切です。

テクニカル分析のポイントや注意点の詳細はこちらの記事で詳しく解説!

移動平均線

移動平均線とは、一定期間の価格から平均値を計算したものを折れ線グラフで表示するトレンド系テクニカル分析です。

移動平均線の傾きや方向から現在のトレンドを確認でき、相場の現環境把握に役立てることができます。

1本の線だけではなく2本や3本と複数本チャートに表示させることができ、2本の移動平均線を用いたゴールデンクロス(価格上昇のサイン)やデッドクロス(価格下落のサイン)といった分析も行えます。

テクニカル分析の中でも使いやすく、トレードのプロから初心者まで多くのトレーダーに人気があります。

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析とは、経済指標や金融政策などの情報をもとに値動きを予測する分析方法です。

経済指標の発表や要人発言があると、為替レートは大きく動く傾向があります。

ファンダメンタルズ分析は多くの情報を収集する必要があるため、FX初心者の方はテクニカル分析と組み合わせて活用するのがおすすめです。

米国雇用統計

米国雇用統計とは、米国の雇用情勢を示す統計として米国経済の状況を把握できる指標です。

世界経済の中心である米国の経済情勢を把握できることから多くのトレーダーが注目し、米ドルを含む通貨ペアだけではなく多くの通貨ペアの価格変動に影響を与えます。

特に毎月第1金曜日の指標発表時には米ドル円などの主要通貨ペアは大きく価格が動き、一瞬で1円以上の価格が動くこともあるため重要な指標としてファンダメンタルズ分析に用いられます。

米国雇用統計の詳細はこちらの記事で詳しく解説!

政策金利

政策金利とは、景気や物価の安定化を目指すために中央銀行が設定する金利です。

各国が政策金利を定めており、為替レートは政策金利変更の影響を強く受ける特徴を持ちます。

代表的な特徴として高い国の金利が買われ、低い国の金利は売られやすくなります。

日本では日本銀行が政策金利を決め、米国ではFRB(米国連邦準備制度理事会)がFOMC(連邦公開市場委員会)を開催して政策金利を決定します。

日本の政策金利についてはこちらの記事で詳しく解説!

まとめ:FXの用語と正しい知識を押さえて利益を狙おう

FXで利益を狙えるようになるには、FX用語に慣れ、正しい知識を押さえておくことが大切です。

今回紹介したFXの用語をしっかりと覚えつつ、忘れた用語があれば定期的にこのページに戻って見返すと効率よく覚えることができます。

基礎知識が身に付いたら、デモトレードや少額取引などを活用しながらトレード経験を積んでいきましょう。

FXでより多くの利益を狙いたい方には、レバレッジの高い業者を選ぶことが大切です。

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