「FXでよく聞くダマシって何?」
「ダマシに遭ったらどうしたらいいの?」
と悩んでいませんか?
FXを始めるにあたって「ダマシ」が何を指す言葉なのか知らず、困っている方は多いのではないでしょうか。
中には、ダマシに遭うと損失を抱えると知り、回避方法や対処法を知りたい方もいるでしょう。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- ダマシの意味
- ダマシの回避方法
- ダマシの対処法
ダマシの回避方法や損失を抑える方法を知っておくと、FXで納得のいく結果を得やすくなるでしょう。
これからFXで取引を始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
FXのダマシとは?
ダマシとは、テクニカル分析などで導いた売買サインと異なる方向に価格が動くことです。
例えば、テクニカル分析で相場が上昇すると分析し、買いエントリーしたところ、相場が下落してしまうようなことを「ダマシに遭った」といいます。
ダマシに遭うと、含み損を抱えることとなるため、FXトレーダーはダマシの回避方法や対処法を把握しておくことが大切です。
FXでよく見られるダマシのパターン
FXでよく見られるのは、ブレイクアウト後のダマシです。
ブレイクアウトとは、価格がレジスタンスライン(抵抗線)やサポートライン(支持線)などを超えることです。
レジスタンスラインはチャート上に目立つ過去の高値を結んだ線で、価格の上昇を押さえつける働きがあります。
一方、サポートラインは安値を結んだ線で、価格の下落を止める働きがあります。
ブレイクアウトが見られると、相場の流れが一気に加速する傾向があるため、価格が抜けた方向へエントリーすると利益を狙いやすくなるでしょう。
しかし、ブレイクアウトが見られても、シナリオ通りに価格が動かないケースがあります。
例えば、上図のようにサポートラインをブレイクアウトしても、下方に伸びず、価格がサポートラインの上値まで戻ってきてしまうことがあります。
FXでダマシが発生する理由
FXでダマシが発生するのは、トレーダーによって見ている売買シグナルが異なったり、大口投資家が意図的に発生させたりしているためです。
ここでは、FXでダマシが発生する理由を解説します。
トレーダーによって見ている売買シグナルが異なる
テクニカル分析の売買シグナルを頼りに、取引をしているFXトレーダーは多くいるでしょう。
ところが、テクニカル分析にはチャート上に線を引いたり、移動平均線やボリンジャーバンドなどのインジケーターを使ったりするなど、様々な手法があるため、全てのトレーダーが同じ売買シグナルを見て取引するとは限りません。
例えば、移動平均線の買いシグナルを確認し、エントリーしても、その後ボリンジャーバンドで出現した売りのシグナルを見た投資家が売りエントリーすれば、価格が下落してしまう可能性があります。
このように、テクニカル分析の売買シグナルに従って取引したとしても、ダマシに遭う可能性は十分に考えられます。
大口投資家が意図的に発生させる
大口投資家が意図的にダマシを発生させていることもあります。
ブレイクアウトのダマシを例にすると、価格がサポートラインをブレイクした場合、下降トレンドを期待するトレーダーが売り注文を入れます。
そのようなトレーダーに対抗して、大口投資家がタイミングよく逆の買い注文を入れ、価格がサポートラインを上に抜ければ、売り注文をしていた投資家の損切り注文を巻き込んで大きな上昇につながるでしょう。
大口投資家は、個人投資家の逆を付くことで利益を狙う手法を使うことがあるので注意が必要です。
FXでダマシを回避しやすくするポイント
FXのダマシは完全に回避するのが難しいですが、工夫次第でダマシに遭うリスクを抑えられます。
FXでダマシを回避しやすくするポイントは、以下の4点です。
- エントリーのタイミングを遅らせる
- インジケーターを組み合わせて使う
- 複数の時間足で相場を分析する
- 相関関係のある他の通貨ペアも確認する
それぞれ詳しく解説します。
1.エントリーのタイミングを遅らせる
エントリーのタイミングを遅らせると、ダマシに遭う確率を下げやすくなります。
例えば、ラインブレイクを狙う場合は、ブレイクした瞬間にエントリーするのは避けましょう。
ラインブレイク直後に、価格が再度ラインまで戻ってくることがあるため、ラインブレイク後の値動きを見て、ダマシかどうかを判断する時間を作ることが大切です。
損失を抑えるためにも、慌ててエントリーせず、売買シグナルが発生したあと、少し様子を見てから判断しましょう。
2.インジケーターを組み合わせて使う
先述した通り、全てのインジケーターが同じ売買シグナルを示すわけではありません。
そのため、ダマシを回避しやすくするには、複数のインジケーターを組み合わせて使うのがおすすめです。
例えば、以下のインジケーターは多くの投資家に使われています。
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- RSI
- MACD
複数のインジケーターの売買サインが重なったときは、ダマシに遭いにくいエントリーポイントといえるでしょう。
ただし、複数のインジケーターを表示すると、チャートが見づらくなり、混乱する要因になってしまいます。
まずは、2つに絞って使い方に慣れてから、数を増やしてみると良いでしょう。
▶FXトレードに活用できるおすすめのインジケーターはこちらで詳しく解説!
3.複数の時間足で相場を分析する
FXでダマシに遭うリスクを抑えるには、複数の時間足でチャートを見て、上位足と下位足の相場の方向性が一致しているかを確認することが大切です。
例えば、5分足では上昇トレンドに見えても、4時間足の上位足に切り替えると下降トレンドになっているなど、時間足によって相場の方向性が違うことがあります。
1つの時間足だけで確認せず、上位足から順番に複数の時間足で相場を分析すると良いでしょう。
4.相関関係のある他の通貨ペアも確認する
近似性のある通貨ペアを一緒に確認すると、相場分析の精度が上がり、ダマシに遭う確率を下げられます。
例えば、米ドル/円の価格の上昇が見られたとき、ユーロ/米ドルで価格の下落が確認できたら、相対的に米ドルの需要が高いことがわかり、買いエントリーのチャンスである可能性が強まるでしょう。
相関関係のある他の通貨ペアを確認することは、移動平均線やボリンジャーバンドなどのテクニカル分析の元になっているダウ理論でも重視されています。
FXでダマシに遭ったときに損失を抑える方法
FXではダマシを完全に回避するのは難しいため、以下の方法で損失を抑えることが大切です。
- 損切りラインを決めておく
- 打診買い・打診売りをする
- ゼロカットシステムを採用しているFX業者を選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.損切りラインを決めておく
ダマシが発生しても「損失を確定させたくない」という気持ちから、決済できないケースがあります。
ポジションを保有したまま待てば、含み損が小さくなったり相場が反転して利益を狙えたりする可能性もゼロではありません。
ただし、そのまま待ち続け、含み損が拡大すれば、大きな損失を受けることとなります。
感情に振り回されずに、ダマシに対応するためには、事前に損切りラインを決めておくことが大切です。
損切りラインを決めても冷静に損切りできないときは、逆指値注文を活用して、自動的に決済されるようにしておくのもおすすめです。
▶損切りラインの決め方はこちらで詳しく解説!
▶逆指値注文の設定方法はこちらで詳しく解説!
2.打診買い・打診売りをする
ダマシによる損失を抑えるためには「打診買い・打診売り」を活用するのもおすすめです。
打診買い(打診売り)とは、買いエントリー(売りエントリー)をしたくなる局面に、少額エントリーで様子を見ることです。
多くのポジションを保有している状態でダマシに遭うと、大きな損失を受けてしまいますが、少額であれば損失を抑えられます。
まずは少額エントリーをして、想定通りの方向へ価格が変動したときに、ポジションを追加すればリスクを抑えながら利益を狙えるでしょう。
3.ゼロカットシステムを採用しているFX業者を選ぶ
ダマシにより、含み損が一定の証拠金維持率を下回ったときは、損失の拡大を抑えるために、ロスカットで強制的に決済されます。
ロスカットにより、口座残高がマイナスになると、証拠金を追加で入金しなければならない「追証(追加証拠金)」が発生します。
追証では、口座資金以上の損失を受ける可能性があるため、日常生活に影響を与えてしまうケースも考えられるでしょう。
口座資金以上の損失を出すリスクを抑えるためには、ゼロカットシステムのあるFX業者を選ぶことが大切です。
ゼロカットシステムとは、FX業者が証拠金以上の損失が発生したときに、マイナス分を負担してくれるシステムです。
BigBossでは、ゼロカットシステムを導入しているので、追証が発生することがなく安心して取引できます。
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まとめ:ダマシの対策を立ててFXで利益を狙おう
ダマシに遭うと、含み損を抱えることになるため、FXトレーダーはダマシの回避方法や対処法を把握しておくことが大切です。
エントリーのタイミングを遅らせたり、複数のインジケーターを組み合わせて使ったりすると、ダマシに遭う確率を下げられます。
ダマシによって口座資金以上の損失を出したくない方は、ゼロカットシステムを導入しているFX業者を選びましょう。
ゼロカットシステムのあるFX業者を探している方には、BigBossをおすすめします。
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