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FXのエントリーポイントの決め方一覧! わかりやすいタイミングの探し方を徹底解説

「エントリーポイントって、どうやって決めるの?」
「エントリーポイントを決める際の注意点を知りたい」

FXでは、安く買って高く売る、あるいは高く売って安く買えば、利益を得られます。

より多くの利益を得るためには、できるだけ有利な価格帯でエントリーする必要があります。

ただ、FXを始めたばかりの段階では、どの箇所でエントリーするのが正解なのか、エントリーポイントの決め方もわからない人が多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • エントリーポイントがFXにおいて重要な理由
  • 代表的なエントリーポイントの決め方

また、エントリーポイントを決める際のコツについても紹介するので、もうどの価格でエントリーすれば良いのか悩まなくて済みます。

ぜひ、参考にしてみてください。

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FXにおいてエントリーポイントが重要な理由

FXで利益を上げるためにはどこをエントリーポイントにするかが重要です。

エントリーポイントとは、「新規に注文を入れてポジションを保有するタイミング」を指します。

FXの利益は、エントリーした価格と決済した価格の差により決まります。よって、有利な価格でエントリーできれば、そうでない場合と比べて多くの利益を得られるのです。

ロング(買い)であれば安い価格で、ショート(売り)の場合は高い価格で注文できるように、トレード技術を身につけましょう。

なお、トレーダーによってエントリーポイントが異なります。そのため、取引をする前に自分でエントリーポイントを決めなければなりません。

FXのエントリーポイントの代表的な決め方

初めてFXの取引をしようとしても、どこでエントリーすれば良いのかわからない人が大半です。

ただ、好きなタイミングでエントリーするだけでは、FXで利益を得るのは困難です。

そこで、FXのエントリーポイントの代表的な決め方を6つ紹介します。

  1. トレンドでの押し目買いや戻り売り
  2. サポートやレジスタンスでの反転狙い
  3. サポートやレジスタンスからのブレイク狙い
  4. ゴールデンクロスやデッドクロス狙い
  5. ダイバージェンスによる反転狙い
  6. グランビルの法則

これから紹介するエントリーポイントを把握しておけば、どこでエントリーすれば良いのかわからないといった悩みから解放されます。

1. トレンドでの押し目買いや戻り売り

トレンドの押し目買いや戻り売りは、FX初心者の方でもわかりやすいエントリーポイントです。

トレンドとは、一方向に偏った値動きが発生している相場を指します。そのような相場では、しばらく同じ方向に価格が動く可能性があるのです。

例えば、以下のチャートは安値を切り上げている上昇トレンドです。

しばらくこのトレンドが続くと仮定した場合、価格が一旦下がっているタイミングは押し目買いの大きなチャンスになります。

なぜなら、安い価格でエントリーすれば、その分多くの利益を得やすくなるからです。

次のチャートは、先ほどとは逆に価格が下落し続けています。

このような局面では、一時的に上昇した時が戻り売りのチャンスです。

なお、どこでエントリーすれば良いのかわからない場合は、安値同士や高値同士を線で結べば判断しやすくなります。

上記の場合は、安値同士にラインを引くのが良いでしょう。

視覚的にどの価格帯まで落ちた時にエントリーすれば良いのかがわかります。

2. サポートやレジスタンスでの反転狙い

ある一定の価格帯でしか値動きがない相場を、レンジ相場と呼びます。

そして、レンジ相場のサポート(安値同士を結んだ価格帯)やレジスタンス(高値同士を結んだ価格帯)は何度も反転しやすいです。

よって、高値で売り、安値で買うのを繰り返せば、何度も細かく利益を得られる可能性があります。

FXでは、最初に紹介したトレンド相場よりもレンジ相場になるケースの方が多いため、いつでも利益を得られるチャンスがあります。

3. サポートやレジスタンスからのブレイク狙い

レンジ相場のサポートやレジスタンスをブレイクすると、大きなトレンドになるかもしれません。

そのため、長く同じ価格帯での値動きが続いている場合は、上下のどちらかに大きく動きやすくなります。

ブレイクしてすぐにエントリーをすれば、大きな利益を狙える可能性があります。

4. ゴールデンクロスやデッドクロス狙い

ゴールデンクロスやデッドクロスもエントリーポイントとして最適です。

▶ゴールデンクロス(青のラインが短期、緑のラインが長期)

▶デッドクロス(青のラインが短期、緑のラインが長期)

ゴールデンクロスやデッドクロスには短期と中長期の移動平均線を用います。

ゴールデンクロスの条件 短期の移動平均線が中長期の移動平均線を下から上に抜けた
デッドクロスの条件 短期の移動平均線が中長期の移動平均線を上から下に抜けた

ゴールデンクロスやデッドクロスの発生後は、長くトレンドが続くケースがあるため、大きな利益を得られる可能性があります。

また、移動平均線だけでなく、MACDなど別のインジケーターでも利用される方法です。

5. ダイバージェンスによる反転狙い

RSIやMACDなどのオシレーター系のインジケーターを使えば、現在の価格が買われすぎあるいは売られすぎているかがわかります。

代表的なRSIの使い方は以下の通りです。

  • RSIが70%以上の相場は買われすぎと判断して売る
  • RSIが30%以下の相場は売られすぎと判断して買う

RSIが70%以上の場合は下落する可能性が高く、逆に30%以下の場合は上昇する可能性が高くなります。

このように、RSIなどを使ってエントリーポイントを探すのも良い方法です。

ダイバージェンスの見つけ方はこちらで解説!

6. グランビルの法則

グランビルの法則とは、アメリカの株式新聞記者であるグランビルが考案したエントリーポイントを探す理論です。

グランビルには、以下の8つの法則があります。

買いの法則① 横ばい、もしくは上を向きつつある移動平均線をレートが上抜けたら買い
買いの法則② 移動平均線が上向きで、レートが一度移動平均線を下抜けたところで買い
買い法則③ 移動平均線が上向きでレートが移動平均線を下抜けずに反発したら買い
買い法則④ 移動平均線が下向きでレートが移動平均線より下に大きく乖離したら買い
売りの法則① 横ばい、もしくは下を向きつつある移動平均線をレートが下抜けたら売り
売りの法則② 移動平均線が下向きで、レートが一度移動平均線を上抜けたところで売り
売りの法則③ 移動平均線が下向きで、レートが移動平均線を上抜けずに反落したら売り
売りの法則④ 移動平均線が上向きで株価が移動平均線より上に大きく乖離したら売り

グランビルの法則を使えば、トレンドの変わり目を判断できるので、うまくいけば多くの利益を得られます。

エントリーポイントに従ってエントリーする際のコツ

エントリーポイントに従ってエントリーする際、いくつかコツがあります。

  1. 全てのシグナルに従ってエントリーしない
  2. 相場がはっきりしない時は待つ
  3. 長期足と同じ方法のみエントリーするのが安全
  4. 早すぎるエントリーは失敗しやすい
  5. エントリーするか決める時は、複数の根拠を持つ

それぞれのコツについて順番に見ていきましょう。

1. 全てのシグナルに従ってエントリーしない

エントリーポイントの見つけ方についていろいろ説明しましたが、必ずしもその通りに動くわけではありません。

実際、エントリーポイントに従うだけでは、勝率は低いです。

そのため、全てのシグナルに従ってエントリーしても損切りばかりになります。

あくまで、エントリーする際の目安として利用しなければなりません。

2. 相場がはっきりしない時は待つ

FXは「買い」と「売り」だけではなく「エントリーしない」という選択肢もあります。

相場がどちらに動くかはっきりしない場合は、エントリーを避けましょう。

買いと売りどちらも拮抗している状態で取引しても、価格がどちらに動くのか判断が難しいため、うまく利益を得るのは難しくなります。

はっきりとしたシグナルが出てからエントリーしても、十分利益を得られる可能性があります。

3. 長期足と同じ方法のみエントリーするのが安全

エントリーポイントで注文する際、必ず長期足と同じ方向に絞りましょう。

つまり、長期足が上昇しているなら買いのみ、下落しているなら売りのみに絞って取引した方が、勝率が高くなります。

なぜなら、短期足は長期足の動きに引っ張られるように動く傾向があるからです。

一方で、長期足に逆らう逆張りトレードは、失敗した際に大きな損失を被るリスクが高くなります。

4. 早すぎるエントリーは失敗しやすい

利益を得たいからという理由で、エントリーのタイミングを早めすぎると、たいていうまくいきません。

相場の格言に「頭と尻尾はくれてやれ」とあるように、相場の大底と天井を見極めるのはプロでも難しいです。

値動きがはっきりしないうちにエントリーしても、損失が増えていく一方です。ある程度値動きがはっきりしてからでも遅くありません。

5. エントリーするか決める時は、複数の根拠を持つ

エントリーする際は、複数の根拠を持つようにしましょう。

よって、1つのインジケーターのシグナルだけを見てエントリーしてはなりません。

なぜなら、基本的にインジケーターは単体では勝率が高くないからです。

以下のように、2つ以上の根拠が揃ってからエントリーした方が、利益を得られる可能性は高くなります。

  1. 長期足と短期足の方向がどちらも買い
  2. 2つのインジケーターがどちらも売り

ただし、エントリーする根拠が増えれば、必ずうまくいくわけではありません。例えばインジケーターの数を増やし過ぎると、複雑すぎて反対に判断に迷う可能性が高まってしまいます。

まとめ:FXではエントリーポイントを決めて取引しよう

FXで利益を上げるためにはエントリーポイントが重要です。良いタイミングでエントリーすれば、大きな利益を得やすくなります。

ただし、エントリーポイントを決めて取引しても100%成功するわけではないので注意が必要です。

なお、FXで多くの利益を得るには、少ない資金でたくさんのポジションを保有できるFX業者を利用すべきです。

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