と考えていませんか?
カップウィズハンドルは高値を超えると大きく上昇しやすいチャートパターンです。
ただ、なぜカップのような形が完成するのか、どのようにエントリーや決済をすれば良いのかわからない人も多いでしょう。
そこでこの記事では以下の内容について詳しく解説します。
- カップウィズハンドルの成立条件
- カップウィズハンドルができる時の投資家心理
- エントリーおよび利確や損切りの方法
この記事を読めば、カップウィズハンドルのだましを避ける方法も知ることができます。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
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Contents
カップウィズハンドルとは?
カップウィズハンドル(Cup with handle)とは、アメリカの投資家であるウィリアム・J・オニールが提唱しているチャートパターンです。
取っ手のついたコーヒーカップのような形をしていることから、カップウィズハンドルと呼ばれています。
カップウィズハンドルは、最初に価格が上昇した後に下落してしばらく停滞します。上昇に転じた後、一旦は下落しますが、高値を超えると急騰しやすくなるチャートパターンです。
形状を見ればわかるように、上昇する場合のみ出現します。
カップウィズハンドルは、もともと株式投資の分析で使われていましたが、FXのトレードでも活用できます。
カップウィズハンドルの成立条件
カップウィズハンドルの成立条件は、以下の4つです。
- 最初の上昇率が30%以上
- 日足で3ヶ月から6ヶ月かけて底をついて、U字型になっている(カップの部分を完成)
- 高値更新前の下落率は5%から10%ほど
- ハンドルからの上昇時に出来高が増加している
ただし、4つ目の「ハンドルからの上昇時に出来高が増加している」以外は、株式投資にのみ厳格に適用する条件です。
したがって、FXで使う場合は、カップウィズハンドルの形ができているかどうかで判断します。
ハンドルの上昇時に出来高が増加している点を重要視する理由は、大口の投資家が買い増ししている可能性が高いからです。
大口の投資家の心理によってカップウィズハンドルが完成するので、出来高をともなった上昇でなければ、だましの可能性があります。
なお、FXの取引で出来高を確認する場合「ボリューム」「オン・バランス・ボリューム」などのインジケーターを使ってみましょう。
カップウィズハンドルができる時の投資家の心理
カップウィズハンドルができる時の投資家の心理について解説します。
カップウィズハンドルは以下の順番で完成されていきます。
- 上昇する
- 下落する
- 緩やかにU字を描くように下落から上昇へ転換する
- 直近高値付近まで大きく上昇する
- 少し下落する
- 再度直近高値付近まで上昇してそのまま急騰する
最初の下落は、その前の上昇で利益を得た投資家による利益確定売りです。その後調整が入りますが、価格が安くなったことで、機関投資家など大口投資家による買い集めが始まります。
そして上昇に転じ始めると、今度は乗り遅れまいとする個人投資家が参入してくるため、さらに上昇方向への動きが加速していきます。
しかし、相場は一方向に動き続けるわけではありません。直近の高値に近づいてくると、一旦利益を確定する個人投資家が増えて一時的に下落に転じます。
ただ、大口の投資家は買いの姿勢を崩しているとは限りません。むしろ新たに買う投資家が増えることがあると、再度高値更新に挑戦します。
そして、直近高値更新に成功したのを見て、さらに買い増しをする大口の投資家もいるでしょう。
その結果、最終的には大きく上昇していきます。
一方で、既に利益確定売りをしてしまった多くの個人投資家は、後悔しながらも飛びつく勇気を持てなくなるでしょう。
このように、カップウィズハンドルは大口投資家の心理が反映された結果完成するチャートパターンです。
カップウィズハンドルのトレード方法
この章では、カップウィズハンドルのトレード方法を解説します。
カップウィズハンドルでトレードしたい人は、必ずエントリーや決済のポイントを把握しておきましょう。
カップウィズハンドルのエントリーポイント
カップウィズハンドルでトレードする場合、カップの起点である高値を超えたタイミングがエントリーするポイントとなります。
そのため、カップの起点から水平方向にラインを引っ張っておきましょう。
そして、ローソク足の終値が水平方向に引いたラインを超えたタイミングでようやくエントリーが可能となります。
なお、水平方向に引いたラインを超えなかった場合は、カップウィズハンドルではなくダブルトップが完成する可能性があります。
カップウィズハンドルの決済ポイント
カップウィズハンドルの利確するポイントは、以下のいずれかです。
- 次の抵抗帯がある箇所
- カップの底値から高値と同じ値幅
カップウィズハンドルの高値を抜けた後は大きく上昇しやすいため、次の抵抗帯(何度も反転している価格)までは伸びやすいでしょう。
もう少し慎重にいくのであれば、カップの底値から高値の値幅をそのまま上方向に適用した位置で利確します。
一方で直近安値(ハンドルの部分)を割れた場合は、カップウィズハンドルは未完成となるので損切りしなければなりません。
また、一度カップウィズハンドルの高値同士を結んだラインを超えて再度割ってしまった場合も失敗の可能性が高くなるので、損切りするのをおすすめします。
カップウィズハンドルでだましを避ける方法
カップウィズハンドルではだましとなるケースもあるため注意が必要です。
だましをできるだけ避けるには、以下の方法があります。
- 完成期間が長い場合にエントリーする
- 上位足が買い方向の場合のみエントリーする
- ハンドルの底がカップの上半分で完成されている
- カップの底が綺麗な形をしているか
- ハンドルの上昇時に出来高も増加している
順番にそれぞれの方法について見ていきましょう。
1. 完成期間が長い場合にエントリーする
カップウィズハンドルでは、長い期間をかけてアーチの形を完成するほど相場の底堅さがあるといわれています。
そのため、カップウィズハンドルの完成期間が短い場合はだましとなる可能性が高くなります。
2. 上位足が買い方向の場合のみエントリーする
相場では、下位足が上位足の方向に従う習性があります。
よって、環境認識を行って、上位足が買い方向の場合のみエントリーした方が良いでしょう。
例えば、エントリーする時間足が1時間足であれば日足、5分足であれば1時間足の相場がどちらへ動いているのか確認します。
エントリーする機会は少なくなりますが、だましに遭う回数も減るのでトレードの精度が上がりやすくなるでしょう。
3. ハンドルの底がカップの上半分で完成されている
カップウィズハンドルにより上昇していくためには、大口の投資家がハンドル部分で多くのロングポジションを抱える必要があります。
よって、以下の条件を満たしているか確認してみましょう。
- ハンドルの底がカップの上半分にある
- ハンドルの底が10週移動平均線よりも上側にある
図に表すと以下のような状況です。
これらの条件を満たしていれば、今後上昇する可能性が高くなります。
4. カップの底が綺麗な形をしているか
カップウィズハンドルを見つける際は、カップの底が綺麗なU字の形になっているか確認してみましょう。
カップの底がV字になっている場合は、急速に上昇していることになります。つまり、カップウィズハンドルの底が完成する時の「徐々に買い注文が集まる」パターンではない可能性があるので、エントリーを控えた方が良いでしょう。
5. ハンドルの上昇時に出来高も増加している
カップウィズハンドルが完成する背景には、大口の投資家による買い注文の増加があります。
したがって、ハンドルの部分で上昇に転じているのに出来高が増えていない場合は、だましを警戒しなければなりません。
また、価格が上昇しているのにインジケーター(出来高系)が下がっている場合は、ダイバージェンスの可能性があります。
ダイバージェンスが出現すると、それまでのトレンドが反転して下落しやすくなるので注意が必要です。
まとめ:
カップウィズハンドルは大口の投資家の心理の理解が重要
カップウィズハンドルは、大口の投資家が買いたい場合に完成するチャートパターンです。
よって、大口の投資家の動きを想像しながらトレードしてみましょう。
だましもあるので、カップの底がU字になっているか、ハンドルの上昇時に出来高も増えているかといった点を確認してからエントリーするのをおすすめします。
なお、カップウィズハンドルで多くの利益を狙いたい場合は、レバレッジの高い海外FX業者がおすすめです。
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