と考えていませんか?
ゴトー日の東京時間にドル/円を買って利益を狙う方法は、一部のFXトレーダーに人気があります。
ただ、本当にゴトー日にドル/円が上昇するのか気になる人は多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- ゴトー日の概要
- ゴト一日にドル/円が上昇しやすいといわれる理由
- 具体的なトレード方法
記事の後半では、ゴトー日に仲値トレードをする際に役立つ方法も知ることができます。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
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Contents
ゴトー日とは?
ゴトー日とは、1ヶ月のうち5と10の付く5日、10日、15日、20日、25日、30日を指します。
なお、ゴトー日が土日祝日の場合は、以下のルールをもとに考えます。
- ゴトー日が土日祝日の場合は1営業日前に繰り上がる
- 30日が土日祝日で31日が平日の場合は、31日に繰り下がる
例えば、2023年3月25日は土曜日でした。この場合は、1営業日前の24日がゴトー日となります。
もう1つ注意しなければならないのは、30日までの月に30日が日曜日なら、繰り上がり28日がゴトー日になります。
しかし、31日まである月は実際には繰り上がりはせず月末となる31日がゴトー日です。
ゴトー日に上昇する確率
アノマリーでは、ゴトー日に上昇しやすいとはいえ、実際はどうなのか気になる人も多いでしょう。
そこで、2022年5月から2023年4月までのゴトー日(9時台)のドル/円の値動きがどうだったのか調査してみました。
月 | 上昇した回数 | 下落した回数 |
2022年5月 | 3回 | 3回 |
2022年6月 | 1回 | 5回 |
2022年7月 | 4回 | 2回 |
2022年8月 | 3回 | 3回 |
2022年9月 | 5回 | 1回 |
2022年10月 | 4回 | 2回 |
2022年11月 | 3回 | 3回 |
2022年12月 | 3回 | 3回 |
2023年1月 | 4回 | 2回 |
2023年2月 | 2回 | 3回 |
2023年3月 | 2回 | 4回 |
2023年4月 | 6回 | 0回 |
結果を見ると、上昇したのが40回、下落したのが31回とやや上昇した回数の方が多いです。
ゴトー日にドル/円が上昇しやすいといわれている理由
FXの相場では「ゴトー日にドル/円が上昇しやすい」というアノマリーがあります。
その理由は、企業が決済処理を行うのが5日や10日などゴトー日に集中するケースが多いからです。
また、海外の企業から商品を仕入れている輸入企業は、ゴトー日にまとめて代金を決済します。そして、輸入先の海外企業にはドルで支払いを行わなければなりません。
支払いをするためには銀行からドルを調達する(ドルを買って円を売る)必要がありますが、その時に適用されるレートを仲値と呼びます。
仲値は午前9時55分の為替レートをもとに銀行側が決めます。銀行の立場に立つと、ゴトー日になると多くの企業がドルを買うことがわかっているので、できるだけドルが高い時に企業の持つ円と換えたいと考えるでしょう。
よって、仲値を迎える9時55分までにドル買いを行って、為替レートをドル高円安になるように誘導する銀行もあります。
一部のトレーダーは、この性質を利用してゴトー日にドル/円を買います。
ゴトー日を狙った仲値トレードの方法
ゴトー日にドル/円を買う仲値トレードをする方法は以下の手順で行います。
- ゴトー日の前日と当日にファンダメンタルズ要因がないか確認する
- 9時までにドル/円のロングポジションを保有する
- 9時55分までに利確する
まずゴトー日前日や当日の朝のニュースを確認して、ドル/円の価格にネガティブな影響のあるファンダメンタルズ要因がないかチェックします。
前日のNY市場が大荒れだった場合は、当日の朝のドル/円もそのまま下落の流れが続く可能性があるので、注意が必要です。
そして、東京市場が始まる時間である9時までにドル/円のロングポジションを保有します。
必ずしも9時ぴったりに買う必要はなく、6時や7時からロングポジションを保有しても問題ありません。
東京市場が開場された後は、9時55分くらいまではロングポジションを保有します。
銀行から仲値が発表されるのは10時ですが、9時55分を過ぎるとドル/円が下落することがあるので、ポジションを保有し続けないようにします。
実際にチャートでも見てみましょう。以下は2023年4月28日のドル/円のチャートです。
まず、日本時間9時に買い注文をします。その後の値動きを見ると、ドル/円の価格は134.1円から134.3円まで上昇しています。
9時55分前になったら利確をしてみましょう。
一方で、利確をせずに長く持ち続けた場合、11時以降から価格が下落しています。
そのため、ポジションを保有し続けるのはおすすめしません。
ゴトー日にトレードする際の注意点
ゴトー日にトレードする場合は、いくつか注意点があります。
- アメリカが祝日の場合は不規則な値動きになりやすい
- ドル/円のトレードを優先する
- ゴトー日に必ずドル/円が上昇するわけではない
- ゴトー日と金曜日が重なる日は他の曜日よりも勝率が高くなる
順番に見ていきましょう。
1. アメリカが祝日の場合は不規則な値動きになりやすい
ゴトー日とアメリカの祝日が重なっている場合、アメリカの市場は閉場するのでドル/円の取引量も減少します。
世界的に取引量が減少すると値動きが不規則になりやすいため、ゴトー日でもドル/円が上昇しない可能性があります。
アメリカの祝日は以下の通りです。ゴトー日とアメリカの祝日が重なっている場合は、取引を見送ることも検討してみましょう。
1月1日 | 元日 |
1月第3月曜日 | マーチン・ルーサー・キング誕生日 |
2月第3火曜日 | ワシントン誕生日 |
5月最終月曜日 | メモリアルデー |
7月4日 | 独立記念日 |
9月第1月曜日 | レイバーデー |
10月第2月曜日 | コロンブスデー |
11月11日 | 復員軍人の日 |
11月第4木曜日 | 感謝祭 |
12月25日 | クリスマス |
2. ドル/円のトレードを優先する
ゴトー日に仲値トレードをするなら、ドル/円を優先することをおすすめします。
まず仲値トレードは東京時間の9時から9時55分に取引する方法のため、円が主役となりやすい時間帯です。
加えて、決済通貨として輸入企業がもっとも使うのはドルです。
ドル/円の上昇につられてユーロ/円やポンド/円などのクロス円も上昇するケースはありますが、あくまでもドル/円のトレードを優先した方がよいでしょう。
3. ゴトー日に必ずドル/円が上昇するわけではない
ゴトー日は、輸入企業がドルを買って円を売るため、ドル/円が上昇する可能性はあります。
しかし、必ずしも上昇するわけではないので注意が必要です。
ゴトー日だからという理由だけでドル/円を買うのではなく「複数の移動平均線がいずれも上昇方向を向いている」「9時頃にレジスタンスラインを突破した」など、他の根拠も含めて考えてみましょう。
4. ゴトー日と金曜日が重なる日は他の曜日よりも勝率が高くなる
2019年3月に電子情報通信学会の総合大会で「外国為替市場におけるゴトウビアノマリーの有用性検証」と呼ばれる学会発表がありました。
この発表では、2010年8月から2018年7月までのドル/円の1時間足をもとに、「ゴトー日以外」「ゴトー日」「金曜日」「ゴトー日と金曜日の重なった日」のドル/円が上昇する確率を検証しています。
その結果、金曜日かつゴトー日の3時か5時にドル/円を買って仲値公表後の10時に売った場合、63.4%の確率で上昇していたことがわかりました。
また0時から7時のうち3時と5時を除く時間帯にドル/円を購入した場合も、「ゴトー日と金曜日の重なった日」以外の日よりも勝率がやや高い結果となっています。
よって、仲値トレードをするなら、金曜日とゴトー日が重なった日のみにトレードするのがおすすめです。
まとめ:
ゴトー日の仲値トレードは100%上昇するわけではない
ゴトー日の仲値トレードはアノマリーなので、100%上昇するわけではありません。
しかし、ゴトー日になると、多くの輸入企業は支払いをするためにドルを買って円を売ります。
インジケーターも併用しつつ、トレードしてみても良いでしょう。
なお、ゴトー日にトレードして大きな利益を狙うには、レバレッジの高い海外FX業者をおすすめします。
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