「ウォルフ波動の引き方がわからない」
「ウォルフ波動のエントリーや利確ポイントはどこ?」
と考えていませんか?
ウォルフ波動を使えば、トレンド相場の転換から利確する位置までを分析できるテクニカル指標です。
ただ、ウォルフ波動の成立条件やトレード方法がわからない人も多いでしょう。
そこでこの記事では以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- ウォルフ波動の引き方
- メリットやデメリット
- エントリーや利確ポイント
この記事を読めば、ウォルフ波動の使い方を知ることができます。
トレンド転換を読んで利益を得たい人は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
ウォルフ波動とは?
ウォルフ波動とは、ビル・ウォルフとブライアン・ウォルフの親子が考案したテクニカル分析で、相場が現在のトレンドとは逆方向に伸びることを示唆するチャートパターンです。
このチャートパターンは、物理学者のニュートンが提唱した「作用反作用の法則(物体に推進力を与えると、同時に反発力も生じる)」がヒントとなっています。
ウォルフ波動は、ウェッジと呼ばれるチャートパターンに含めることができます。
上昇パターンと下降パターンにわけて、どのようなチャートパターンなのか見ていきましょう。
上昇パターンのウォルフ波動
上昇パターンのウォルフ波動とは、下降トレンドからの転換時に出現するチャートパターンです。
以下のような特徴があります。
- 2は1よりも高値
- 3は1よりも安値
- 1から2は2から3と対称になる
- 2から3は1から2よりもフィボナッチで127%か161.8%まで伸びる
- 4は2よりも安値かつ3より高値
- 5は3から4の127.2%か161.8%まで伸びる
- 6は1と4にラインを引いた先にある
- 5から6の波がもっとも長い波となる
5をつけた後は、上昇方向への動きが加速しやすくなります。
下降パターンのウォルフ波動
下降パターンのウォルフ波動とは、上昇トレンドからの転換時に出現するチャートパターンです。
以下のような特徴があります。
- 2は1よりも安値
- 3は1よりも高値
- 1から2は2から3と対称になる
- 2から3は1から2よりもフィボナッチで127%か161.8%まで伸びる
- 4は2よりも高値かつ3より安値
- 5は3から4の127.2%か161.8%まで伸びる
- 6は1と4にラインを引いた先にある
- 5から6の波がもっとも長い波となる
5をつけた後、下落方向への動きが加速しやすくなります。
このように、ウォルフ波動が出現すると、それまでのトレンドとは逆方向に動きやすくなります。
ウォルフ波動でトレードする方法
ウォルフ波動の形を覚えたら、早速トレードで実践してみましょう。
- 上昇パターンのウォルフ波動のトレード方法
- 下降パターンのウォルフ波動のトレード方法
ウォルフ波動でトレードする方法についてより具体的に解説します。
1. 上昇パターンのウォルフ波動のトレード方法
上昇パターンのウォルフ波動でトレードする場合、エントリーするのはスイートゾーンと呼ばれる箇所を含んだ5のポイントです。
スイートゾーンとは、2から4のラインをそのまま3から平行になるように適用したラインと1から3に引っ張ったラインにできる箇所です。
利益確定をする箇所は、1と4を結んだライン上になります。
5から上昇してこのラインに到達したら利確しましょう。
一方で、5を明確に割った場合は、さらに下落方向への動きが加速しやすくなるので、すぐに損切りする必要があります。
2. 下降パターンのウォルフ波動のトレード方法
下降パターンのウォルフ波動でトレードする場合も、スイートゾーンと呼ばれる箇所を含んだ5のポイントでエントリーをします。
5から下落して、1と4を結んだライン上と一致する箇所で利益確定をします。
一方で、5を明確に超えると上昇方向への動きが継続しやすくなるので、損切りをしなければなりません。
ウォルフ波動でチャート分析をするメリット
ウォルフ波動でチャート分析をするメリットを3つ紹介します。
- エントリーと利確のポイントがわかりやすい
- トレンドの天井や底を予測しやすくなる
- 狙える利益幅が大きい
それぞれのメリットについて順番に見ていきましょう。
1. エントリーと利確のポイントがわかりやすい
他のテクニカル指標では「サポートラインやレジスタンスラインを探す」「違うインジケーターと併用する」「エリオット波動やダウ理論で予測する」など利確をするポイントを見つけるのに苦労する人もいるでしょう。
しかし、ウォルフ波動は、正しくラインを引けばエントリーと利確をするポイントを簡単に見つけることができます。
FX初心者でも、エントリーや利確をするポイントについて迷わずに取引できるでしょう。
2. トレンドの天井や底を予測しやすくなる
FXで利益を得るためには、高値で売り、安値で買えれば理想です。
ウォルフ波動は、天井圏や底値圏で出現するチャートパターンです。
加えて、他のインジケーターよりも早期にトレンド転換を予測できる可能性があります。
3. 狙える利益幅が大きい
ウォルフ波動は天井圏や底値圏からの転換を狙うチャートパターンのため、より多くの利益幅を狙うことができます。
一方で、エントリーポイントから損切りまでの値幅は小さいので、損小利大の取引がしやすくなるでしょう。
トレンド転換を狙った逆張りで大きな利益を狙いたい人におすすめのチャートパターンです。
ウォルフ波動でチャート分析をする際の注意点
ウォルフ波動は、多くの利益を狙える手法である反面、以下のような注意点があります。
- 見つけるのが難しい
- 必ずトレンドが転換するわけではない
- エントリーするかは他のテクニカル指標や相場の方向性も見る
順番に詳しく見ていきましょう。
1. 見つけるのが難しい
ウォルフ波動はトレンド相場中にしか使えない手法です。しかし、トレンド相場の全体に占める割合は3割程度といわれています。
さらに、ウォルフ波動自体の出現頻度も多くないので、見つけること自体が難しくなります。
よって、ウォルフ波動のみを覚えるよりも、トレンド転換を示唆する他のテクニカル指標も使いつつチャンスを探した方が効率的です。
また、ウォルフ波動が出現した場合にいつでもエントリーできるように、過去相場でラインを引いて検証してみましょう。
2. 必ずトレンドが転換するわけではない
天井圏や底値圏でウォルフ波動が出現しても、必ずトレンドが転換するわけではありません。
トレンド方向の勢いが強ければ、エントリーしても損切りにかかるでしょう。
また、トレンド相場で逆張りをして価格が逆行すると含み損の拡大も早くなるので、エントリーと同時に逆指値注文をしておくのをおすすめします。
自動的にポジションが損切りされるため、含み損の拡大を防ぐことができます。
3. エントリーするかは他のテクニカル指標や相場の方向性も見る
ウォルフ波動はエントリーや利確・損切りする場所が明確です。しかし、すべてのウォルフ波動でエントリーをしても、100%狙った通りの動きをするわけではありません。
エントリーの精度を上げるためには、MACDやフィボナッチなどのインジケーター、上位足も同じ方向に動いているかといった点も見ておいた方が良いでしょう。
チャートの表示期間を長期間にして、サポートラインやレジスタンスライン付近で出現した場合も、チャートパターン通りの動きを期待できるでしょう。
まとめ:
トレンド転換を狙うならウォルフ波動を見つけてみよう
ウォルフ波動を使えば、トレンドが転換する箇所だけでなく、エントリー後にどこで利確すれば良いのか分析しやすいでしょう。
つまり、トレンドの大底や天井からエントリーできる可能性があります。
基本的にチャートパターンがウェッジの場合に狙うと精度が上がりやすいといわれています。
なお、ウォルフ波動でトレンド転換を狙う場合は、より多くの利益を狙うためにレバレッジの高いFX業者を利用してみましょう。
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