「ポジポジ病に悩んでいる...」
「ポジポジ病を克服したい」
と考えていませんか?
ポジポジ病は、FXトレーダーなら誰もが陥る可能性がある心理状態です。
ただ、ポジポジ病が良くないこととわかっていても、どうすれば良いのかわからない人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- ポジポジ病になる原因
- ポジポジ病になった場合の克服方法
記事の後半では、これからFXを始める人向けにポジポジ病にならないで済む方法についても解説するので、これからFXを始める人にも役立つ内容となっています。
トレード成績にも関わる内容のため、ぜひ、最後まで読んでみてください。
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ポジポジ病の特徴
ポジポジ病とは、FXに限らず投資全般において、常にポジションを持っていなければ落ち着かなくなる心理状態です。
いつもエントリーをするので、必然的にトレードする回数が多くなります。
当然、損をするトレードも増えるため、相場の世界から退場する可能性も高くなるでしょう。
また、自身がポジポジ病であることを自覚していないFXトレーダーもいるので注意が必要です。
以下の特徴に当てはまる場合は、ポジポジ病を疑った方が良いかもしれません。
- 何も考えずに取引をすることがある
- 1日に何十回何百回と取引を繰り返している
- 成果は出ていないがFXがとても楽しいと感じている
- なんとしてでも早く利益を得られるようになりたいと考えている
- チャートを見るだけでは我慢できない
「チャートを常にチェックしたくなる」「保有しているポジションの含み損益が気になって仕事が手につかない」といった症状も典型的な例でしょう。
ポジポジ病になった場合、長期的に利益を出し続けることが難しくなる可能性もあるため、早急に対策を講じる必要があります。
ポジポジ病になる原因
FXの世界ではポジポジ病になる人が少なくありません。
まずは、なぜポジポジ病になるのか、原因を解説します。
- 利益を得られるチャンスを逃したくない気持ちが強すぎる
- 損を取り返したい気持ちが強すぎる
- 何もせずに待つことができない
- 取引を楽しいと感じている
- 取引ルールを決めていない
既にポジポジ病になってしまった人も、原因を明確にしておけば対処する方法を探しやすくなるので、必ず把握しておきましょう。
1. 利益を得られるチャンスを逃したくない気持ちが強すぎる
ポジポジ病になる原因として一番多いといっても過言ではないのが、チャンスを逃したくないという気持ちです。
これまでの人生で「あの時こうしていれば良かったのに」と感じたことはありませんか?
トレードも同様で、エントリーをしなかったばかりに利益を得られるチャンスを逃すと、後悔する人は多くいます。
「利益を逃したくない。なるべく多くエントリーしなければならない」と考えるようになると、ポジポジ病になっている可能性があります。
2. 損を取り返したい気持ちが強すぎる
FXの取引では、勝率が100%になるケースはほとんどありません。
損をした結果、「損をしたのが悔しい」「損失を取り返さないとまずい」と考えるようになると、取引を増やさざるを得ないでしょう。
当然、根拠の薄いトレードが増えたりリスクを取り過ぎたりするので、取り返しのつかないほどの損失を被る恐れがあります。
3. 何もせずに待つことができない
FXでは、エントリーをしないと利益を得られません。それゆえに、チャートをずっと見るだけでは我慢できないと感じて、取引を繰り返す人もいます。
ただ、待つべき場所で待てない場合、損失を被る確率が高くなってしまうので注意が必要です。
4. 取引を楽しいと感じている
FXの取引が楽しいと感じている人は、要注意です。
なぜなら、取引をしなければ快感を感じない、いわばギャンブル依存症のような状態になっている可能性があるからです。
このような感情に従った取引をした場合は快感を覚えます。しかし、代償として大きな損失を被る可能性があるので、快感を覚えるための取引はしないようにしましょう。
5. 取引ルールを決めていない
FXで成果を出しているトレーダーは、エントリーするべきタイミングや条件、ロット、通貨ペアなどについてあらかじめ決めています。
逆に取引ルールを決めていない場合、エントリーするタイミングがバラバラになってしまうため、失敗する回数も増えるでしょう。
さらに、失敗した時に感情を抑えられなくなります。
事前に取引ルールを決めていないばかりに、こういった事態に適切に対処できなくなるので注意が必要です。
ポジポジ病になった場合の克服方法
ポジポジ病になった場合の克服方法について紹介します。
- エントリーするタイミングを絞る
- 家族にトレードについて報告する
- トレードの記録をつける
- 口座内の資金を出金する
- トレードから離れる
ポジポジ病で今まさに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
1. エントリーするタイミングを絞る
ポジポジ病になると、必然的にトレード回数が増えるので、エントリーするタイミングを絞りましょう。
そのためには、取引ルールについて以下の点をもとに明確化すべきです。
- どの時間帯に?
- どの通貨ペアで?
- どのくらいのロットで?
- どのインジケーターを使って?
- どんな条件になった場合に?
例えば、会社員の場合は「夜9時から11時の時間帯にドル/円を0.01ロット、2本の移動平均線がクロスしたら売買する」といったように決めます。
そして、一度決めたルール以外のタイミングではエントリーしないように誓うのです。
2. 家族にトレードについて報告する
ついつい何回も取引してしまう人であっても、家族に報告する必要があれば、ポジポジ病が改善する可能性があります。
その理由は、家族に報告しなければならない以上、何も考えずに取引をした場合に起きるリスクをイメージできるようになるからです。
ルールも決めずに取引して損をしたのでは、家族は納得してくれません。そのため、半強制的に、トレードする際の意識を変えることができるでしょう。
なお、家族に黙ってトレードをしている場合は、他の方法をおすすめします。
3. トレードの記録をつける
ポジポジ病になっている場合は、一度トレードについてゆっくり考えることで気持ちを落ち着けましょう。
そこで効果的なのが、トレードの記録をつける方法です。
トレードの記録をつけると、以下のようなメリットがあります。
- トレードを振り返ることで成功・失敗した原因がわかる
- 文章にすることで感情が落ち着く
- 記録をつけるのは面倒なので、不必要なトレードを抑制できる
- 取引ルールを守れたら自信になる
さらにトレード技術も身につくようになるため、ぜひ、トレード記録をつけてみましょう。
4. 口座内の資金を出金する
ポジポジ病になった状態で取引を続けても、良い結果にならないケースがほとんどです。
したがって、取引をする前に口座内の資金をある程度出金しておくのをおすすめします。
なぜなら、口座内の資金が少なければ、すぐにポジポジ病が直らなくても大きな損失を避けられるからです。
例えば、口座内に10万円ある場合、一旦8万円を出金して2万円のみで取引するのです。
こうすることで、最悪ロスカットされたとしても、最大損失額は2万円に限定されます。
ポジポジ病に悩んでいるのであれば、すぐに一部の資金を出金することをおすすめします。
5. トレードから離れる
ポジポジ病になっている状態では、冷静な判断ができないので、FXで良い成績を残すのは難しくなります。
そこで、ポジポジ病になった場合は、チャートを閉じて一度トレードから離れるのをおすすめします。
トレードから離れれば、依存症になっていない限り、冷静さを取り戻せるようになります。
どうしても取引をしたくなってチャートを開いてしまうのが心配な人は、一度取引プラットフォームのアプリをアンインストールすると良いかもしれません。
その方法も面倒な場合は、スマホを持たずに散歩したり旅行に行ったりして、できるだけトレードのことを忘れるようにしましょう。
ポジポジ病にならないための対策方法
現在ポジポジ病で悩んでいない人やこれからFXを始める人も、油断はできません。
ポジポジ病にならないために、普段から以下のことを意識しておきましょう。
- 短期間で成果を出そうとしない
- ロットを落とす
- エントリー後に利確と損切りを入れて放置する
それぞれの方法について詳しく解説します。
1. 短期間で成果を出そうとしない
ポジポジ病になる一番の原因は、利益を逃したくないからです。加えて、短期間で成果を出そうとする心理も原因の1つでしょう。
短期間で成果を出さなければならない場合、焦りから取引回数を増やしたりロットを上げたりしますが、逆に損をする可能性が高くなります。
したがって、短期間で成果を出そうと考えないようにするべきです。
そうすれば、焦りが生じにくくなるので、落ち着いた気持ちで取引しやすくなります。
2. ロットを落とす
ポジポジ病にならないために、ロットを落とす方法も効果的です。
というのも、FXで「利益を得たい」「損をしたくない」といった感情は、ロットが大きいほど発生しやすくなるからです。
例えば、1回の取引で発生する利益や損失が100円と10万円では、どちらの方が感情的になりやすいか考えてみましょう。
多くの人は、利益や損失が100円なら、喜んだり悲しんだりする人は少ないでしょう。
一方で、利益や損失が10万円となると、途端に感情的になる人が多いのではないでしょうか?
なぜなら、100円に比べると「欲しい」「失いたくない」と考える人が増えるからです。
つまり、ポジポジ病にならないためには、最初からロットを上げすぎないのがポイントです。
3. エントリー後に利確と損切りを入れてチャートを閉じる
エントリー後にポジションの含み損益が気になり、頻繁にチャートを見ている人もポジポジ病の可能性があります。
この場合は、エントリーした後に利確と損切りを入れてチャートを閉じましょう。
そうすることで、どちらの方向に価格が動いても、自動的にポジションが決済されます。
ポジションが決済されるまで、チャートを見続ける必要もなくなるので、精神的な負担も抑えられます。
ポジポジ病に関する疑問に回答
この章では、ポジポジ病に関する疑問に回答します。ぜひ、参考にしてみてください。
ポジポジ病は病気なのでしょうか?
ポジポジ病は正式な病気ではありません。あくまでもトレードを頻繁に繰り返す心理状態のことを呼んでいます。ただし、正式な病気と認められているギャンブル依存症になった場合は、医療機関へ相談しましょう。
FXのポジポジ病は克服できるものなのでしょうか?
FXのポジポジ病は克服できます。まずは原因をつきとめ対処法を考えましょう。
長期投資でもポジポジ病になりますか?
長期投資の場合は取引頻度が少ないため、ポジポジ病になるリスクは低くなります。ポジポジ病になるのが怖いと感じている人は、スキャルピングやデイトレードではなく、スイングトレードを選びましょう。
日本だけでなく、英語圏でもポジポジ病のような症状はありますか?
日本だけでなく海外のトレーダーにもポジポジ病は発生します。英語圏では、over trading(過剰な取引)と呼ばれています。
タジタジ病とは何ですか?
タジタジ病とは、慎重になりすぎてエントリーができなくなることを指します。つまり、ポジポジ病の反対の意味で使われます。
ポジポジ病は初心者だけの症状ですか?
ポジポジ病は、初心者だけでなく中上級者でもなる可能性があります。何年もトレードを続けている人の中にも、ポジポジ病になっている人がいるので注意しましょう。
まとめ:ポジポジ病になったら素早く対処しよう
ポジポジ病はFXなど投資をしている人なら誰もがなる可能性があります。
ポジポジ病になると、損をする取引の頻度が多くなるため、トレード成績が悪化します。
ポジポジ病になったと思ったら、トレードから離れてみる、トレード記録をつけるなどの対処をする必要があります。
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