と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
FXではメンタルコントロールが非常に重要です。メンタルが崩壊すれば冷静な判断ができなくなり大きな損失につながります。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- FXでメンタルが崩壊する要因
- メンタルを鍛える方法
記事の後半では、メンタルを鍛えられる自信がない人でも、落ち着いて取引ができるようになる方法を紹介します。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
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FXでメンタルが崩壊する要因
まずは、なぜメンタルが崩壊するのか要因を把握しておきましょう。
メンタルが崩壊する要因は以下8つです。
以下では要因について詳しく説明します。また、それぞれの対策についても目を通しておきましょう。
1. 全ての資産を投資に回している
メンタルが崩壊する原因の1つに、自分の持っている資産をすべて投資に回していることが挙げられます。
全ての資産を投資に回してしまうと「負けたら生活できない…」という感情が強まることからメンタルが不安定になります。
また、冷静な判断ができなくなるので大きな損失を伴う可能性があります。
対策:余剰資金で運用する
FXにかかわらず、投資は無理のない範囲の余剰資金で取引するようにしましょう。
自分の貯金や収入などを踏まえたうえで、生活や将来に支障が生じない範囲内での運用をおすすめします。
2. 一度でも損失を出したら失敗と考えている
FXの取引で一度でも損失を出したら「失敗した…」「自分にはセンスがないんだ…」とネガティブに考えてしまう人がいます。
FXにおいて失敗は当たり前です。有名なトレーダーであっても大きな損失を出すことがあります。
対策:トータルの損益で考える
FXでは、今までの取引でどのくらい損益を出せたかが大事になります。
例えば、1回目の取引で-5万円、2回目-5万円、3回目+6万円、4回目+4万円、5回目+5万円の損益を出したとします。
この場合、トータルでは+5万円の利益が出ているので一度損失を出したくらいで落ち込む必要はありません。
3. 経験不足で方向性を見失う
メンタルが崩壊する原因として、そもそも投資の経験自体が少ないケースもあります。
経験不足でトレードをした場合、思った方向と逆方向に為替が動くと、パニックになってしまいがちです。
そうなると、なかなか損切できずに大きな含み損を抱えてしまう可能性があります。
対策:デモ口座で練習をする
FX業者によっては、実際にお金を入金しなくてもトレードができるデモ口座を用意しています。
実際の口座同様のトレードが可能なのでまずはデモ口座から始めてみるといいでしょう。
4. 損切できず含み損が膨らんでいく
どんどん大きくなる含み損に多くの人はメンタルがやられてしまいます。
FX初心者のうちは損失を確定させることに抵抗を感じやすく、なかなか決済ができないため含み損を大きく抱える場合があります。
対策:損切りラインを決める
損失の拡大を防ぐためにも、損切りラインを決め、自分の中のルールは必ず守るようにしましょう。
大きな損失を防ぐためには「〇pips逆行したら決済する」のように損切りラインを明確に設定しておくことが大切です。
5. すぐに損失を取り戻そうと無理なトレードをする
損失を出してしまった際に、すぐに損失分を取り戻そうと両建てやナンピンを繰り返し、無理なトレードをしてしまう場合があります。
無理なトレードを繰り返すと、戦略が立てづらくなります。
もちろん、両建てやナンピンはFXにおいて一つの手法ではありますが、初心者がむやみに使うとかえって大きな損失を出してしまう可能性があります。
対策:長期的な戦略を立てる
すぐに損失を取り戻そうとするのではなく、長い目で見たとき為替はどう動くか判断し戦略を立てましょう。
必要であれば含み損を最低限に抑えての損切も戦略の一つです。
FXではいくら稼ぐかではなく、どう生き残るかが大事になります。
6. ポジポジ病になっている
ポジポジ病とは、常にポジションを持っていないと落ち着かない状態を指します。
闇雲にポジションを持ってしまうため損失を出しやすく、損失を出すたびにメンタルが削られていきます。
対策:根拠を持ってエントリーする
そもそも、エントリータイミングはそうめったにありません。
ファンダメンタルズやテクニカル分析などを用いて、根拠がある場合にのみポジションを持つようにしましょう。
7. 24時間チャートに張り付けになってしまっている
FX初心者は為替の値動きが気になりチャートから目が離せなくなることが多いです。
そうなると、想定した方向とは逆の方向に少し動くだけで過剰に反応してしまいメンタルが持ちません。
また、寝不足にもなりやすく、冷静な判断ができずエントリーや決済のタイミングを間違う恐れもあります。
対策:EAを活用する
24時間取引をしたいという人には、EA(自動売買取引)がおすすめです。
エントリーから決済までの全ての工程を行ってくれる完全自動タイプや、決済のみ手動で行う半自動タイプもあり、自分にあった取引スタイルで取り入れることができます。
また、国内ではEAが禁止されているFX業者もあるので、EAを活用する際には注意が必要です。
加えて、EAを活用するなら、規制が厳しくない海外FX業者がおすすめです。中でもBigBossはEAを活用するにに非常に適した業者になります。
8. 指標発表時に持ちポジションとは反対に動いてしまう
為替相場は米国の指標次第で数百pips動くことがあります。
指標発表時、ポジションを持ったまま、反対方向に動いてしまうと一瞬にして大きな含み損を抱えてしまうことになり精神的なダメージも大きくなります。
対策:指標前はポジションの整理をする
指標発表前に必ずポジションの整理を行いましょう。
発表時にポジションを持ったまま挑むのは、ギャンブルのようなものなのでおすすめはできません。
FXのメンタルの鍛え方
「FXで安定的に利益を得るためには、メンタルを鍛える必要がある」と考える人は少なくありません。
どのような方法でメンタルを鍛えればよいのかその方法を紹介します。
- 細かい損益よりもトレードルールを守ることに全力を注ぐ
- たくさん取引する
- トレードをする時の感情に着目する
順番に見ていきましょう。
1. 細かい損益よりもトレードルールを守ることに全力を注ぐ
FXでメンタルを鍛えるためには、細かい損益ではなく自分で決めたトレードルールを守ることに全力を注ぎましょう。
取引をしている以上、損をするのは仕方がありません。想定外の事態が発生すれば、大損を避けられないケースもあります。
しかし、トレードルールを守ることは自分の努力でコントロールできる領域です。
決めた条件に合致したらエントリーをして、決済する時もルールを守って取引するようにしましょう。
2. たくさん取引する
メンタルを鍛えるためには、たくさん取引する必要があります。
自分ではイメージが湧かないかもしれませんが、ルールを守ってトレードを続けていれば、トレード技術が身につきやすくなります。
最初に大きな損失を被ってパニックになった経験があれば、2回目に同じくらいの損失を被っても動じにくくなるでしょう。
なぜなら、既に一度同じような経験をして慣れていくからです。感情が落ち着いた状態で取引を繰り返せるようにしましょう。
3. トレードをする時の感情に着目する
メンタルとトレードは切っても切り離せない関係です。
そのため、普段からトレードをしている時にどんな感情を持っているのか着目しておきましょう。
とはいえ、人間は1日で74%のことを忘れる動物です。トレードをした時の感情を忘れないように、トレードノートに記載しておきましょう。
トレードノートを付けておけば、自分が淡々とした気持ちでトレードできているのかわかるようになります。
トレード中に「損切りしたくない」「早く利確して楽になりたい」といった気持ちを抱えている場合は、なぜそのような感情を抱えているのか考えてみましょう。
メンタルが弱い人でも平常心で取引をする方法
ここまでメンタルが崩壊する原因やメンタルを鍛える方法について紹介してきました。
ただ、それでも「自分は精神力・体力ともに自信がないから、メンタルを鍛えるのは難しい」と考える人もいるのではないでしょうか?
そこでメンタルが弱い人でも平常心で取引をする方法について紹介します。
- ロットを抑えて取引する
- 口座に入れる資金を減らす
- トレードスタイルを変える
- 感情的になったら一旦ポジションを閉じて相場から離れる
順番にそれぞれの方法を見ていきましょう。
1. ロットを抑えて取引する
そもそも、メンタルが崩壊する代表的な原因は、想定外の損失が発生したからです。
よって、想定外の損失が発生しないようにコントロールすれば、メンタルが崩壊するリスクを大幅に下げられます。
つまり、ロットを抑えて取引すれば、メンタルはほとんど崩壊しません。
例えば、口座内に資金が11万円ある時に、1ロットと0.01ロットで取引するケースを考えてみましょう。
仮に100pipsの含み損が発生した時に生じる損失は、それぞれ以下の通りです。
- 1ロットで取引する場合:1ロット(10万通貨)×100pips=10万円の含み損
- 0.01ロットで取引する場合:0.01ロット(1,000通貨)×100pips=1,000円の含み損
11万円ある口座で10万円の含み損がある場合、ロスカットにより資金を全額失うリスクがあるため、メンタルが崩壊しやすくなります。
一方で、0.01ロットで取引している場合の含み損はわずか1,000円なので、まだまだ安心して相場を見られる人が多いのではないでしょうか?
メンタルが弱い人でも、今からできる方法の1つです。
2. 口座に入れる資金を減らす
口座に入れる資金を減らすのも効果的な方法です。
FXを始めとした投資をする際によくいわれるのが「必ず余剰資金で取引しなさい」という言葉です。
ただ、余剰資金の意味を正しく理解していなければ、取引中にメンタルが崩壊する可能性が高くなります。
月収が20万円かつ貯金のない会社員が、毎月余る3万円をFXで投資すると想像してみてください。
3万円は確かに余剰資金ですが、なるべくリスクを取りたくないと考える人もいるのではないでしょうか?
当然、そのような気持ちがあると「損切りはしたくない」「利益は早く確定したい」といった感情を持ちやすくなります。
しかし、月収20万円かつ貯金が100万円ある会社員の場合はどうでしょうか?
このケースでは、余剰資金とした3万円を失っても100万円の貯金から再び入金すればよいので、落ち着いて取引ができます。
とはいえ、貯金100万円を全額入れた場合、口座内の資金を失いたくないといった気持ちが強くなる可能性があります。
そのため、余剰資金のうち何割かをFXの口座に入れるようにしましょう。
3. トレードスタイルを変える
FXで利益を得る方法は、代表的なスキャルピングやデイトレード以外にも様々なトレード方法があります。
スキャルピングでは、トレード技術はもちろんですが素早い判断力と売買ボタンを押すスピードも求められます。
一方、スイングトレードに早さは必要ありません。毎朝5分だけチャートのチェックをして1日1回しか取引せずに長年利益を得ている人もいます。
スキャルピングやデイトレードが合わないと感じている人は、スイングトレードへの切り替えを検討しましょう。
4. 感情的になったら一旦ポジションを閉じて相場から離れる
取引中にどうしても感情的になりメンタルが崩壊する人は、一旦ポジションを閉じて相場から離れることをおすすめします。
感情的な状態のまま取引をしても、成果を出せないケースがほとんどです。
今後も為替市場が続いていく可能性の方が高いと考えた場合、今すぐ取引できなくても利益を得られるチャンスはたくさんあるはずです。
取引中にイライラしたり、含み損益を見てドキドキしたりする場合は、勇気を持って相場から離れてみましょう。
まとめ:FXでメンタルを鍛えることはできる
FXでメンタルを鍛えると聞くと、厳しい修行をしなくてはならないイメージを持つかもしれません。
しかし、時間はかかりますが、誰でもメンタルを鍛えられる可能性はあります。
メンタルが弱い人でも「ロットを落とす」「余剰資金のみを投資する」といった方法を使えば、落ち着いて取引しやすくなります。
なお、落ち着いて取引するためには、ゼロカットシステムを導入しており借金のリスクがない海外FX業者をおすすめします。
中でもおすすめの海外FX業者は、BigBossです。BigBossは、ゼロカットシステムを採用しているので、口座の資金以上に損失を被るリスクがありません。
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