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FXの空売りとは?「売り」と「買い」を使い分けて取引を覚えよう

空売りとは?

トレーダー
「空売りってなに?」
トレーダー
「FXで空売りできると何かメリットがあるの?」

と疑問に思ったことはありませんか。

投資においてよく聞く単語「空売り」、難しいイメージがありますがFXでは単なる売りによる取引のことです。

しかし、実際の相場では買いよりも空売りの相場は難しく、しっかりと空売りの特徴やメリットデメリットを把握してなければ、使いこなすことができないでしょう。

そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

  • FXの空売りについて
  • 空売りを行うメリットデメリット
  • 空売りを上手く使うポイント

FXで空売りができるようになるとトレード戦略の幅が広がるため、利益を得られる場面を増やしたい方にはおすすめです。

空売りに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

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空売りとは

空売りとは、先に商品を売ってから後日買い戻す契約のことです。

契約としては、現在の価値で買戻し義務がある商品において先に空売りの証拠金を支払い、後日の価格で買戻し差額を得られる内容です。

文章だと難しい空売りですが、FXでは単純に売りによる取引のことであり、高く売って安く買い戻す取引を指します。

高く売って安く買う取引

FXにおける空売りは、売り(ショート)による取引のことです。

現在の価格から下がる場面において、売りによる取引を始め、価格が下がったところで買い戻すことで利益を得られます。

例えば、現在のレートが1ドル150円だった場合、1ドル150円で売りの取引を始めて1ドル140円に下がったところで買い戻せば、10円分の差額の利益を得ることができます。

FXでは買いと売り両方が使える

空売りと聞くと株式投資の空売りをイメージすることが多いため、空売りは特殊な取引と思い込みがちです。

株式投資では基本現物銘柄における買いによる取引のみで、空売りは信用取引を利用しなければなりません。

しかし、FXは最初から「買い」と「売り」による取引を選択でき、取引の戦略として選ぶことが可能です。

FXにおいての空売りは特殊ではなく、普通に使える取引と覚えておきましょう。

スワップポイントの発生

FXにはスワップポイントと呼ばれる、2国間の金利差によって発生する利息があります。

空売りによる取引でポジションを保有すると、日を跨ぐごとにスワップポイントが発生します。

ただし、スワップポイントはポジションの方向によってプラスとマイナスが決まっており、銘柄ペアや時期によって変わる特徴を持ちます。

例えば、2024年8月現在は米ドル円の通貨ペアは、買いポジションはプラスのスワップポイントが発生し、売りポジションはマイナスのスワップポイントが発生します。

つまり米ドル円ペアにおいて空売りを行うと、マイナスのスワップポイントが発生し利息を支払わなければなりません。

1日以上の日を跨ぐトレードを行う場合には、スワップポイントも意識しておきましょう。

スワップポイントの解説はこちら

FXで空売りを行うメリット

FXの空売り取引にはいくつかのメリットがあります。

  • 上昇相場と下落相場の両方で利益を狙える
  • 売りのスワップポイントを獲得できる
  • フラッシュクラッシュで利益が狙える

一つずつメリットを紹介していきます。

下落相場と上昇相場の両方で利益を狙える

FXで買いと空売りの両方で取引が行えるようになると、様々な相場での取引に対応できます。

上昇相場であれば買いによる取引が行え、下落相場であれば空売りによる取引が行えます。

さらにトレーダーとしてのスキルを高めることで、レンジ相場中の買いと空売りによる往復の取引や、短期的なトレンドの反発を狙った空売りを行うことも可能です。

買いの選択しかないトレーダーと比べると、空売りができるだけでFXの戦略が広がるため、空売りを覚えること自体がメリットと言えます。

売りのスワップポイントを獲得できる

FXのスワップポイントは、銘柄ペアによってプラスとマイナスのスワップポイント発生が異なります。

空売りポジションを保有でスワップポイントがプラスとなる銘柄ペアの場合、空売りによる中長期の取引が有効的です。

さらに、現在米ドル円では空売りポジションのスワップポイントはマイナスですが、今後日本の金利が米国の金利よりも高くなる状況が来た時には、日本円を買う状態となる空売りがプラスのスワップポイントとなる可能性があります。

スワップポイントを狙った取引を行う上でも、空売りによる取引を使う場面があるのです。

フラッシュクラッシュで利益が狙える

FXでは時に、フラッシュクラッシュと呼ばれる急落が起こることがあります。

原因としては地政学リスク、経済指標の発表、経済状況の変化、中央銀行の為替介入など様々あり、急激な下落を引き起こします。

フラッシュクラッシュは危険な場面ではありますが、空売りを行うことで利益を狙うことも可能です。

一瞬にして大きな利益を獲得できる場面でもあるため、短期トレーダーにとってはチャンスとなる場面であることは確かです。

フラッシュクラッシュについてはこちらで解説

FXで空売りを行うデメリット

FXの空売りの取引にはデメリットも存在します。

  • 上昇相場よりも下落相場の取引難易度は高い
  • 日本円のペアではマイナススワップが発生しやすい
  • フラッシュクラッシュ後の戻しに巻き込まれるリスク

一つずつデメリットも紹介していきます。

上昇相場よりも下落相場の取引難易度は高い

上昇相場よりも下落相場は取引の難易度が高い(難しい)と言われます。

それは価格の上昇よりも下落の方がスピードが早く、フラッシュクラッシュのような急落が起こるため、トレーダーが相場の流れに対応できないことなどが関係しています。

そのため、買いと空売りによる取引を比べた時、空売りの方が取引の難易度が高くなってしまうデメリットを持っています。

日本円のペアではマイナススワップが発生しやすい

日本のトレードの多くが自国の通貨ペアである、日本円が絡む通貨ペアを取引の対象として選ぶことが多いです。

最近日本も金利の上昇が行われましたが、それでも他国に比べると金利が低い状態です。

日本円は常に金利差が低い状態にあるため、日本円を含む通貨ペアにおいては、基本空売りの方向はマイナススワップとなります。

利息を支払う必要があるため、中長期の取引を行う際には気を付けましょう。

フラッシュクラッシュ後の戻しに巻き込まれるリスク

空売りはフラッシュクラッシュで利益を狙う取引方法であると紹介しましたが、フラッシュクラッシュ後には似た勢いで戻りとなる急騰が起こることもあります。

このフラッシュクラッシュ後の戻しに巻き込まれると、空売りのポジションは一瞬で損失に変わるため注意しましょう。

特にフラッシュクラッシュは一時的な値動きであるため、その分戻しも早い傾向にあり、空売りポジションは含み損に変わる速度も早いです。

FXで空売りを上手く使うポイント

空売りは買いに比べると難しい取引となりますが、いくつかのポイントを意識することで上手く使いこなすこともできます。

FX初心者が空売り取引を行う上で、覚えておくべきポイントを紹介していきます。

下落相場(下降トレンド)に限定して使う

空売りは様々な場面で使うことができますが、まずは下落相場に限定して使ってみましょう。

下落相場中の空売りは順張りとなり、利益が出やすい方向での取引が行えます。

空売りが逆張りとなる上昇相場中の取引よりも難易度が低いためおすすめです。

まずは下落相場に慣れるという意味からも、下落相場で空売りを行ってみましょう。

FXの順張りと逆張りについて

相場のトレンドの把握を上達させる

下落相場で空売りを行うのであれば、正確に現在の相場が下降トレンドであると把握できなければなりません。

もし、上昇相場中の一時的な調整反発を下落相場であると認識してしまうと、空売りによる順張り取引は行えなくなります。

そこで、相場のトレンドの把握スキルを上達させ、自分が使うチャートの時間足でのトレンドを把握できるようになりましょう。

トレンド把握には、トレンドラインや移動平均線といった、トレンド把握が行いやすいテクニカル分析を使うのがおすすめです。

トレンドラインは初心者の方でもすぐに使い始められるため、まずは試しにでも使ってみましょう。

トレンドラインの引き方はこちらで解説

経済指標の発表を確認する

空売りで取引を行う際、できるだけ避けたい場面が急騰です。

急激な価格上昇が起こると含み損を抱えやすく、損失が多すぎるとロスカットされてしまう恐れがあります。

そこで、FXで急騰が起きやすい経済指標の発表については、あらかじめ発表予定や時間を確認しておきましょう。

経済指標の発表は急騰や急落を起こしやすく、事前に発表のタイミングを把握しておくことで、リスクある場面を避けることができます。

空売りで大損失を出さないためにも、経済指標の発表確認は必須と言えます。

FXの経済指標の解説はこちら

テクニカル分析で値動きを予測する

下落相場で上手く空売りを使うのであれば、テクニカル分析を使って値動きを予測してみましょう。

緩やかに下落が続く場面よりも、下落が激しくなる場面を狙うことができれば、利益をしっかりと獲得できます。

それと、下落相場も永遠と続くわけではなく、時間が経過すると上昇相場に転換、レンジ相場に入ることもあります。

テクニカル分析を使うと相場の移行も予測できるため、FXに慣れないうちはしっかりと分析して予測を立てていきましょう。

テクニカル分析の基礎を学ぶにはこちら

買いと空売りどちらが得意か見極める

FXは人によって、買いと空売りどちらの取引が向いているのか異なる場合があります。

買いによる取引では上手く利益を伸ばせないが、空売りによる取引であれば大きく利益を獲得できる人もいるため、自分の得意不得意を明確にしておくことで上手く取引が行えます。

ただ自分が買いと空売りどちらが得意なのかをすぐに見極めることはできないため、ある程度様々な相場で取引を繰り返して、勝率や損益を比較するしかありません。

そのため、しっかりと取引を行いながらも記録を残して、自分の取引の癖や特徴を見極めていきましょう。

まとめ:空売りを覚えて下落相場でも利益を狙おう

空売りとは、先に商品を売ってから後日買い戻す契約のことで、FXでは売りによる取引のことです。

上昇相場よりも下落相場は難しい場面が多いため、買いよりも空売りは難しい取引となりやすい特徴を持ちます。

ただし、人によっては空売りの方が得意ということもあったり、空売りができると取引戦略の幅が広がるため、しっかりと空売りの取引も上手くできるようになりましょう。

ちなみに、空売り取引中の大損失のリスクを防ぐなら、ゼロカットによる追証発生リスクゼロの業者を使うのがおすすめです。

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