と悩んでいませんか?
デビットカードは、利用すると銀行口座から即時に引き落とされる仕組みのカードです。
使えるのは紐付けている銀行口座の残高のみ。クレジットカードとは違って使い過ぎる心配がないため、FXの取引に使いたいと思っている人は多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- デビットカードを使う場合の入出金の仕組み
- デビットカードが使える海外FX業者
- 知っておきたい注意点
この記事を読めば、海外FXでデビットカードを使う際に気をつけるべきポイントがわかります。
クレジットカードが作れずにFX取引を諦めていた人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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Contents
入出金にデビットカードが使える海外FX業者一覧
多くの海外FX業者で、取引するための資金を口座へ入金する際にクレジットカードやデビットカードが利用できます。
FX業者 | デビットカードに対応しているブランド |
Titan FX | VISA、Mastercard、JCB、AMEX |
LAND-FX※ | VISA |
AXIORY | VISA、Mastercard、JCB、UnionPay |
XM※ | VISA、JCB |
iFOREX※ | VISA、Diners、Mastercard、JCB、AMEX |
TradersTrust | VISA |
FxPro | VISA、Mastercard |
※LAND-FXでは、入金のみに対応、出金は不可
※XMでは、新規お客様からのJCBカードによる入金の受付を停止中
※iFOREXでは、日本円を入出金できるのは、VISAとDinersのみ
事情があってクレジットカードを持てない人でも、デビットカードさえあれば簡単かつすぐに取引が開始できます。
ただし「出金には対応していない」「利用できるカードブランドが限られる」など、選ぶ業者によって利便性は異なるので注意が必要です。
また、BigBossのようにクレジットカードでの入金には対応していても、デビットカードでは入金できない業者もあります。対応の可否は、事前によく確認しましょう。
海外FXでデビットカードを使用する際の流れや仕組み
普段は買い物で使うデビットカードを、海外FXではどのような使い方をするのか分からない人も多いのではないでしょうか。
入金の場合と違って出金の仕組みは少々複雑なので、それぞれ解説していきます。
デビットカードを安心して使用するためにも、流れや仕組みを理解しておきましょう。
海外FX業者へデビットカードを使って入金する仕組み
入金の仕組みはクレジットカードと大きく変わらず、利用可能額を使った一括払いです。
例えば、海外FX業者の口座へ5万円入金するとします。
デビットカードの利用可能額の5万円を使用して、カード会社を通してFX口座へ入金される仕組みです。
そして、その代金は口座から即時引き落としされます。この点、引き落としのタイミングが、クレジットカードとは異なります。
入金する場合の具体的な流れは、以下の通りです。
- 海外FX業者の口座開設後マイページにログインする
- 入金ページにアクセスして必要事項を入力後支払う
- 口座に着金する(即時着金する業者が多い)
クレジットカードの番号や有効期限、セキュリティコード、名前を入力して、入金したい金額の支払いをするだけで、すぐに取引が始められます。
海外FX業者からデビットカードを使って出金する仕組み
デビットカードでの出金は、海外FX業者への入金をキャンセルする形で行います。
入金した分を返金する仕組みであるため、入金額と同額までしか出金できません。
入金額を超える金額を出金する場合は、別の方法になるので注意が必要です。
例えば、デビットカードで5万円入金して、口座残高が20万円になったとします。
20万円を出金したい場合、5万円はデビットカードのキャンセル扱い。残りの15万円は電子ウォレットや海外銀行送金といった方法で出金しなければなりません。
出金する場合の具体的な流れは、以下の通りです。
- 海外FX業者の口座開設後マイページにログインする
- 出金ページにアクセスして必要事項を入力して出金する
- デビットカードと紐付いた銀行口座に着金する(入金とは異なり数日から数ヵ月かかる)
入金額を超える額、つまり利益分は他の方法で出金する必要があることを覚えておきましょう。
海外FX業者との入出金手段にデビットカードを使うメリット
国内銀行送金や仮想通貨送金など、海外FXにはさまざまな入出金方法があります。その中からデビットカードを選ぶメリットは以下の4つです。
- 手数料がかからない
- 入金時の着金が速くすぐに取引を始められる
- 基本的に審査がないので誰でも作りやすい
- 支払いができなくなるリスクがない
それぞれのメリットについて順番に解説していきます。
1. 手数料がかからない
デビットカードで送金する場合、基本的には決済手数料はかかりません。なぜなら、海外FX業者が負担してくれるからです。
手数料が都度かかる他の送金方法では、できるだけ手数料を抑えるために1回の送金額を多くせざるを得ません。
デビットカードであれば手数料を気にせず送金できるので、まとめて送金したり細かく分けて送金したりと、状況に合わせて臨機応変に対応できます。
ただし、一部のFX業者では一定額未満の送金額だと手数料がかかるため、公式ページで事前に確認しておきましょう。
2. 入金時の着金が速くすぐに取引を始められる
多くの海外FX業者では入金時の着金が即時なので、すぐに取引を始めたい時に最適です。
主な入金方法と反映時間をみてみましょう。
入金方法 | 入金の反映時間 |
クレジットカード・デビットカード | 即時 |
オンラインウォレット | 即時 |
国内銀行送金 | 1〜5営業日 |
海外銀行送金 | 2〜5営業日前後 |
仮想通貨 | 即時~2営業日 |
見てわかる通り、デビットカードは入金がすぐに反映されるため、ストレスなく取引が開始できます。
3. 基本的に審査がないので誰でも作りやすい
デビットカードは、基本的には審査が行われずに誰でも作れます。
なぜなら、支払いと同時に利用額が銀行口座から引き落とされる仕組みで、クレジットカード会社が支払いを一旦立て替えるという過程がないからです。
一方、クレジットカードの場合、年齢、年収や職業、過去の利用履歴を元に審査を行うため、審査に落ちるケースも珍しくありません。
収入が低い場合や働いていない場合はクレジットカードを持てない可能性があるのです。
デビットカードは、多くのカードブランドで15歳以上(中学生を除く)であれば、基本的には審査なしで誰でも手に入れられます。
4. 支払いができなくなるリスクがない
デビットカードでは、銀行口座の残高内でしか送金ができないので、支払いができなくなるリスクがありません。
クレジットカードのように支払いから引き落としまでのタイムラグがなく、支払い能力以上の金額は使えない仕組みになっています。
使えるのは口座に入っている金額のみ。「つい使いすぎてしまった」という心配をせずに済みます。
海外FX業者との入出金手段にデビットカードを使うデメリット
安心かつ便利に使えるデビットカードですが、デメリットもあります。海外FXでデビットカードを使うデメリットは、以下の3つです。
- カードと紐付けている銀行口座の残高のみしか使えない
- 入金してもポイントがつかない
- 利益は出金できない
それぞれのデメリットについて順番に解説していきます。
1. カードと紐付けている銀行口座の残高のみしか使えない
デビットカードの仕組み上、使えるのは紐付けている銀行口座にある残高のみです。
使いすぎる心配がない一方で、現金がなければ満足に入金できません。
例えば、少し先のボーナスを当てにして海外FX口座に入金するといったことはできず、自由度は下がります。
また、一括での入金を求められるので、クレジットカードのように分割払いも不可能です。
2. 入金してもポイントがつかない
デビットカードの中には、クレジットカードのように買い物をするとポイントが付くものもあります。
しかし、デビットカードを使って、海外FX業者の口座に入金してもポイントはつきません。
なぜなら、下記の流れにより、入金時にポイントがついても出金時(入金はキャンセル扱い)に相殺されるからです。
- 入金時にポイントが加算される
- 出金は入金のキャンセル扱いで返金
- 入金時についたポイントが取り消される
どんなに大きな金額を入金してもポイントはつかないので、ポイント目的でデビットカードを選択しないように気をつけましょう。
3. 利益は出金できない
海外FXでのトレードで利益が出ても、利益分はデビットカードで出金できません。
その理由は、多くのFX業者がマネーロンダリング防止の観点から、入金額と同額までしか出金できないというルールを設けているためです。
例えば、デビットカードで10万円を入金、トレードで20万円に増やしたとします。
10万円はデビットカードに出金(返金)できますが、残りの10万円(利益分)は、海外銀行送金やSTICPAYなど別の方法で出金しなければいけません。
デビットカードで入金した10万円は同じ方法で出金する必要があるので、結果的に2つの手段で出金しなければならず、手間がかかります。
海外FX業者発行のプリペイドカードは使えなくなった
以前は一部の海外FX業者が独自のデビットカード(マスターカード)を発行しており、重宝されていました。
しかし、マスターカードがFX業者にカードの利用停止を通達し、2022年現在は発行も行われていません。
2016年に南アフリカのスタンダード銀行の偽造クレジットカードが不正に使われ、現金14億円が盗まれた事件がきっかけといわれています。
その結果、2022年現在では海外FX業者発行のプリペイドカード(デビットカード)は利用できなくなっています。
デビットカードよりも国内銀行送金がおすすめ
デビットカードにもメリットはありますが、利益が出た時の出金に複数手段が必要で、手間や時間がかかる可能性がある点を考えると、国内銀行送金がおすすめです。
国内銀行送金なら、送金時に難しい手続きは必要ありません。負担するのは、振込手数料と2,000円程度の手数料のみです。
国内銀行なら普段から使い慣れていること、入出金ともにスムーズに口座に反映されることなどから、安心して利用できます。
まとめ:デビットカードでの送金は利益を出金できない
デビットカードは基本的に審査なしで作れることから、事情があってクレジットカードを持てない人にとっては貴重な選択肢の1つです。
しかし、利益分を出金できないため、多くの人が出金時に煩わしさを感じるでしょう。
なお、海外FX業者を初めて利用する人は、国内銀行送金に対応している業者を選んだ方が送金のハードルが下がるのでおすすめです。
国内銀行送金に対応している業者を探しているのであれば、BigBossをおすすめします。
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