といった疑問をもっていませんか?
FXとCFDの違いは、投資対象です。FXは米ドルや日本円、ユーロなどの世界各国の法定通貨が投資対象となりますが、CFDは貴金属やエネルギー、株価指数、仮想通貨などを対象としています。
大きな枠組みで見るとFXはCFDの一要素となりますが、実際には異なる商品として取り扱われています。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- FXとCFDの違い
- FXとCFDのメリットデメリット
FXとCFDの違いを押さえれば、自分に合った投資方法なのか判断しやすくなるでしょう。
FXとCFDに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
FXとCFDの違い
FXとは「Foreign Exchange」の略で「外国為替証拠金取引」のことをいい、CFDは「Contract for Difference」の頭文字をとったもので、「差金決済取引」のことを指します。
大きな枠組みで見るとFXはCFDの一要素となりますが、実際には異なる商品として取り扱われています。
FXとCFDの違いは以下の通りです。
FX | CFD | |
投資対象 | 世界各国の法定通貨 | 貴金属やエネルギー、株価指数、仮想通貨など |
レバレッジ |
【国内】
最大25倍 【海外】 最大レバレッジ2,222倍 |
【国内】
【海外】
|
取引時間 | 平日であればほぼ24時間 | 24時間取引できない銘柄もある |
取引単位
(最小取引数量 ) |
【国内】
1Lot=10,000通貨 最小取引数量:0.1Lot 【海外】 1Lot=100,000通貨 最小取引数量:0.01Lot |
【国内】
最小取引数量:0.1Lot(商品によって異なる) 【海外】
最小取引数量:0.1Lot (GOLD_USD, SILVER_USD. 暗号通貨CFD: 0.01Lot) |
ロスカット | 【国内】
証拠金維持率50% 【海外】 証拠金維持率20% |
【国内】
証拠金維持率100% 【海外】 証拠金維持率20% |
インカムゲイン | スワップポイント | 権利調整額 |
※条件はFX業者によって異なります
※海外のFX、CFDの情報についてはBigBossの条件を参考
FXとCFDの違いを一つずつ詳しく見ていきましょう。
1.投資対象
FXとCFDのもっとも大きな違いは投資対象です。
FXは米ドルや日本円、ユーロなどの世界各国の法定通貨が投資対象となります。
一方、CFDは貴金属やエネルギー、株価指数、仮想通貨などを対象としています。
いずれも売買したときの差額で利益を狙う取引ではありますが、投資対象が異なるので注意が必要です。
2.レバレッジ
FXとCFDはいずれも証拠金にレバレッジを効かせることで、実際の資金以上の金額を取引できます。
しかし、FXとCFDでは利用できるレバレッジの倍率が異なる可能性があるので注意が必要です。
国内FXは、最大レバレッジは25倍と決まっています。海外FXの場合、数百倍~数千倍と国内FX業者に比べてハイレバレッジでの取引が可能です。
CFDのレバレッジは、国内の場合、指数CFDで最大10倍、商品CFDで最大20倍、株式CFDで最大5倍のレバレッジがかけられます。海外FXでは数百倍のレバレッジをかけることが可能です。
3.取引時間
FXは平日であれば24時間取引できますが、CFDは商品や業者によって取引時間が異なります。
例えば、BigBossのFX取引では、1日5分間のメンテナンス時間を除けば、平日はほぼ24時間取引ができます。
一方、CFD(貴金属・指数・エネルギー)ではFXと異なり、1日1時間のメンテナンス時間があります。
さらに取引時間が短くなるケースもあるので、事前に確認しておきましょう。
4.取引単位
FXとCFDでは取引単位が異なります。
取引単位とは、取引する際の最小取引量、またはそれ以上で取引しなければならない数量のことです。
国内FXは1ロット=10,000通貨とし、0.1ロット(1,000通貨)を最小取引単位とする業者が多いですが、海外FX業者は1ロット=10万通貨という値で設定されています。
一方CFDは実際に取引する金融商品によって異なります。
国内のとあるFX業者では日経225を取引する場合は価格の10倍、SP500は価格の1倍から取引できます。
例えば、CFDの日経225を取引する場合の最小単位はCFD価格が35,000円の場合、10倍の35万円が1取引単位です。
なお、CFDはFX同様レバレッジをかけての取引が可能のため、レバレッジ最大10倍で取引する場合の証拠金は35,000円になります。
5.ロスカット
FXとCFDではロスカット水準が異なります。
ロスカットとは、含み損が一定の水準に達した際にポジションを自動的に強制決済する仕組みのことです。
国内では、証拠金維持率が50%を下回るとロスカットされます。海外FXの場合、多くが証拠金維持率20%以下でロスカットされます。
CFDの場合、国内では証拠棋院維持率が100%を下回るとロスカットされます。海外FXはロスカット水準を証拠金維持率20%~50%に設定しいる業者が多いです。
また、海外FX業者の多くはゼロカットシステムを採用しているので、急激な為替相場の変動時などに借金を負うリスクがありません。
海外FX業者のBigBossはゼロカットシステムを採用しているので安心して取引ができます。FXの最大レバレッジは2,222倍と業界最高水準のハイレバレッジで大きな利益が狙えます。
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6.インカムゲイン
インカムゲインとは、金融商品を一定期間保有した際に得られる利益のこと。株式での収益分配金や配当等を指します。
FXの場合、スワップポイントがインカムゲインに相当します。
スワップポイントとは、通貨ペア間の金利差の受け払いを指し、低金利の通貨を売り、高い金利の通貨を買い、保有し続けることでスワップポイントを得ることができます。
一方CFDの場合は、株式の配当金に該当する「権利調整額」があります。
権利調整額とは、参照原資産に配当や分配金が発生した際、CFDの買いポジションにも同様に付与されます。
FXのメリット・デメリット
ここではFXの特徴についてメリットとデメリットの両面から説明します。
FXのメリット
FXのメリットは以下の3つです。
- 短期で大きな利益が期待できる
- 少額から始めることができる
- 取引時間が長い
FXの大きなメリットは短期で大きな利益を得ることができる点です。
取引量の多い通貨ペアだと1時間に数百pips動くことがあるため、大きな利益が狙えます。
また、FXはレバレッジをかけた取引が可能なため、少ない資金で始めることができます。
さらに、平日は24時間取引が可能なため昼間働いている人でも時間に関係なく取引ができます。
FXのデメリット
一方FXのデメリットは以下2つです。
- 一瞬にして資産を失う可能性がある
- 知識がないと勝ち続けるのは難しい
FXでは短期間で大きな利益を狙える一方、急激な為替相場の変動により一瞬にして財産を失う可能性があります。
急激な為替の変動があった際は希にロスカットが間に合わず、借金を負うリスクがあることを覚えておきましょう。
また、FXの相場予想は熟年のトレーダーでさえ外れることがあります。
言い換えれば、知識のまったくない初心者が軽い気持ちで始めた場合、最初は運がよく利益を出すことができても長い目で見て勝ち続けることは難しいでしょう。
CFDのメリット・デメリット
FXに続いて、CFDの特徴についてメリットとデメリットの両面から説明します。
CFDのメリット
CFDのメリットは以下2つです。
- 少額から始めることができる
- 下落時も利益が狙える
CFDのメリットはレバレッジをかけた取引が可能なため、現物と比べて比較的少額から始めることができ、且つ大きな利益が狙いやすい点です。
また、売りから入ることもでき、相場の下落時にも利益が狙えるため、現物と比べて利益を得られるチャンスは多くなります。
CFDのデメリット
CFDのデメリットは以下2つです。
- 相場変動が大きく長期運用には向かない
- ロスカット水準が高く強制決済のリスクが高い
レバレッジをかけた取引は、通常の投資よりも価格の変動が大きくなってしまうため長期運用には不向きです。
また、国内の多くの業者はCFD証拠金維持率の水準を100%に設定しています。よって、ロスカットされるリスクが非常に高くなります。
投資初心者におすすめなのはFX
FXはCFDと比較して相場分析に必要な情報を集めやすかったり、スプレッドが比較的狭かったりする特長があります。
そのため、投資初心者はまずFXから始めることをおすすめします。
ここからは、投資初心者にFXをおすすめできる理由を詳しく見ていきましょう。
相場分析に必要な情報を集めやすい
FXとCFDはいずれもテクニカル分析やファンダメンタルズ分析を使って値動きを予測するのが基本です。
しかし、FXはCFDと比較して相場分析に関する情報量が豊富にあるだけでなく、SNSやインターネットでトレード記録を発信しているトレーダーも多くいます。
同じ投資でも得られる情報量が多いFXの方が相場分析がしやすい傾向があります。
また、CFDの中でマイナーな銘柄を選ぶと、分析に活用できる情報を得られず、うまく利益を狙えない可能性があるので注意が必要です。
まずはFXから始めて相場分析の基礎を身に付けるのがおすすめです。
スプレッドが比較的狭い
FXとCFDにはスプレッドと呼ばれる、買値と売値の差額が存在します。
スプレッドは実質的な手数料となり、スプレッドが広ければ取引コストが大きくなってしまいます。
CFDはFXよりスプレッドが広く設定されている傾向があり、取引コストが大きくなりやすいので注意が必要です。
例えば、BigBossではスプレッドが以下のように異なります。
銘柄 | FX or CFD | スプレッド |
USD/JPY(米ドル/円) | FX | 2.1pips |
EUR/USD(ユーロ/米ドル) | FX | 1.3pips |
GOLD_USD(ゴールド/米ドル) | CFD | 3.2pips |
N225_JPY(日経225) | CFD | 6pips |
※スタンダード口座の場合(2024年6月14日16時20分時点)
投資初心者の方は、取引コストを抑えやすいFXを選ぶのがおすすめです。
▶スプレッドの計算方法や引かれるタイミングはこちらで詳しく解説!
まとめ:FXで投資に慣れてからCFDに挑戦するのがおすすめ
FXとCFDはいずれも安く買って高く売り、高く売って安く買い戻すといった取引で、利益が出る仕組みは同じです。
ただし、FXはCFDと比較して相場分析に関する情報が多いので、投資初心者の方はまずはFX取引を始めてみましょう。
一つの口座でFXとCFD両方を取引できる業者を探している方には、BigBossをおすすめします。
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