といった疑問をもっていませんか?
FXには、様々な失敗談がありますが、失敗する原因には共通点があります。
そのため、失敗しやすい状況や対策を押さえることで、失敗を未然に防ぐことが可能です。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- FXでよくある失敗談
- FXのリアルな失敗談
- FXでの失敗を回避するための対策
FXのよくある失敗談と対策を押さえておけば、失敗するリスクを抑えやすくなるでしょう。
FXで利益を狙いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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FXのよくある失敗談10選
FXのよくある失敗談には、以下のようなものがあります。
- 適切な損切りができない
- 投資資金に見合わないレバレッジで取引する
- 感情的になって冷静にトレードできない
- 感覚や勘に頼って取引する
- 余剰資金で取引していない
- ポジションを常に保有していないと落ち着かない
- 複数の通貨ペアに手を出す
- 無闇に両建てやナンピンをする
- 時間帯ごとの値動きの特徴を把握していない
- インターネットやSNSの情報をすべて鵜呑みにする
まずは、FXのよくある失敗談を紹介します。
1.適切な損切りができない
損切りとは、予想と異なる方向にチャートが動いたときに、ポジションを決済して損失を確定させることを指します。
損切りは、損失を拡大させないために有効な手段ですが「損失を出したくない」「しばらく待てばチャートが戻るかもしれない」といった感情から適切な損切りができない人も多くいます。
損切りが遅れると含み損がさらに広がり、より大きな損失を受ける可能性があるので注意しましょう。
2.投資資金に見合わないレバレッジで取引する
レバレッジとは、証拠金を担保に口座資金以上の金額で取引できる仕組みです。
例えば、レバレッジ2,000倍なら1,000円の資金で200万円分の取引ができます。
レバレッジを活用すれば、少ない資金で大きな利益を狙える反面、損失リスクも高まってしまいます。
許容できる損失額や資金を考慮してレバレッジを活用するのは効果的ですが、闇雲にレバレッジを高くするのは避けましょう。
3.感情的になって冷静にトレードできない
感情的になって冷静にトレードできない人は、安定して利益を狙えなかったり、大きな損失を受けたりしてしまう可能性があります。
中には、トレードで損失を受けたことに腹を立てて取引量を増やしてしまうトレーダーもいます。
一時的な感情に流されると、冷静な相場分析ができなくなってしまうので、失敗するリスクは高まります。
4.感覚や勘に頼って取引する
FX初心者の中には「価格が上がり続けているから今後も上がりそう」といった感覚や勘に頼った取引で大きな損失を出す人もいます。
根拠のないトレードは、損失リスクを高めるだけでなく、トレードスキルが伸びない原因になってしまいます。
トレードスキルを高めて安定的な利益を狙うためにも、根拠のあるトレードをすることが大切です。
5.余剰資金で取引していない
生活資金をFXトレードに使ったことで、日常生活に大きな影響を受けてしまったFXトレーダーも多くいます。
損失を受けたら生活ができない状況で取引すると、冷静な分析やトレードができなくなります。
判断を誤って大きな損失を出さないためにも、生活費を削ったり借金をしたりするのは避けましょう。
6.ポジションを常に保有していないと落ち着かない
チャンスを逃したくない気持ちから、ポジションを常に保有していないと落ち着かないトレーダーも少なくありません。
このような状態を「ポジポジ病」と呼びます。
ポジポジ病は、不必要な取引が増えることで勝率が下がったり、取引コストが増えたりする原因になります。
FXトレードの勝率を高めるためにも、根拠のあるトレードを意識しましょう。
7.複数の通貨ペアに手を出す
FXでは米ドル/円やユーロ/円といった様々な通貨ペアを取引できます。
複数の通貨ペアで取引すれば利益を狙えるチャンスを増やせる反面、通貨ペアによって値動きの特徴や有効なトレード方法が異なるので、相場分析に時間がかかってしまうことがあります。
複数の通貨ペアに手を出すと、十分な情報収集ができなかったり、ポジションが管理できなくなったりして失敗につながることがあります。
FX初心者の場合は、取引に慣れるまで1つもしくは2つの通貨ペアに絞って取引しましょう。
8.無闇に両建てやナンピンをする
無闇に両建てやナンピンをすると、大きな損失を受ける可能性があります。
両建てとは、同一通貨ペアの買いポジションと売りポジションを同時に保有することです。
両建てをしているとチャートが動いても実質的な損益が発生しない状態となるため、損切りや利益確定のタイミングを見極めるのが難しくなってしまいます。
また、損失額を抑えるためにナンピンをして、かえって損失を広げてしまうケースもあります。
ナンピンとはエントリーと反対方向にチャートが動いたときに、ポジションを追加で保有して平均取得単価を下げるトレード手法です。
例えば、米ドル/円が146円のときに1万通貨の買いエントリーをし、144円まで下落したタイミングに追加で1万通貨の買いエントリーをすると、平均取得単価を「145円」にできます。
平均取得単価を145円まで下げることで、最初にエントリーした146円まで為替レートが戻らず、145円で止まったとしても含み損を解消できます。
しかし、価格が戻らずさらに逆行すると、含み損が増えてしまうので、初心者にはあまりおすすめできない手法です。
▶両建ての概要はこちらで詳しく解説!
▶ナンピンの概要はこちらで詳しく解説!
9.時間帯ごとの値動きの特徴を把握していない
FXは平日であればほぼ24時間取引ができるので、自分の好きなタイミングで取引できるメリットがあります。
ただし、早朝などの市場参加者が少ない時間帯は、スプレッドが広がって取引コストが増えたり、値動きが不安定になったりする可能性があります。
効率的に利益を狙うためにも、時間帯ごとの値動きの特徴を押さえたうえで、どの時間帯に取引するのかを決めることが大切です。
10.インターネットやSNSの情報をすべて鵜呑みにする
FXの相場情報を集めたり、分析方法を勉強したりするときにインターネットやSNSを活用することもあるでしょう。
これらの媒体には信ぴょう性に欠ける情報もあるので、すべての情報を信じ切るのは避けましょう。
中には「必ず勝てる手法」という内容で発信しているブログやSNSもありますが、FXで必ず勝てる手法というものは存在しません。
信頼できるのか見極めながら情報を集めつつ、自身の相場観やトレードスキルを高めることも意識しましょう。
なお、BigBossでは、最新マーケット情報のメールマガジンを配信しています。
配信した内容は、ブログでも更新しているので、ぜひ活用してみてください。
FXのリアルな失敗談
次に、以下のFXのリアルな失敗談を紹介します。
- 雑にエントリーして負けてしまった
- 損切りできず塩漬け状態になってしまった
- 雇用統計の発表を狙ってエントリーして失敗してしまった
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.雑にエントリーして負けてしまった
2/29 やってしまった…ボコボコになりました
最初負けが続くとエントリーが雑になり入る回数が多くなりまけるな。負け額がおおきすぎ😫 pic.twitter.com/csH0POryaj— よこFX (@wenDj52Zt1JPXGJ) February 29, 2024
こちらは、雑にエントリーしてトレード回数が多くなったことで、損失額が膨れ上がった失敗談です。
3週間ほどのトレード結果を公表しており、損益がプラスの日の金額は数百円台、マイナスの日は数千円単位の金額であることがわかります。
損小利大を目指すためにも、根拠のあるエントリーに絞ったり、感情に任せたトレードを避けたりすることが大切です。
2.損切りできず塩漬け状態になってしまった
1回負けたらいつも本当にダメだ
ゴールドもプラ転した時に逆指値入れておくべきだった
吐きそうだわ先月の分まだプラスだからいいものの、いつも損切りが遅いの致命的過ぎるわ
指標は持ち越したくないんだよな
下手したら退場する可能性あるし。#fx#ポンド#ゴールド#爆損 pic.twitter.com/76mkY6MQGU— 柴犬チワワ (@FX_kitai_thi) December 5, 2023
こちらはポジションを損切りできず、塩漬け状態で損失を抱えてしまった失敗談です。
塩漬け状態とは、見通しが外れたことで保有ポジションが含み損となり、為替レートが戻らないまま放置している状態を指します。
一時的にポジションがプラスになったときもありましたが、何の対処もできずマイナスに転じてしまいました。
トレーダー自身も把握している通り、適切な損切りができないことが原因となっています。
適切な損切りをするには、事前に損切りルールを決めたり、逆指値注文を活用したりするのが効果的です。
3.雇用統計の発表を狙ってエントリーして失敗してしまった
前もゆーたけど十数年前FXデビュー当日雇用統計で入れた50万が数分で半分になって1ヶ月もたたないうちに退場したしな。
そんな経験して今石橋を叩きまくって渡ってる、それでも食らう時は食らう。瀕死じゃないけど、勝ちが一瞬で無くなるのは今も変わらん(´・ω・`)— ひろぽん (@hiro32160884) August 4, 2019
こちらはFXデビュー当時の雇用統計の発表タイミングに資金50万円が数分で半分に減ったという失敗談です。
米国雇用統計の発表前後は大きく価格が動きやすい場面であり、経験豊富なトレーダーでも値動きの予測が難しいとされています。
そのため、FX初心者は米国雇用統計といった重要度の高い経済指標の発表や要人発言があるときは、取引を控えるのがおすすめです。
FXでの失敗を回避するための対策
FXでの失敗を回避するためには、以下のような対策が有効です。
- 損切りラインを設定する
- 指値注文や逆指値注文を活用する
- レバレッジをかけ過ぎない
- 相場の分析方法を学ぶ
- トレードルールを決める
- 値動きが安定している通貨ペアを選ぶ
- 相場変動が大きいときはエントリーしない
- トレード記録を付けて取引を振り返る
- 情報収集を続ける
それぞれ詳しく紹介します。
1.損切りラインを設定する
FX取引で適切な損切りをするためには、事前に「損失額が〇〇円になったら損切りする」のように損切りラインを決めておくのが効果的です。
FXでは、予想と反対方向に価格が動いたり、経済指標の発表によって相場が急変したりすることがあります。
想定外の値動きに遭ったときの損失リスクを下げるためにも、損切りラインを決めておきましょう。
中には、損失を自分で確定させることに抵抗を感じてしまうトレーダーもいます。
損切りへの抵抗感を和らげるためにも、デモトレードや少額トレードで損切りの経験を積んで要領をつかんでおくのがおすすめです。
▶損切りラインの設定方法はこちらで詳しく解説!
▶デモトレードができるおすすめのFX業者はこちらで詳しく解説!
2.指値注文や逆指値注文を活用する
感情に頼ったトレードを減らすには、指値注文や逆指値注文を活用するのが有効です。
指値注文とは、現在より有利なレートを指定して予約注文を出す方法をいいます。
有利なレートとは「今より安く買える価格」「今より高く売れる価格」のことです。
一方、逆指値注文とは現在の価格より不利なレートを指定して予約注文をする方法です。
指値注文と異なり、現在よりも値上がりしたら買う、値下がりしたら売る注文方法で自動的に損切りされるように設定したいときに活用できます。
指値注文や逆指値注文を入れておけば「もう少し価格が上がってから売ろう」「価格が戻るまで損切りを先延ばしにしよう」といった感情に任せたトレードを避けやすくなります。
3.レバレッジをかけ過ぎない
投資資金にあわないレバレッジで取引すると、想定以上の損失を受けてしまうリスクが高まります。
レバレッジを活用する際は、許容できる損失額や投資資金を明確にしたうえで何倍にするのかを検討しましょう。
加えて、ゼロカットシステムを取り入れているFX業者を選ぶと損失リスクを抑えやすくなります。
ゼロカットシステムとは、トレーダーが口座資金以上の損失を受けたときに、マイナス分をFX業者が補填する仕組みです。
口座資金以上の損失を受けたくない方は、ゼロカットシステムを採用しているBigBossで口座開設をしてみましょう。
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4.相場の分析方法を学ぶ
感覚や勘に頼ったトレードは、失敗するリスクが高まります。
安定的な利益を狙うためには、根拠をもったトレードができるように、相場の分析方法を学ぶことが欠かせません。
例えば、過去のチャートから将来の値動きを予測するテクニカル分析は、FX初心者でも挑戦しやすい分析方法です。
テクニカル指標の見方や使い方を身に付けることでトレードに活用できるので、FX初心者は最初にテクニカル分析を学ぶのがおすすめです。
▶テクニカル分析の基礎知識や初心者におすすめの手法はこちらで詳しく解説!
5.トレードルールを決める
FX取引で感情的になると、大きな損失を受けたり、利益を得るチャンスを逃したりしてしまいます。
感情的な取引を避けるためには、事前に決めたトレードルールに従って取引しましょう。
例えば、以下のようなトレードルールを決めておくのがおすすめです。
- どの通貨ペアを取引するか
- 取引する時間帯はいつにするか
- どのような売買サインが出たときにエントリーするか
- 利益確定や損切りのタイミングはいつにするか
トレードルールは一度決めたら終わりではなく、取引を繰り返しながら、トレード成績に応じて調整することも大切です。
6.値動きが安定している通貨ペアを選ぶ
FXで取引できる通貨の中には、不安定な値動きがを繰り返すものもあります。
例えば、トルコリラといった新興国の高金利通貨は、経済悪化や政情不安などのネガティブな情報が出ると価格の急落が起こりやすい特徴があります。
このような通貨を取引すると、想定外の値動きに巻き込まれて大きな損失を受ける可能性があるので注意が必要です。
FX初心者は、比較的値動きが安定している米ドル/円やユーロ/米ドルを選ぶのがおすすめです。
7.相場変動が大きいときはエントリーしない
経済指標の発表や要人発言といった経済イベント、災害やテロなどが起きたタイミングは価格変動が大きくなる傾向があります。
そのような状況は、経験が豊富なトレーダーでも値動きの予測が困難とされています。
相場変動が大きいタイミングでの取引は、損切りの注文が通らなかったり、スプレッドが広がることでエントリー時点で損失が発生したりする場合があります。
大きな損失を抱えないためにも、経済指標の発表スケジュールや国際ニュースを確認して、相場が変動しやすいタイミングでの取引を控えるのがおすすめです。
BigBossでは、平日に最新マーケット情報を記載したメールマガジンを配信しています。
配信した内容は、翌朝にブログでも更新しているので、ぜひ活用してみてください。
▶︎過去のメルマガ記事はこちら!
▶FXで重要な経済指標はこちらで詳しく解説!
8.トレード記録を付けて取引を振り返る
FX取引で失敗したことがないという人はほとんどいないでしょう。
それでも安定的な利益を狙えるトレーダーがいるのは、失敗を次のトレードに活かせているからです。
失敗を活かすためには、トレード記録を付けて失敗した原因を振り返ることが大切です。
エントリーした理由や決済したタイミング、取引結果などをまとめて自分の悪い癖を把握できれば、似たような失敗を繰り返すことが少なくなります。
9.情報収集を続ける
FXの基礎知識や取引のコツを押さえたあとは、トレードに集中するというトレーダーもいます。
しかし、気付かぬうちに相場環境が変化し、今までのトレード方法が通用しなくなることもあります。
安定的な利益を狙い続けるためにも、FXに関する最新情報を収集し続けるようにしましょう。
まとめ:FXの失敗談から対策を立てて利益を狙おう
FXでは感覚を当てにしたエントリーをしたり、適切な損切りができなかったりすることで失敗するケースが多くあります。
FXでの失敗を回避するためにも、よくある失敗談から対策方法を考えておきましょう。
FXで失敗をして口座資金以上の損失を受けたくない人は、ゼロカットシステムを取り入れているFX業者を選びましょう。
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