「海外FXでスプレッドが狭い業者を知りたい」という方も多いのではないでしょうか。
スプレッドが狭い業者を選べば、コストを抑えて取引が可能です。
1回あたりの取引に大きな差はなくても、回数が増えるほどコストが余計にかかってしまいます。
本記事では、海外FXのスプレッドを比較してランキング形式で紹介します。
🥇ThreeTrader Rawゼロ口座
└USD/JPY 0.0pip~の極小スプレッド!
スプレッドの狭さの他、様々なスペックを比較した海外FX業者の総合ランキングを知りたい方は、以下記事も参考にしてください。
海外FXでスプレッドの狭い業者おすすめランキング【2024年最新】
海外FXでトレードを行うとき、スプレッドは必ず確認しましょう。
なぜなら、スプレッドが狭いほど取引コストを抑えることができるからです。
最新の海外FXスプレッド比較ランキングは、以下の通りです。
順位 | 業者名 | USDJPY | EURUSD | GBPUSD | XAUUSD |
---|---|---|---|---|---|
1位 | ThreeTrader Rawゼロ口座 | 0.0pips | 0.0pips | 0.0pips | 0.0pips |
2位 | Exness ロースプレッド口座 | 0.0pips | 0.0pips | 0.1pips | 3.7pips |
3位 | XS.com エリート口座 | 0.5pips | 0.1pips | 0.2pips | 1.1pips |
4位 | AXIORY ナノ/テラ口座 | 0.5pips | 0.3pips | 0.6pips | 1.9pips |
5位 | XMTrading KIWAMI極口座 | 0.9pips | 0.8pips | 0.8pips | 4pips |
6位 | HFM ゼロ口座 | 0.1pips | 0.0pips | 0.0pips | 0.03pips |
7位 | FXGT ECN口座 | 0.1pips | 0.1pips | 0.2pips | 1.4pips |
8位 | Tradeview ILC口座 | 0.35pips | 0.14pips | 0.5pips | 1.21pips |
9位 | TitanFX Zeroブレード口座 | 0.33pips | 0.2pips | 0.57pips | 2.11pips |
10位 | easyMarkets 変動スプレッド | 1.0pips | 0.7pips | 0.9pips | 20pips |
上記のランキングに入った海外FX業者について、詳しく解説します。
1位:ThreeTrader(Rawゼロ口座)
ThreeTrader(スリートレーダー)のRaw ゼロ口座は、業界トップクラスの狭いスプレッドを提供する海外FX業者です。
ThreeTraderの主な特徴は、以下の通りです。
- スプレッドが業界最狭水準
- 取引手数料が安い
- スキャルピングやEAの制限がない
- 豪華なポイントプログラムがある
- 出金スピードが速い
- 日本語サポートの体制が整っている
- 最大レバレッジが500倍で低い
- クレジットカードでの入金ができない
スプレッドが狭くスキャルピングに向いていることから、短期売買を行うトレーダーに向いています。
ThreeTrader(Raw ゼロ口座)のスプレッドは、以下の通りです。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY | 0.0pips |
EURUSD | 0.0pips |
GBPUSD | 0.0pips |
ThreeTrader(Raw ゼロ口座)のスプレッドは、0.0pipsと業界最狭水準です。
変動制のスプレッドを採用しているため、すべての取引が0.0pipsではありません。
とはいえ、メジャー通貨を最小0.0pipsで提供している海外FX業者はないのでおすすめです。
スプレッドで損をしたくない方は、ThreeTrader(Raw ゼロ口座)で口座開設をして取引をしてみましょう。
2位:Exness(ロースプレッド口座)
Exness(エクスネス)のロースプレッド口座は、業界トップクラスのスプレッドの狭さを提供している海外FX業者です。
Exnessの主な特徴は、以下の通りです。
- ロースプレッド口座で業界最狭クラスのスプレッドを提供
- 最大レバレッジが無制限
- ゼロカットを採用しており、証拠金以上の損失を被るリスクが無い
- スワップフリー対応の通貨がある
- ストップレベル0でスキャルピングに向いている
- 無料のVPSが利用可能(条件あり)
Exnessのロースプレッド口座のスプレッドは、以下の通りです。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY | 0.0pips |
EURUSD | 0.0pips |
GBPUSD | 0.1pips |
XAUUSD | 6.3pips |
特にドル円とユーロドルにおいてスプレッドが非常に狭く、業界トップクラスの水準です。
ただし、Exnessのロースプレッド口座は取引手数料がかかるため、取引コストを計算する際は注意しましょう。
Exnessは最大レバレッジが無制限でスプレッドが低いことから、大きなリターンを求めるトレーダーにおすすめの業者です。
3位:XS.com(エリート口座)
XS.com(エックスエス)は最近日本市場に参入してきた海外FX業者で、優れた取引スペックを提供している点で人気が高まっています。
XS.comには7種類の口座タイプが用意されており、そのうちエリート口座で非常に狭いスプレッドが提供されています。
XS.comのエリート口座におけるスプレッドを確認してみましょう。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY | 0.5pips |
EURUSD | 0.1pips |
GBPUSD | 0.2pips |
XAUUSD | 1.1pips |
上記表からも、非常に狭いスプレッドで取引できることが分かると思います。
また、メジャー通貨タイプはもちろんのこと、貴金属(XAUUSD)も他社と比べて非常に狭い水準のスプレッドなっていておすすめです!
XS.comの使い勝手・利用者からの評判が気になる方は、「XS.com(エックスエス)の評判は?気になる信頼性・安全性も含めて解説」もあわせてご覧ください。
4位:AXIORY(ナノ/テラ口座)
AXIORYは、スプレッドが狭く取引コストが低い海外FX業者です。
AXIORYの特徴は、以下の通りです。
- スプレッドが狭く、取引コストも低い
- cTraderを使えるため、スキャルピングに適している
- 約定力が高く注文がスムーズ
- 出金トラブルなどの評判が少ない
- 日本語サポートが充実している
- ボーナスキャンペーンがやや少なめ
- 少額の入出金には手数料がかかる
AXIORYのナノ/テラ口座におけるスプレッドは、以下の通りです。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY | 0.5pips |
EURUSD | 0.3pips |
GBPUSD | 0.6pips |
XAUUSD | 1.9pips |
上記のスプレッドの狭さは、業界トップクラスです。
特に、ゴールドのスプレッドが1.9pipsの業者はほとんどありません。
日本語サポートも充実しているため、英語が苦手な方も安心して取引可能です。
約定力が高く、スキャルピングに適している取引ツール(cTrader)を使用できます。
短期売買をするトレーダーにおすすめです。
5位:XMTrading(KIWAMI極口座)
XMTradingは業界最大手の海外FX業者で、500万人以上のユーザーがいる海外FX業者です。
XMTradingの特徴は、以下の通りです。
- ボーナスが多い
- 日本語サポートが充実している
- 約定力が高い
- スキャルピングに適している
- 最大レバレッジ1,000倍
- 出金スピードが速い
- 出金拒否のリスクが低い
- ゼロカットシステムで追証がない
- 日本人ユーザーが多い
XMTradingのKIWAMI極口座におけるスプレッドは、以下の通りです。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY | 0.9pips |
EURUSD | 0.8pips |
GBPUSD | 0.8pips |
XMTradingのKIWAMI極口座が提供するスプレッドは、業界最狭クラスと言えるでしょう。
KIWAMI極口座は取引手数料が無料なので、表示されているスプレッドが実質的な取引コストとなります。
過去に出金拒否の事例もないため、利益を引き出す際の余計な不安がありません。
海外FX業者で口座開設を悩んでいるのであれば、スプレッドが狭いXMTradingがおすすめです。
6位:HFM(ゼロ口座)
HFM(HotForex)は、長年の実績を持つ信頼性の高い海外FX業者です。
HFMの特徴は、以下の通りです。
- 最大レバレッジ2,000倍
- 日本語サポートが充実している
- コピートレードのサービスがある
- 主要通貨をスワップフリーで取引できる
- 約定力がやや弱い
HFMのゼロ口座におけるスプレッドは、以下の通りです。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY | 0.1pips |
EURUSD | 0.0pips |
GBPUSD | 0.0pips |
XAUUSD | 0.03pips |
HFMのXAUUSD(ゴールド)のスプレッドの狭さは、業界トップクラスです。
取引手数料が1,000通貨あたり0.03ドル(約5円)である点を考慮すると、実質的な取引コストは低いと言えます。
HFMは複数の口座タイプを用意しており、トレーダーは自身の取引スタイルに合わせて最適な口座を選択できるのでおすすめです。
7位:FXGT(ECN口座)
FXGTは比較的新しい海外FX業者ですが、低いスプレッドと豊富なボーナスで利用者が増えています。
FXGTの主な特徴は、以下の通りです。
- 最大レバレッジ1,000倍で取引可能
- 仮想通貨FXのレバレッジが1,000倍と高い
- 仮想通貨の取り扱い銘柄が豊富
- ボーナスが豪華
- ゼロカットシステムを採用しているため追証のリスクなし
- スプレッドがやや広い
- 運営歴が短い
- 仮想通貨取引をしたい人にメリットが多い
FXGTのECN口座におけるスプレッドは、以下の通りです。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY | 0.1pips |
EURUSD | 0.1pips |
GBPUSD | 0.2pips |
XAUUSD | 1.4pips |
FXGTのスプレッドは非常に狭く、特に主要通貨ペアでは業界トップクラスの水準です。
ECN口座では取引手数料がかかるため、実質的な取引コストを計算する際は注意しましょう。
FXGTの強みは、狭いスプレッドと豪華なボーナスを提供していることです。
ボーナスなどの活用で、実質的な取引コストを抑えられるでしょう。
8位:Tradeview(ILC口座)
Tradeviewは、プロトレーダー向けの取引環境と狭いスプレッドを提供している海外FX業者です。
Tradeviewの特徴は、以下の通りです。
- スプレッドが低い
- 取引手数料が低い
- スキャルピングに向いているcTraderが使用可能
- NDD方式の採用で透明性が高い
- 最大ロット数が無制限
- 最大レバレッジは500倍
- ロスカット水準は100%
TradeviewのILC口座におけるスプレッドは、以下の通りです。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY | 0.35pips |
EURUSD | 0.14pips |
GBPUSD | 0.50pips |
XAUUSD | 1.21pips |
Tradeviewのスプレッドは非常に狭く、主要通貨ペアでは業界トップクラスと言えます。
最大ロット数が無制限のため、多く取引をしたい方におすすめです。
9位:TitanFX(Zeroブレード口座)
TitanFXは、スプレッドが狭く約定力が高い海外FX業者です。
口座残高によるレバレッジ制限もなく、常に自分が取引したいレバレッジで取引ができます。
TitanFXの特徴は、以下の通りです。
- スプレッドが狭く約定力が高い
- 最大レバレッジ1,000倍で口座残高による制限がない
- スキャルピングや自動売買の制限がない。
- 出金スピードが速い
- ボーナスが少なめ
- 初回入金額が200ドル(約3万円)と高め
TitanFXのZeroブレード口座におけるスプレッドは、以下の通りです。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY | 0.33pips |
EURUSD | 0.2pips |
GBPUSD | 0.57pips |
XAUUSD | 2.11pips |
TitanFXのスプレッドの狭さは、業界平均より低い水準となっています。
スプレッドの変動が少なく、取引コストを最小限にできるでしょう。
短期的な取引をするトレーダーにおすすめです。
10位:easyMarkets(変動スプレッド)
easyMarketsは、独自のツールが特徴的な海外FX業者です。
Deal Cancellationというツールを提供しており、注文後に損失が出た場合でも設定した制限時間以内であれば取引をキャンセルできます。
easyMarketsの特徴は、以下の通りです。
- 独自の取引ツールが優れている
- 独自ツールの使用でスリッページがなくなる
- 運営実績があり信頼性が高い
- 信頼性の高い金融ライセンスを取得している
- ボーナスやキャンペーンが充実している
- 日本語サポートに対応している
easyMarketsのスプレッドは、以下の通りです。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY | 1.0pips |
EURUSD | 0.7pips |
GBPUSD | 0.9pips |
XAUUSD | 20pips |
easyMarketsのゴールドのスプレッドは、他業者と比べると広めです。
しかしMT4を使用すれば固定スプレッドのため、市場の変動に関わらず一定のコストで取引を行えます。
初心者や長期投資を行うトレーダーにとって、大きなメリットと言えるでしょう。
海外FX業者のスプレッドを比較する際のポイント
海外FX業者のスプレッドを比較する際のポイントは、以下の通りです。
- 口座タイプによるスプレッドの違いを意識する
- 平均/最小スプレッドを区別する
- 取引手数料も含めた実質スプレッドを意識する
- 早朝や経済指標発表時のスプレッドの広がりやすさを確認する
- スキャルピングが可能か確認する
口座タイプによるスプレッドの違いを意識する
海外FX業者では、一般的に複数の口座タイプを提供しています。
各口座タイプによってスプレッドが異なるため、比較をして口座開設を検討しましょう。
海外FX業者における主な口座タイプと特徴は、以下の通りです。
- スタンダード口座:一般的な口座タイプ
- ECN口座:上級者向け
- ゼロ口座:スプレッドゼロの口座
- プロ口座:大口取引向け
例えば、XMTradingのKIWAMI極口座やExnessのロースプレッド口座はスタンダード口座よりもスプレッドが狭いです。
スタンダード口座に比べてスプレッドが狭い口座は各業者ごとにあるので、口座タイプを確認しましょう。
平均/最小スプレッドを区別する
海外FX業者が公式サイトで公表しているスプレッドは、平均スプレッドと最小スプレッドの2種類あります。
- 平均スプレッド:平均的なスプレッド
- 最小スプレッド:最も低いスプレッド
「ドル円の最小スプレッド0.1pips」と公表している場合でも、平均スプレッドは高い場合もあります。
最小スプレッドだけでなく、平均スプレッドも確認しましょう。
取引手数料も含めた実質スプレッドを意識する
口座によっては、スプレッドが狭い代わりに取引手数料が高めに設定されている場合があります。
スプレッドと取引手数料を合わせて、実質的なコストを計算する必要があるでしょう。
スプレッドの計算例は、以下の通りです。
業者 | スプレッド | 取引手数料(片道) | 取引コスト |
---|---|---|---|
業者A | 1pips(0.01円) | 0.03ドル(約5円) | 5.01円 |
業者B | 2pips(0.02円) | 無料 | 0.02円 |
上記の例では、業者Aのスプレッドは狭いです。
しかし取引手数料を含めると、業者Bの方が安いことが分かります。
取引手数料を含めたコストの計算が必要です。
スプレッドのみだと、実質的な取引コストが分からず損をしてしまうので注意しましょう。
早朝や経済指標発表時のスプレッドの広がりやすさを確認する
海外FXのスプレッドは、固定スプレッドではなく変動スプレッドが一般的です。
スプレッドが広がりやすくなるケースは、以下の通りです。
- 早朝(日本時間5:00〜7:00頃)
- 経済指標発表時
- 重要なニュース発表時
- 市場の流動性が低下する時間帯
一部の業者ではスプレッドが通常の2〜3倍になることもあるため、自分が取引をする時間帯でのスプレッドを確認しておきましょう。
スキャルピングが可能か確認する
スキャルピングは、短時間で売買を繰り返す取引手法です。
スプレッドが狭い業者はスキャルピングに適していますが、全ての海外FX業者がスキャルピングを許可しているわけではありません。
スキャルピングの可否は、以下の通りです。
業者名 | スキャルピングの可否 |
---|---|
BigBoss | 可能 |
XMTrading | 可能 |
Exness | 可能 |
AXIORY | 可能 |
TitanFX | 可能 |
iFOREX | 不可 |
スキャルピングを主な取引手法とする場合は、明確に許可している業者を選びましょう。
その上で海外FX業者のスプレッドを比較して、最適な業者を見つけるのがおすすめです。
海外FXのスプレッドとは何か
海外FXのスプレッドが与える影響などについて、解説します。
- 取引コストに与える影響
- スプレッドが広い業者と狭い業者の違い
取引コストに与える影響
海外FXのスプレッドとは、通貨ペアの売値(Bid)と買値(Ask)の差のことです。
スプレッドは、トレーダーにとって直接的な取引コストとなります。
スプレッドが取引コストに与える影響は、以下の通りです。
スプレッド | 1lotあたりのコスト | 年間100lot取引した場合のコスト |
---|---|---|
0.5pips | 500円 | 50,000円 |
1.0pips | 1,000円 | 100,000円 |
2.0pips | 2,000円 | 200,000円 |
上記の表から分かるように、スプレッドが0.5pips広がるだけで年間の取引コストが5万円増加する可能性があります。
特にスキャルピングやデイトレードなど、頻繁に取引を行う場合は注意しましょう。
スプレッドが広い業者と狭い業者の違い
海外FX業者によって、スプレッドの広さは大きく異なります。
スプレッドが狭い業者の特徴は、以下の通りです。
- 取引手数料がかかる場合がある
- ボーナスやキャンペーンが少ない傾向にある
スプレッドが広い業者の特徴は、以下の通りです。
- 取引手数料が無料の場合が多い
- ボーナスやキャンペーンが多い傾向にある
具体例は、以下の通りです。
※あきらさんに聞く。Exness 狭くてボーナスなし、BigBossややひろでボーナス豪華で載せていいか。
上記の比較からスプレッドが狭い業者は、取引コストを重視するトレーダーに適していることがわかります。
スプレッドが広めの業者は、ボーナスを活用して取引資金を増やしたいトレーダーに向いているでしょう。
単純にスプレッドの広さだけでなく、取引手数料などを含めて海外FX業者を選ぶのが大切です。
海外FXと国内FXのスプレッド比較
海外FXと国内FXのスプレッドを比較します。
内容は、以下の通りです。
- 変動制と固定制の違い
- 単位の違い
- 口座タイプによる違い
変動制と固定制の違い
海外FXと国内FXのスプレッドの違いは、変動制か固定制かにあります。
スプレッドの違いと、メリット・デメリットは以下の通りです。
項目 | 海外FX | 国内FX |
---|---|---|
スプレッド | 変動制が主流 | 固定制が主流 |
メリット | 市場が安定している時は狭いスプレッドで取引可能 | 常に一定のスプレッドで取引可能 |
デメリット | 市場が不安定な時スプレッドは広がる可能性がある | 市場が不安定でもスプレッドは変わらない |
海外FXではドル円のスプレッドが1pips未満でも、経済指標発表時などに3pips以上に広がる可能性があります。
国内FXでは固定のスプレッドを提供しているため、経済指標発表時などでもスプレッドが高くなりません。
スキャルピングやデイトレードを行う場合は、海外FXの方が向いているでしょう。
長期的な取引をする場合は、国内FXの安定したスプレッドを選ぶのがおすすめです。
単位の違い
海外FXと国内FXでは、スプレッドを表す単位が異なります。
- 海外FX:pips
- 国内FX:銭(円を含む通貨ペアの場合)
単位の違いと円の換算方法は、以下の通りです。
通貨ペア | 1pips | 1銭 |
---|---|---|
USDJPY | 0.01円 | 0.01円 |
EURUSD | 0.0001ドル | 0.01円 |
GBPUSD | 0.01円 | 0.01円 |
海外FXでは、全ての通貨ペアでpipsを使用します。
国内FXでは円を含まない通貨ペアの場合「ポイント」など、銭以外の単位を使用する場合があるので覚えておきましょう。
口座タイプによる違い
海外FXと国内FXは、提供される口座タイプに違いがあります。
項目 | 海外FX | 国内FX |
---|---|---|
口座タイプ | 複数(スタンダード・ECN・ゼロ口座など) | 通常1種類 |
スプレッドの幅 | 口座タイプによって異なる | 基本的に一定 |
取引手数料 | 口座タイプによって異なる(無料or有料) | 通常無料 |
国内FXでは口座タイプの違いはほとんどなく、通常は1種類の口座で固定スプレッドを提供しています。
一方、海外FXは複数の口座タイプを用意しており、スプレッドが狭い口座を用意している業者が多いです。
例えばXMTradingのKIWAMI極口座やExnessのロースプレッド口座では、狭いスプレッドを提供しています。
海外FXは口座の選択肢が多く、自分の取引スタイルに合わせて口座を選択可能です。
通貨ペア別スプレッドが狭い海外FX業者
海外FXでは、取引する通貨ペアによってスプレッドが異なります。
主要な通貨ペアのスプレッドを海外FX業者ごとに比較し、それぞれの特徴を解説します。
- ドル円の取引コストが狭いおすすめ海外FX業者
- ユーロドルの取引コストが狭いおすすめ海外FX業者
- ポンド円の取引コストが狭いおすすめ海外FX業者
- ゴールドの取引コストが低いおすすめ海外FX業者
ドル円の取引コストが狭いおすすめ海外FX業者
ドル円(USD/JPY)は、最も人気のある通貨ペアです。
ドル円のスプレッドが狭い5社の海外FX業者を比較した表は、以下の通りです。
業者名 | USDJPY | 取引手数料 |
---|---|---|
ThreeTrader | 0.0pips | あり(片道2USD) |
Exness | 0.0pips | あり(3.5USD) |
HFM | 0.1pips | あり(1,000通貨あたり0.03ドル) |
FXGT | 0.1pips | あり(片道3USD) |
AXIORY | 0.5pips | あり(片道3USD) |
ThreeTraderとExnessはスプレッドが0.0pipsと狭いことから、ドル円の取引で人気が高いです。
スキャルピングやデイトレードを行うトレーダーにおすすめと言えるでしょう。
ユーロドルの取引コストが狭いおすすめ海外FX業者
ユーロドル(EUR/USD)が狭い海外FX業者は、以下の通りです。
業者名 | EURUSD | 取引手数料 |
---|---|---|
ThreeTrader | 0.0pips | あり(片道2USD) |
Exness | 0.0pips | あり(3.5USD) |
HFM | 0.0pips | あり(1,000通貨あたり0.03ドル) |
FXGT | 0.1pips | あり(片道3USD) |
TitanFX | 0.2pips | あり(3.5USD) |
ThreeTraderとExness・HFMはスプレッドが0.0pipsと狭いことから、ユーロドルの取引で人気が高いです。
ユーロドルは、全体的にスプレッドが狭い傾向にあります。
ポンド円の取引コストが狭いおすすめ海外FX業者
ポンド円(GBP/JPY)は、比較的ボラティリティ(価格変動)が高い通貨ペアです。
ポンド円のスプレッドが狭い海外FX業者は、以下の通りです。
業者名 | GBPUSD | 取引手数料 |
---|---|---|
ThreeTrader | 0.0pips | あり(片道2USD) |
HFM | 0.0pips | あり(1,000通貨あたり0.03ドル) |
Exness | 0.1pips | あり(3.5USD) |
FXGT | 0.2pips | あり(片道3USD) |
Tradeview | 0.5pips | あり(5USD) |
ThreeTraderとExnessはスプレッドが0.0pipsと狭いことから、ポンド円の取引で人気が高いです。
ポンド円は、全体的にスプレッドがやや広めの傾向にあります。
ゴールドの取引コストが低いおすすめ海外FX業者
ゴールド(XAU/USD)のスプレッドが狭い海外FX業者は、以下の通りです。
業者名 | XAUUSD | 取引手数料 |
---|---|---|
ThreeTrader | 0.0pips | あり(片道2USD) |
HFM | 0.03pips | あり(1,000通貨あたり0.03ドル) |
Tradeview | 1.21pips | あり(5USD) |
FXGT | 1.4pips | あり(片道3USD) |
AXIORY | 1.9pips | あり(片道3USD) |
ThreeTraderはスプレッドが0.0pipsと狭いことから、ゴールドの取引で人気が高いです。
ゴールドは、他の通貨に比べてスプレッドが広い傾向にあります。
海外FXのスプレッドをリアルタイムで確認する方法
海外FXのスプレッドは常に変動しているため、リアルタイムで確認しましょう。
スプレッドをリアルタイムで確認する方法は、以下の通りです。
- MT4・MT5での確認方法
- 各海外FX業者のウェブサイトでの確認方法
MT4・MT5での確認方法
MT4とMT5は、多くの海外FX業者が採用している人気の取引ツールです。
MT4・MT5でスプレッドを確認する方法は、以下の通りです。
- MT4またはMT5にログインする
- 気配値表示のウィンドウを開く
- 表示されている通貨ペアの「Bid」と「Ask」の差を確認する
MT4・MT5での主要通貨ペアのスプレッド表示例は、以下の通りです。
通貨ペア | Bid | Ask | スプレッド |
---|---|---|---|
USDJPY | 110.123 | 110.128 | 0.5pips |
EURUSD | 118,123 | 118,128 | 0.5pips |
GBPJPY | 152.345 | 152.355 | 1.0pips |
XAUUSD | 1785.45 | 1785.65 | 20pips |
BigBossやXMTradingなどの人気海外FX業者は、MT4・MT5に対応しているのでおすすめです。
各海外FX業者のウェブサイトでの確認方法
多くの海外FX業者は、公式サイトでリアルタイムのスプレッドを公開しています。
公式サイトで確認できるため、取引をしている海外FX業者で確認しましょう。
またリアルタイムのスプレッド情報だけでなく、過去のスプレッドも確認できることが多いです。
スプレッドをリアルタイムで確認する際の注意点は、以下の通りです。
- 市場の流動性が低い時間帯(早朝や深夜)はスプレッドが広がりやすい
- 重要な経済指標発表前後はスプレッドが急激に変動する可能性がある
- ゴールドなどの商品はスプレッドが広い傾向にある
- ECN口座で表示されるスプレッドが狭くても取引手数料がかかる場合がある
上記の注意点を理解して、取引前にリアルタイムのスプレッドを確認しましょう。
特に短期売買を行う場合は、スプレッドの変動が利益に大きく影響します。
よくある質問
海外FXのスプレッドに関して、よくある質問と回答を紹介します。
- 海外FXのスプレッドはなぜ変動するのですか?
- 海外FXでスプレッドがゼロの口座はありますか?
- 海外FXのスプレッドは国内FXより広いですか?
- 海外FXでのビットコインのスプレッドはどうですか?
海外FXのスプレッドはなぜ変動するのですか?
海外FXのスプレッドが変動する主な理由は、以下の通りです。
- 市場の流動性の変化
- 経済指標の発表
- 政治的なイベント
- 取引量
特に経済指標の発表の際は相場が大きく変動するため、注意しましょう。
海外FXでスプレッドがゼロの口座はありますか?
海外FXでは、ThreeTraderのRaw ゼロ口座のスプレッドが0,0pipsです。
海外FX業者のスプレッドが低い口座は、取引手数料がかかるので注意しましょう。
スプレッドが低い業者の取引手数料は、以下の通りです。
- ThreeTrader(Raw ゼロ口座):片道2USD
- HFM(ゼロ口座):1,000通貨あたり0.03ドル
- FXGT(ECN口座):片道3USD
取引手数料が発生するため、実質的なコストはゼロになりません。
海外FXのスプレッドは国内FXより広いですか?
一般的に、海外FXのスプレッドは国内FXよりも広い傾向にあります。
しかし、口座タイプや取引条件によってはスプレッドが狭いケースも多いです。
海外FX業者は変動制のスプレッドを採用しているケースが多いため、時間帯によってスプレッドが違います。
公式サイトなどで確認するのがおすすめです。
海外FXでのビットコインのスプレッドはどうですか?
ビットコイン(BTC/USD)のスプレッドは、通常の通貨ペアよりも広い傾向にあります。
主要な海外FX業者のビットコインのスプレッドは、以下の通りです。
- ThreeTrader:0.0pips
- BigBoss:189pips
- XMTrading:190pips
ビットコインのスプレッドは市場の状況によって大きく変動するため、取引前に必ず公式サイトでスプレッドを確認しましょう。
まとめ
本記事では、海外FX業者のスプレッドについて解説しました。
最後に、記事の要点をまとめます。
- 口座タイプによってスプレッドが違う
- 最小スプレッドと平均スプレッド
- 実質的なスプレッドは、取引手数料も考慮する
- 経済指標発表時などのスプレッドは変動しやすい
- 海外FXは変動制スプレッド
- 国内FXは固定制スプレッド
MT4・MT5や各業者の公式サイトで、リアルタイムのスプレッドの確認が重要です。
スキャルピングやデイトレードを行う場合は、狭いスプレッドと高い約定力を持つ海外FX業者を選びましょう。
取引コストを抑え、利益を最大化できるのでおすすめです。