FXGTのスプレッドが広い?他社との比較や広がる時間帯も紹介

FXGTは口座タイプによって異なるスプレッドを提供しており、特にプロ口座とECN口座は業界最狭水準に近い値を実現しています。

スキャルピングやデイトレードなどの短期取引では、取引コストがどれくらいかかるのか正しく理解しておかなければ、手数料で大きな損失を受けてしまいます。

この記事ではFXGTの銘柄・口座タイプごとのスプレッド一覧や他社比較、注意点などを紹介します。

目次

FXGTのスプレッドの基本情報

FXGTのスプレッドに関する基本的な情報を紹介していきます。

前もって知っておくべき知識は以下の通りです。

基本情報
  • FXGTは変動スプレッド制
  • FXGTのスプレッドは口座タイプによって異なる
  • FXGTのスプレッドが広がる時間帯

それぞれ順番に見ていきましょう。

FXGTは変動スプレッド制

FXのスプレッドには「固定スプレッド」と「変動スプレッド」の2種類あり、FXGTでは「変動スプレッド」を採用しています。

変動スプレッドとは、スプレッドが変化する仕組みのことを言います。

もともと、FX取引は非常に流動的であるため売値と買値の差額であるスプレッドも大きく変動します。

非常に狭いスプレッドで取引できることもありますが、スプレッドが開きすぎると大きな損失になる可能性もあります。

FXGTは変動スプレッド制を採用しているため、相場状況によって常に拡大縮小しています。

FXGTでは取引するタイミングによってコストも異なるので、時間帯や状況を見極めながら取引しましょう。

FXGTのスプレッドは口座タイプによって異なる

FXGTには、「スタンダード+口座」「プロ口座」「ミニ口座」「Crypto Max口座」「ECN口座」の4種類の口座タイプがあり、各口座タイプによってスプレッドは異なります。

具体的な各口座タイプのスプレッドは以下の通りです。

スクロールできます
通貨ペアミニ口座スタンダード+口座Crypto Max口座プロ口座ECN口座
USD/JPY1.4pips1.3 pips0.9 pips0.2 pips
EUR/USD1.2 pips1.1 pips0.7 pips0.2 pips
BTC/USD1.587 pips1.502 pips1.502 pips831 pips287 pips
XAU/USD3.0 pips2.3 pips1.5 pips2.5 pips
USOil15.0 pips4.0 pips3.0 pips1.0 pips
US30280 pips230 pips134 pips80 pips

なお、ミニ口座・スタンダード+口座・Crypto Max口座・プロ口座は取引手数料が無料で、ECN口座のみ1ロットあたり6ドルの手数料がかかります。

最大限スプレッドを抑えて取引したい方は、プロ口座をおすすめします。

FXGTのスプレッドが広がる時間帯

FXGTは変動スプレッド制であるため、時間帯によってスプレッドが拡大します。

特に拡大しやすい時間は早朝6時で、この時間帯の取引は出来高や流動性が非常に低く、スプレッドも大きく取引コストがかかるため、控えたほうが良いでしょう。

また週末土曜日や週明け月曜日の早朝6時は、特にスプレッドが広がりやすくなっています。

スプレッドが拡大することによって、価格が設定していた損切りラインに到達して決済されてしまうことも十分に考えられるため、早朝6時は危険な時間帯です。

FXGTのスプレッド一覧

FXGTで取引できる商品は以下の通りです。

為替通貨ペア

以下は為替通貨ペアのスプレッド一覧です。

スクロールできます
通貨ペアミニ口座スタンダード+口座プロ口座ECN口座
USD/JPY2.1pips1.9 pips0.5 pips0.1 pips
AUD/USD2.4 pips1.8 pips0.9 pips0.6 pips
EUR/GBP2.6 pips2.2 pips1.3 pips0.1 pips
NZD/USD2.6 pips2.3 pips0.9 pips0.5 pips
EUR/USD1.9 pips1.6 pips0.4 pips0.1 pips
GBP/USD2.9 pips1.7 pips0.5 pips0.2 pips

為替のメジャー通貨ペアは流動性が高い傾向があるため、他の通貨ペアに比べてスプレッドは狭めです。

エネルギー

スクロールできます
銘柄スタンダード+口座プロ口座ECN口座ミニ口座
USOil4pips3 pips1 pips15 pips
UKOil5pips5 pips4 pips11 pips
NGAS57pips25 pips25 pips37 pips

エネルギーCFDのスプレッドは以下の通りです。

ECN口座では、1ロットあたり往復6ドルの手数料が課されます。

表内の数値は、取引手数料を含まないポイント単位の最小スプレッドです。

株価指数

FXGTでは8種類の株価指数CFDを取引可能です。

FXGT株価指数CFDのスプレッドは、以下の通りです。

スクロールできます
銘柄スタンダード+口座ミニ口座プロ口座ECN口座
US3023pips28 pips13.4 pips8.3 pips
US10012.2 pips19 pips10.9 pips7.9 pips
US5005 pips5 pips4 pips3.8 pips
JP2250.6 pips1.3 pips0.4 pips0.6 pips
UK10024 pips27 pips22 pips10.4 pips
GER4032.5 pips35 pips32 pips7.4 pips
FRA4036.2 pips39.5 pips34.1 pips20.6 pips
AUD20022 pips22 pips12.5 pips8.4 pips

貴金属(ゴールド・シルバー)

FXGTの貴金属CFDでは、ゴールド(XAUUSD)、シルバー(XAGUSD)を最大1000倍のレバレッジで取引できます。

それぞれの最小スプレッドは以下の通りです。

スクロールできます
銘柄名スタンダード+口座ミニ口座プロ口座ECN口座
XAUUSD2.3pips3 pips1.5 pips2.5 pips
XAGUSD2.5 pips4.5 pips2.2 pips2.2 pips

仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム等)

スクロールできます
通貨ペアミニ口座スタンダード+口座プロ口座ECN口座
BTC/USD22pips20 pips9 pips2 pips
ETH/USD2.2 pips1.8 pips1.09 pips0.75 pips
BTC/JPY3200 pips3235 pips1805 pips582 pips
LTC/USD0.145 pips0.148 pips0.124 pips0.061 pips
BCH/USD0.35 pips0.3 pips0.21 pips
ETH/BTC0.000032 pips0.000031 pips0.000005 pips

仮想通貨の短期レバレッジ取引では狭いスプレッドを実現するために流動性の確保が欠かせません。

主要な仮想通貨と法定通貨でクロス銘柄を充実させていることが、FXGTの特徴の一つです。

FXGTのスプレッドを他社と比較

FXGTの各口座タイプのスプレッドを他社の海外FX業者と比較します。

スタンダード+口座のスプレッド比較

FXGTと他社のスタンダード口座のスプレッドを比較します。全ての口座タイプで取引手数料は無料です。

スクロールできます
海外FX業者ドル円ユーロドル
FXGT2.6pips2.2 pips
XMTrading2.7 pips2.1 pips
BigBoss2.1 pips1.8 pips
Exness2.2 pips1.4 pips
TitanFX1.5 pips1.4 pips
AXIORY1.4 pips1.2 pips

FXGTのスタンダード+口座は、XMTradingに次いでスプレッドが広いです。

AXIORYとの比較では、ドル円とユーロドルともに約85%の増加が見られます。

スキャルピングでは取引量が多くなるため、このスプレッド差はAXIORYよりも多額の取引コストを支払うことを意味します。

プロ口座のスプレッド比較

FXGTのプロ口座と同様に、取引手数料が無料であり、スプレッドが低い他社の口座タイプとの取引コストを比較します。

スクロールできます
海外FX業者ドル円ユーロドル
FXGT プロ口座1.7pips1.2pips
XMTrading KIWAMI極口座1.6pips1.3pips
Exness プロ口座1.4pips0.8pips

Exnessのプロ口座は業界最狭水準のスプレッドで知られています。

一方、FXGTのプロ口座もこの水準に近づける位置にあり、スプレッドの面で充分な競争力を持っていると評価できるでしょう。

ECN口座のスプレッド比較

FXGTのECN口座と同様に、取引手数料が有料であり、スプレッドが低い他社の口座タイプとの取引コストを比較します。

スクロールできます
海外FX業者ドル円ユーロドル
FXGT ECN口座1.2pips1.3 pips
XMTrading ゼロ口座1.6 pips1.3 pips
BigBoss プロスプレッド口座1.6 pips1.7 pips
Exness ゼロ口座1.1 pips0.9 pips
TitanFX ブレード口座1.1 pips1.1 pips
AXIORY ナノ口座1.3 pips0.7 pips

ECN口座の取引コストは、Exness・TitanFX・AXIORYと比べて若干不利ですが、XMTradingとBigBossよりは有利です。

Exnessのゼロ口座は業界最低水準の取引コストで知られており、FXGTのECN口座も近い水準にあるため、取引コストにおいて競争力があると言えます。

FXGTのスプレッドに関する注意点

FXGTのスプレッドに関して注意すべき点を紹介します。

ドル円のスワップフリーはプロ口座のみ

FXGTのドル円(USD/JPY)では、口座タイプのうちプロ口座でのみスワップフリーが適用されます。

プロ口座以外の口座タイプでは、共通のスワップポイントが発生するので注意してください。

プロ口座ではスワップフリーの適用期間中は、マイナススワップによる不要なポジション持ち越しコストが発生しません。

金利状況によっては、マイナススワップはポジション損益への影響が大きくなるため、ドル円でスイングトレードを行う方には、スワップフリーが適用されるプロ口座がおすすめです。

スプレッドは広いがボーナスは豊富

FXGTはスプレッドが広い分、ボーナスキャンペーンが豊富です。

FXGTのミニ口座やスタンダード+口座・Crypro Max口座は他社よりもスプレッドが広めに設定されていますが、ボーナスキャンペーンが豊富であるため、大きな利益が見込まれます。

具体的なボーナスキャンペーンは以下の通りです。

スクロールできます
ボーナス内容
新規口座開設ボーナスFXGT公式サイトで新規口座開設すると20000円分のボーナスが付与される。
100%ウェルカム入金ボーナス入金した額の100%分のボーナスがもらえる(ミニ口座・スタンダード+口座・Crypto Max口座限定)
ロイヤリティ入金ボーナス入金額に応じて最大50%分のボーナスがもらえる。
緊急開催されるボーナス相場変動やイベントに応じて、緊急ボーナスやキャッシュバックがもらえる。

ボーナスにも注目して、少ない資金で大きな利益を狙っていきましょう。

ECN口座のみ取引手数料がかかる

FXGTのECN口座はボーナスがない代わりに狭いスプレッドを提供しています。

FXGTのECN口座は「スプレッド+取引手数料(往復6ドル)」かかるため、スプレッドと取引手数料両方を計算して比較するようにしましょう。

スタンダード+口座と比べても60%~70%ほどのスプレッド(取引手数料を含む)でトレードすることが出来ます。

FXGTのスプレッドに関するよくある質問

FXGTのスプレッドに関するよくある質問と回答を紹介します。

リアルタイムのスプレッドはどこで確認しますか?

FXGTのリアルタイムスプレッドは、MT4/MT5で確認できます。

MT4では気配値表示画面上で右クリック後、「スプレッド」を選択すると気配値画面内の右側にスプレッドの列が追加されます。

FXGTは他の海外FX業者(XMTarding、exness)と比較してスプレッドが狭いと評判ですか?

FXGTは口座タイプによっても異なりますが、比較的狭いとは言えません。

ただし、ボーナスキャンペーンや取引環境が非常に充実しているため、取引コスト以上に大きな利益を狙うことができます。

FXGTのミニ口座のスプレッドの特徴を教えてください。

FXGTのミニ口座のスプレッドは、FXGTの全口座の中で最も広いです。

取引コストを抑える目的で選ぶ理由はありませんが、少額取引に適した口座タイプのため、取引コストを重視して利用するものではないことがポイントです。

ミニ口座は、100通貨でのリアルトレードの練習やEA(自動売買)のフォワードテストに適しており、損失を最小限にできる口座タイプです。

また、15,000円分の口座開設ボーナスと最大143万円分の入金ボーナスの対象口座でもあります。

まとめ

本記事では、XMの銘柄・口座タイプごとのスプレッド一覧や比較、注意点などを紹介しました。

FXGTのスプレッドは口座タイプによって異なりますが、全体を通して広く設定されています。

ただし、FXGTはボーナスキャンペーンや取引環境が非常に充実しています。

FXGTが提供する豊富なサービスを上手く活用して、大きな利益を狙っていきましょう。

この記事を書いた人

BigBoss Mediaは、Prime Point LLCが運営する金融メディアです。サイト内コンテンツの執筆・編集はすべてPrime Point LLCのスタッフチームである「BigBoss Media 編集部」が行っています。各ブローカーの公式サイト情報やSNSによる現役トレーダーの発信などをもとに、最新かつ信頼性の高い情報発信を心がけています。

目次