XMTradingの口座タイプには、スタンダード口座、マイクロ口座、ゼロ口座、KIWAMI極口座の4種類があります。
各口座で取引条件やボーナスの有無などが異なるため、特に海外FXを初めて利用する方であれば迷ってしまうかもしれません。
そこで、本記事ではXMTradingの目的別おすすめの口座タイプの紹介や、確認方法・変更方法などを解説していきます。
XMで口座開設する際は、自身のトレード法や目的、レバレッジ、取引コストなどに合った口座タイプを選択することが重要です。
XMTradingの口コミ・評判については、以下記事を参考にしてください。
XMTrading(エックスエム)の口座タイプ(全4種類)の特徴を紹介
XMTradingの口座タイプは全部で4種類あります。
以下では各口座タイプの特徴をそれぞれ解説していきます。
スタンダード口座の特徴
特徴 | 概要 |
---|---|
口座の基本通貨 | USD/EUR/JPY |
1ロットの通貨単位 | 10万通貨 |
スプレッド | 1.9pips~ |
レバレッジ | 最大1,000倍 |
スワップ | あり |
取引手数料 | なし |
ロット数(最小/最大) | 0.01ロット/50ロット |
最大保有ポジション | 200ポジション |
ボーナス | 口座開設ボーナス 入金ボーナス ロイヤルティプログラム |
XMTradingのスタンダード口座はXMTradingで定番の口座タイプです。
全てのボーナスキャンペーンの対象となり人気が高く、最も開設数が多い口座タイプとなっています。
最大1000倍のレバレッジ取引に対応しており、取引手数料もかからないため、初心者から上級者まで利用しやすい口座です。
しかし、スプレッドが広い点がデメリットとなります。
マイクロ口座の特徴
特徴 | 概要 |
---|---|
口座の基本通貨 | USD/EUR/JPY |
1ロットの通貨単位 | 10万通貨 |
スプレッド | 1.9pips~ |
レバレッジ | 最大1,000倍 |
スワップ | あり |
取引手数料 | なし |
ロット数(最小/最大) | 0.01ロット/50ロット |
最大保有ポジション | 200ポジション |
ボーナス | 口座開設ボーナス 入金ボーナス ロイヤルティプログラム |
XMTradingのマイクロ口座は、スタンダード口座と類似している口座タイプですが、「取引単位、最小ロット数、最大ロット数」に違いがあります。
マイクロ口座は、1ロットあたり1000通貨から取引可能な点が特徴です。
取引単位もMT4を使っていれば、0.01ロット10通貨から取引できるため、とにかくリスクを抑えて取引してみたい方におすすめです。
取引単位以外はスタンダード口座と同じサービスになっており、最大レバレッジは1000倍で入金ボーナスも利用可能です。
マイクロ口座は取引手数料もかからず、全口座タイプの中でも1番少ない額でトレードを始められることから、スタンダード口座よりも初心者向けの口座タイプとなります。
ゼロ口座の特徴
特徴 | 概要 |
---|---|
口座の基本通貨 | USD/EUR/JPY |
1ロットの通貨単位 | 10万通貨 |
スプレッド | 0.0pips~ |
レバレッジ | 最大500倍 |
スワップ | あり |
取引手数料 | 5ドル/1ロット |
ロット数(最小/最大) | 0.01ロット/50ロット |
最大保有ポジション | 200ポジション |
ボーナス | 口座開設ボーナス |
XMTradingのゼロ口座は、XMTradingの中で最もスプレッドが狭く設定されている口座です。
最小スプレッド0.0pipsからと非常に狭いですが、取引手数料が往復で10ドルかかる上に、入金ボーナスにも対応していません。
また、XMの口座タイプの中で唯一最大レバレッジが500倍と低い設定になっています。
ゼロ口座は、スキャルピングなどの短期トレーダーに向いており、自己資金のみで取引をしていくことから海外FX上級者におすすめの口座タイプです。
KIWAMI極口座の特徴
特徴 | 概要 |
---|---|
口座の基本通貨 | USD/EUR/JPY |
1ロットの通貨単位 | 10万通貨 |
スプレッド | 0.9pips~ |
レバレッジ | 最大1,000倍 |
スワップ | なし |
取引手数料 | なし |
ロット数(最小/最大) | 0.01ロット/50ロット |
最大保有ポジション | 200ポジション |
ボーナス | 口座開設ボーナス |
XMTradingのKIWAMI極口座は、スワップフリーでの取引が可能で、スプレッドが狭く取引手数料が発生しない点が大きな特徴です。
KIWAMI極口座では、メジャー通貨やゴールド、シルバーなど、一部厳選された商品がスワップフリーで取引できます。
マイナススワップによるコストがかかるリスクがないため、安心して長期保有での取引でも差益を狙えます。
また、XMTradingのスタンダード口座やマイクロ口座と比べてスプレッドが狭いため、トータルの運用コストは低く済みます。
ただし、入金ボーナスには対応していないため、自己資金で利益を上げる必要があることを理解しておきましょう。
XMTradingのおすすめ口座タイプ【目的別】
XMTradingの口座タイプでおすすめしたい口座はご自身の海外FX歴やトレードスタイルによって変わります。
以下では、XMTradingでおすすめの口座タイプを目的別に紹介するので、自分に適した口座タイプを探してください。
海外FX初心者におすすめ
海外FX初心者におすすめなXMTradingの口座タイプはマイクロ口座です。
マイクロ口座の1番の特徴は、1ロットの通貨単位が1000通貨であることです。
他の口座タイプは全て1ロット10万通貨なので、マイクロ口座であればポジションの価値が100分の1の状態でエントリーできます。
通貨単位が低い分、1度に大きな利益を生むことは難しいですが、同時に損失を減らすことも可能です。
また、口座開設ボーナス13000円や入金ボーナスにも対応しているため、無料で海外FXを始められる点もおすすめできる理由の1つです。
海外FX未経験者が始めやすい環境は整っているので、リスクを軽減しながら少額で始めたいという方はマイクロ口座がおすすめです。
レバレッジを重視する方におすすめ
レバレッジ重視の方におすすめなXMTradingの口座タイプはスタンダード口座です。
スタンダード口座は、最大レバレッジが1000倍で1ロットの通貨単位も10万通貨で取引できるため、大きな取引量でハイレバレッジ取引が可能です。
また、口座開設ボーナスや入金ボーナスに対応しているため、資金的な余裕をもってハイレバレッジ取引を楽しむことができます。
以上のことから、ハイレバレッジ取引をする上での環境が整っているので、レバレッジを効かせた取引を重視する方にはスタンダード口座がおすすめです。
取引コスト・スプレッドを重視する方におすすめ
取引コスト・スプレッドを重視する方におすすめなXMTradingの口座タイプはKIWAMI極口座です。
KIWAMI極口座はゼロ口座よりもスプレッドが広い設定になっています。
ただし、ゼロ口座は取引手数料がかかるため、トータルの運用コストで比較した場合はKIWAMI極口座の方が低くなります。
また、最大レバレッジは1000倍での取引が可能で、一部銘柄をスワップフリーで取引できるため、その他のスペックで比較してもゼロ口座より優れています。
以上のことから、取引コストやスプレッドを求める方にはKIWAMI極口座がおすすめです。
中長期間ポジションを保有した取引をしたい方におすすめ
数日から数週間、同じをポジションを所有したスイングトレードをしたい方におすすめなXMTradngの口座タイプはKIWAMI極口座です。
KIWAMI極口座ではスワップフリーで取引できる環境が揃っています。海外FXでは1日以上ポジションを保有していると「スワップポイント」と呼ばれる手数料が発生します。マイナススワップの通貨ペアを長期間保有していると、マイナススワップ額が大きくなってしまいますが、KIWAMI極口座ではマイナススワップを気にせず長期保有が可能です。
数週間から数ヶ月単位でポジションを保有しているスイングトレーダーはXMTradingで唯一スワップフリーが適用されるKIWAMI極口座がおすすめです。
XMTradingの口座タイプに関する注意点
以下ではXMTradingの口座タイプに関する注意点を解説します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
ゼロ口座・KIWAMI極口座は一部ボーナスがもらえない
ゼロ口座とKIWAMI極口座では、入金ボーナスや友人紹介ボーナスがもらえない上に、XMポイントも付与されません。具体的にもらえないボーナスは以下の通りです。
ボーナス | 内容 |
---|---|
入金ボーナス | 最大500ドルまで入金額の100%分を付与 最大10000ドルまで入金額の20%分を付与 |
友人紹介ボーナス | 友人1人紹介で最大35ドルの現金がもらえる |
ロイヤルティプログラム | 現金と取引クレジットに換金できる |
海外FX初心者の方が少ない資金でトレードを始めるために、XMTrading (エックスエムトレーディング)のボーナスは大きなメリットです。
トレードで安定して勝てるようになるまではスタンダード口座を利用し、毎月単位で利益を残せる目処がついてからKIWAMI極口座をメインにするのが良いでしょう。
ゼロ口座は仮想通貨がトレードできない
続いての注意点は「ゼロ口座は仮想通貨がトレードできない」ことです。
XMTradingは、2022年5月からビットコインなどの仮想通貨取引を再開しました。
この仮想通貨CFDはゼロ口座が対象外となっており、スタンダード口座、マイクロ口座、KIWAMI極口座でないとトレードすることができません。
仮想通貨を取引したい方は、スタンダード口座かマイクロ口座、KIWAMI極口座を選んで開設するようにしましょう。
なお、ゴールドや株価指数といったその他CFDはゼロ口座でも取引可能です。
口座タイプごとにシンボルが異なる
口座タイプごとにシンボルが異なることにも注意しましょう。
シンボルとは、XMTradingの取引ツールであるMT4やMT5の「気配値」に表示される各通貨ペアの表記形式のことです。
例えばドル円の場合、口座タイプによって以下のようなシンボル表記になります。
口座タイプ | シンボル表記 |
---|---|
スタンダード口座 | USDJPY |
マイクロ口座 | USDJPYMicro |
ゼロ口座 | USDJPY. |
KIWAMI極口座 | USDJPY# |
スタンダード口座は「USDJPY」のままですが、マイクロ口座は文字列の最後に「Micro」、ゼロ口座は文字列の最後に「. (ドットマーク)」、KIWAMI極口座は文字列の最後に「#」が入っています。
それぞれの口座タイプに合った通貨ペアを選択しないと、取引することができません。
シンボル表記が違うことで、「MT4による取引ができない」や「MT5でチャートが表示できない」というトラブルが多発しています。
取引したい通貨ペアのチャートを表示させる前には、口座タイプとシンボル表記が合致しているか確認するようにしましょう。
口座維持手数料が発生する
XMTradingはどの口座タイプでも、90日以上ログインや取引をしていない場合、口座維持手数料が発生します。
90日以上放置していると休眠口座扱いとなり、口座の残高から毎月5ドルの手数料が引かれてしまいます。
口座をしばらく利用しない場合は、出金手続きをしておくのがおすすめです。
XMTradingの口座タイプの確認方法
XMTradingの口座タイプの確認方法は、以下の通りです。
- XMのマイページにログインする
- 「マイアカウントの概要」で確認したい口座タイプをクリックする
- 「口座種別」から口座タイプを確認する
STEP 1:XMのマイページにログインする
XMTradingの口座タイプは、マイページ上で決められます。
まずは、公式サイト上からマイページへログインしましょう。
STEP 2:「マイアカウントの概要」で確認したい口座タイプをクリックする
ログイン後、マイページにある「マイアカウントの概要」で確認したい口座を選択します。
クリックすると、確認画面が表示されます。
STEP 3:「口座種別」から口座タイプを確認する
表示された確認画面で、口座種別の欄を見れば口座タイプの名前を確認できます。
スタンダード口座は「Standard」、マイクロ口座は「Micro」、ゼロ口座は「XMZero」と表記されています。
XMTradingの口座タイプの変更方法
XMTradingの口座タイプの変更方法は、以下の通りです。
- マイページにログインする
- 「追加口座開設」をクリックする
- 口座情報を入力して「リアル口座開設」をクリック
STEP 1:XMのマイページにログインする
XMTradingでは、開設済みの口座自体のタイプ変更はできません。
しかし、同じアカウントで最大8つまで口座を追加開設できるため、他の口座タイプを使いたい場合は新しく口座開設をしましょう。
追加の口座開設は、まずマイページへログインします。
STEP 2:「追加口座開設」をクリックする
ログインしたら、「追加口座開設」のボタンをクリックします。クリックすると、口座開設に必要な情報入力の画面になります。
STEP 3:口座情報を入力して「リアル口座開設」をクリック
口座情報を入力したら、「リアル口座開設」をクリックします。
なお、すでに持っている口座を有効化していないと追加口座の開設はできないため、あらかじめ有効化を済ませておきます。
XMTradingの口座タイプに関するよくある質問
XMTradingの口座タイプに関してよくある質問と回答を紹介します。
まとめ
- XMTrading(エックスエム)の口座タイプ(全4種類)の特徴を紹介
- XMTradingのおすすめ口座タイプ【目的別】
- XMTradingの口座タイプに関する注意点
- XMTradingの口座タイプの確認方法
- XMTradingの口座タイプの変更方法
本記事では、XMTradingでおすすめの口座タイプや確認・変更方法を紹介しました。
XMでは、口座タイプによってスプレッドの条件や、受け取れるボーナスが大きく異なります。
希望する取引スタイルによって、選ぶべき口座タイプも変わります。
各口座の条件や特徴をよく理解して、自分に合った口座を選ぶようにしましょう。