本日はECBとBOE
昨日のFOMCでは、
期待通りのタカ派的内容だったが、
ほぼ予想通りの内容でサプライズの部分はなかった。
そのため、事前にヘッジ売りで下がっていた米国株やユーロドル等は、
買い戻しに高く引けた。
本日はECB。
PEPP終了後に、どのようなスキームにするかを本日決めることになる。
大規模な量的緩和策を継続することには警戒感があるだろうが、
ある程度の継続は必要なので、基本的に緩和継続だろう。
しかし、欧州でもインフレ率の上昇が見られるようになってきており、
ラガルド総裁の立場はだんだん厳しくなっている。
BOEでは、政策変更はないだろう。
オミクロン株の影響で感染者が増えてきた。
しかし、来年2月の会合では利上げは確実視されている。
それをどの様に解釈するか。
クリスマス前とあって、
休日前にポジションを閉じる動きが出そうだ。
その意味では、これまでと逆方向の動きに注意か。